あらすじ
経営戦略コンサルタント、外資系マネジャー必携のロングセラー『考える技術・書く技術』の訳者が20年にわたる指導経験をもとに書いた「圧倒的にわかりやすい」「仕事ですぐに使える」入門ガイド。論理的思考を展開する上での日本語ならではの落とし穴、実務上のコツを押さえれば、ビジネス文書もeメールも見違えるように上達する!
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Posted by ブクログ
ビジネス文書、論理的思考の基礎本。後輩に、文書は読み手の視点で書いてと指導したが、この本を読んで貰えば良いなと思った。
以下、引用。
ー日本語の主語のなさ、接続詞を気安く使えるなど、日本語特有の問題が、考える行為そのものの足を引っ張っている。これはそう感じてきた部分もあった。
ーメッセージ構成を文章上、一目でわかるように表現するには、文章を書き始める前に、伝えたい考えを明快に組み立てる必要がある
ー感謝の言葉にPDF。1日1回ピラミッド×4ヶ月のトレーニング。
Posted by ブクログ
ロジカルシンキングの初学者にはとてもおすすめできる。
既知のことかもしれないが、なぜそうであるのかが、単に理解しやすいだけでなく、本書を通じて自分なりに飲み込みやすいと感じた。
日本語の曖昧な表現、特に著者の言う「しりてが接続詞」については改めて気付かされたところもあった。
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本家の後にこちらを読みました。こちらの方がコンパクトにまとまってていてわかりやすく、より実践的だと思いました。日本人向けにハマるポイントを解説しているのも好感が持てます。
この文章も「しりてが」接続詞禁止ルールに従って書かないとと意識できました(笑)。
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「このスライドは何を伝えたいものなの?」
「このメッセージは結局どういう意味?」
「このスライドの重要な部分はどこ?」
ここ数ヶ月、社内の経営陣に向けた提案書を作成している中で上長から上記のような質問を受け、自身の提案書作成スキル向上の一助とするために読んだ本。
テキストライティングのみならず、パワーポイント等で図解しながら提案書を作成する方にとっても参考になる考え方だと思った。
おもに参考になった点は以下。
・資料を構成する前段階から「しりてが」といったあいまいな助詞を意識的に使わずにピラミッドを構成する
・主メッセージ(結論として言いたいこと)がうまく言語化できない場合はそれ以前の根拠やロジックそのもの、またはそれらの関連性に誤りがある可能性が高い
・主メッセージの体言止めの原則禁止
→何について言いたいのかはわかるものの、何を言いたいのかはわからないため
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文章力強化の教材として、会社の先輩から紹介され読む。「これはすでに知っているし、できている事」と自分では思っていたけれど、そうではなかったと、ようやく分かり始めた。
自分の作る文章を客観的に見ると、ここに書かれている注意すべき事がことごとくできていない。「知っている」のと、「できるようになる」事は、全く違う次元なのだと理解できた。(読んだだけでは分からなかったが、その先輩からの指摘ポイントを聞いて、自分のいけてなさを痛感した。
これから実践する上で、何度も読み返して確認したい教科書。
Posted by ブクログ
来年から社会人になるため、バーバラ・ミントの著書を読もうと手に取りましたが、評価を見ていると難しそうなので、手始めにこの本から入ろうと思い読み始めました。
メモを取りながら読み進めると、あっという間に2時間ほどで読み終えてしまいました。手が止まることがなく、充実した2時間半でした。これをきっかけにして次はバーバラの方も読んでみたいと思います。
これは感想なので、結論ファーストで簡潔な文章になっていないことをお許しください笑
Posted by ブクログ
AI時代だからこそ、文章力を体系的に高める必要があると考えた際に見つけた本です。
