山崎康司のレビュー一覧
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バーバラ・ミント著の『考える技術・書く技術』の内容をかみ砕いて説明し、日本語文書に適した実践法としてまとめたビジネス・ライティングの入門書。読み手に伝えたいことをピラミッド構造として表現し、伝わりやすい表現として文章に落とし込む方法について説明されている。
どのように書くかの方法論もいくつか説明されているが、本書で一貫して述べられているのは「読み手の立場になって考える」という視点をもつべきだということである。ビジネス文書を書いて相手に伝えたいことがあるが、どう書いてよいかわからない...という状況がある。これは、そもそも相手の立場になって欲しい情報は何か?が明確でない状況に陥っているというのが、本書を読むことでよく理解でき、このような悩みをもつ人に勧めたい1冊である。 -
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「このスライドは何を伝えたいものなの?」
「このメッセージは結局どういう意味?」
「このスライドの重要な部分はどこ?」
ここ数ヶ月、社内の経営陣に向けた提案書を作成している中で上長から上記のような質問を受け、自身の提案書作成スキル向上の一助とするために読んだ本。
テキストライティングのみならず、パワーポイント等で図解しながら提案書を作成する方にとっても参考になる考え方だと思った。
おもに参考になった点は以下。
・資料を構成する前段階から「しりてが」といったあいまいな助詞を意識的に使わずにピラミッドを構成する
・主メッセージ(結論として言いたいこと)がうまく言語化できない場合はそれ以前の根拠やロジックそのもの、またはそれらの関連性に誤りがある可能性が高い
・主メッセージの体言止めの原則禁止
→何について言いたいのかはわかるものの、何を言いたいのかはわからないため -
Posted by ブクログ
グラフィック・データの扱い方
1枚のスライドに複数ある場合は、横並びにする。
データだけでなく、必ずそこから分かるメッセージを付記。
目次をつける。
各スライドに薄く小さく章見出しを入れて置く(ゴースト)
一番最後のスライドで感謝の気持ちを表すこともある。
★日本では、子どもがサッカーのドリブルを練習する際、コーンを立ててそこを抜けていくが、ブラジルでは実際のディヘンダーを立ててそこを抜けていく。
書く前に考える。
考えるプロセスを標準化する。
①読み手を理解する②メッセージを作る③メッセージを組み立てる。
①読み手を理解する:
読み手が目指す良い状況とは?現状とのギャップは?どんな疑問を読み手は抱くか。
②メッセージを作る
メッセージは一文簡潔明快明瞭か?
③メッセージを組み立てる
状況説明か、行動提案か、区別する
問題解決→解決案創出→行動計画という流れ。
問題解決でなぜなぜと探り、解決案創出でなぜなぜこれが優れているかを探り、行動計画でどうやってを示す。 -
Posted by ブクログ
●2026年2月28日、TikTokで松居一代さんのインタビュー動画がまわってきた。そこで松居一代さんを思い出して、本を探したけど10年以上前の本しかなくて古かったから、ジェミニに類似本を聞いたら、おすすめされた本のうち1冊。「リーン・イン」「ハードワーク/キャシー・松井→ない」「不屈の女/ココ・シャネル→ない」
そこでジェミニに「この本なかったよ?」と伝えたら、「もう1冊おすすめあります!」と言われて、この「バーバラ・コーコラン」の「サメの教え」をおすすめされた。
グラビティで話題にしてる人いるかな?と思ってキーワード「バーバラ」で検索したバーバラ違いでこの人の本について書いてる投稿を発見した。
「第2位:『考える技術・書く技術』バーバラ・ミント著(ダイヤモンド社)
なぜ会計士一年生に必要なのか
監査法人の一年生に「仕事で一番苦手なことは何ですか」と聞いてまわると、驚くほど多くの人が同じ答えを返す。
「調書を書くのが苦手です」「報告書のまとめ方が分からないです」「シニアに何を伝えたいのかが分からないと言われます」
会計士試験の勉強では、問いに対して決まった解答の形を書く訓練をする。しかし実務での「書く仕事」は、それとは根本的に異なる。
監査調書、クライアントへの質問メモ、発見事項の報告書、上司へのエスカレーションメール──これらすべてに共通して求められるのは「論理的に構造化された文章」だ。そして「論理的構造化」の世界的バイブルが、この本だ。
バーバラ・ミントの「ピラミッド原則」
著者のバーバラ・ミントは、マッキンゼーのコンサルタントとして「どうすれば複雑な情報を相手に正確に伝えられるか」という問いに向き合い続けた人物だ。その答えとして生み出したのが「ピラミッド原則(Pyramid Principle)」だ。
ピラミッド原則の核心は一言で言えば「結論から先に言え」だ。しかし、それだけではない。
結論(メインメッセージ)を頂点に置き、その下に「なぜそう言えるか」のキーポイントを3〜5個並べ、さらにその下に各キーポイントを支持するデータ・証拠・事実を配置する。この「ピラミッド型の構造」で情報を整理することで、読む人が瞬時に「何を言いたいのか」を理解できるようになる。
会計士の仕事は、本質的に「伝える仕事」だ。クライアントのビジネスや財務を理解し、リスクを評価し、その結論を適切な相手に適切な形で伝える。どんなに鋭い洞察を持っていても、それを伝えられなければ何の価値もない。」