わかりやすく、新入社員への推薦にも適しているとのレビューを見て拝読しました。
中堅社員となった今、慣れによる思考停止や惰性が文章に表れがちであることに気づき、改善のきっかけを得られた点が良かったです。特に第4章(接続詞)は、日常業務のコミュニケーションや資料作成においても即活用できる内容だと思います。
分量は多くないものの、じっくり考えながら読み進める本であり、教科書に近い印象です。新入社員はもちろん、中堅層にとっても一読の価値がある一冊だと思います。
Posted by ブクログ
論理的思考を身につけ、仕事のコミュニケーションを改善したくて読んだ。
印象に残ったのは「まず問い(Q)を立てる」ことの重要性。考えるための“レール”がないと、思考が迷子になると気づいた。
また、「ピラミッド構造」で結論→根拠→具体例と整理する方法は、話の伝わりやすさにも直結する。自分の曖昧な思考を“見える化”できる点が役立ちそう。
論理的思考はセンスではなく型で鍛えられるというのが大きな学び。今後はOPQ分析を意識して、メールや会話でも問い→答え→根拠を意識してみたい。(感謝のPDF)
Posted by ブクログ
ざっくり、基本的に伝える時はロジックツリーの通りに伝えればOKみたいな感じだった気がする。
頭の中でロジックツリー描けてるかの方が重要そうな気はした。
Posted by ブクログ
バーバラ・ミントの方は挫折したが、こちらは内容が分かりやすくすらすら読めた。
OPQ分析を用いて読み手視点に立つことを習慣づける。
また、メールを書く際には「感謝の言葉にPDF」を意識し、1日1回ピラミッドを本気で続ける。
Posted by ブクログ
結構良かったです。
何が良かったとか言語化するのは難しいけど、ライティングって大事なんだろうなって気持ち。
(言語化できてないからライティングできてないですね)
Posted by ブクログ
自分が何を伝えたいかではなく、読み手のことを一番に考える。
読み手の疑問は何でその答えこそが、ビジネス文書で考えるべきメッセージ。
事実をグループ化し、その中から要約メッセージを作る。
要約メッセージとは同じグループ内のメッセージに共通する「特定の意味」を拾い出すもの。
メールの基本
「感謝の言葉にPDF」
①まずは日頃の感謝を述べる
②その後にP(Purpose Statement)目的文
主メッセージのこと。
③D(Detail)詳細
主メッセージの理由や判断根拠、内容説明、具体案など。
④F(Follow-Through)フォロースルー
結びにあたるもの。
今後のアクション
Posted by ブクログ
問い
ロジカルな人と思われるにはどうすればいいか
(ロジカル→話がわかりやすい→仕事ができる、説得力が増す)
答え
自分ではなく相手の関心や疑問に対して結論から答える
根拠
・仕事は相手があって成り立つ。お金がもらえる。
・忙しい相手は自分の関心があることしか聞かない。
・そもそも資料作成や説明は相手の疑問を解決するため、相手に動いてもらうために行う。
Posted by ブクログ
レポートやメールを分かりやすく簡潔に書くためのメソッド。ライティング用技術でありながら、書く前に自分の考えを整理することが出来る。
言ってることは簡単なので真似しやすい(ハウツー本で重要なところ)。さっそくピラミッドの練習をしてみたい。
著者の例文で腑に落ちないところはあるものの、目をつぶれば良い程度のことだと思う。
Posted by ブクログ
・前に会社の上司が「下位者に教える際の参考になる書籍がないかと思い、探して見つけた」と言っていた本
・内容は分かりやすく興味も持てるが、簡単な内容なので苦手意識があまりなければ優し過ぎる印象
・改めてインプットする機会という意味では良かった
Posted by ブクログ
読み手の立場で相手が知りたいことを端的に書こうとするべきと学んだ。OPQ分析 望ましい状況とその問題点、飲み手に対する答え主文のメッセージ
ピラミッド構造化は頭の中で即座にできるように、普段からトレーニングしたい。
Posted by ブクログ
バーバラ•ミントの『考える技術•書く技術』の訳者による日本人向けのジェネリック版的な本。
とはいえ、原著のエッセンスを日本人向けに平易な言葉で解説していることに加え、例文や実践のためのアドバイスなどが分かりやすいため、原著よりもタメになる。
Posted by ブクログ
■評価■
★★★✬☆
■■概要・感想■■
○ピラミッド構造を主軸として、文章の書き方について述べた本。
○導入編としてはいいと感じた。
○深掘りするところでは、書く技術・伝える技術のほうが、より具体例が多く個人的には好みだった。
○それでも入門書としては、十分に有用だと感じた。
Posted by ブクログ
備忘録
・読み手のOPQをを意識した文章を書く。
→読み手が目指すありたい姿、それに対する現状、gapが何故生まれるか、それを解決する手段
・メールの場合は感謝に加えたpdf。
感謝の言葉を述べる、メインメッセージ、詳細、今後のアクション
・ピラミッド構造は帰納法、演繹法でまとめる。
→帰納法の場合はなぜならば、演繹法の場合は前提が本当に正しいかを確認して、論理構造を確かめる
・しりてがは使用しない。しりてがではロジカルな接続ができない
→しりてが言葉はロジカル接続詞に置き換える
・ピラミッド構造のパターンを意識
→状況のwhy、方法のwhy、行動のhow、主題に対するhow、howに対するwhyの三段論法
Posted by ブクログ
プレゼンテーション、報告書、ビジネスで何らかの文書を書く。その機会があるなら読んでおくべき。
本書はピラミッド構造で、演繹法、機能法を図示して考える。また、OPQ分析、O:Objective 望ましい状況、P:Problem 問題(現状と望ましい状況のギャップ)、Q:Question 読み手の問題、A:Answer 文書の主メッセージ、で考える。これかが基本となる。
また、4つの鉄則がある。ここには書き出さないが特に「しりてが」接続詞は使わないは秀逸。確かに見た目は良いが意味がない。
Posted by ブクログ
バーバラミントの著作が原点であり有名ではあるが、内容が難しいと言われてることもあり先にこちらを読んでみた。平易な文章で書かれていて分かりやすいので、まずは本書を繰り返し読んで実践していきたい。
Posted by ブクログ
わかりやすくロジカルな文章を書くために、どんな手順が必要なのか全体像と共に、各手順のコツやポイントをわかりやすく示していた。
ピラミッドストラクチャーは構造を理解しているつもりだったが、まだ活用できるまで落とし込めていなかったと気づくことができるくらい、学びになった。次は実践できるようにしたい。
Posted by ブクログ
■文書を書くときは、読み手のことを第一に考える。
・複数人いる場合は、だれに焦点を当てるか?
・読み手が不安に思っていることは何か?
→その不安に答えることを第一に考えるを
・不安に思っていることがわからない場合は、OPQ分析を使う
Objective:望み(あるべき姿)
Problem:問題(現在の姿とあるべき姿のギャップ)
Question:疑問(問題の解決に向けて読み手が抱くであろう疑問点)
Answer:疑問点に対する答えがレポートの内容になる
・読み手が関心のないことを報告するときは、関心を惹くための工夫が必要
→関心のある内容から始めたり、関心のないことを伝えることがわかるような枕詞を入れる。
ロジカルシンキングワークブック
ロジカルシンキングのワークブック的書籍。
ロジカルシンキングを実践している人には若干物足りないかもしれません。
本家ロジカルシンキングと合わせて購入してつねに携帯出来るのは大変便利。
通勤電車でも片手で読めるのは本当に快適です。
どんどん電子書籍化してほしい。
Posted by ブクログ
・読み手が何に関心があるを想定して、文章を書きなさい。
・書きたいことを書いていては、伝えたいことが伝わらない。
・帰納で文章を仕上げ、演繹で伝える。
Posted by ブクログ
書く技術と言っても、つまるとこ考え方、思考法がすべてであるということ。その点を分かりやすく解説している。伝わる文章の書き方を教える本だけあって分かりやすい。
Posted by ブクログ
○OPQ分析で読み手の疑問を明らかに
○しりてが接続詞は使わない
○ビジネスでは帰納法でロジックを展開する
資料作成の際に気をつけるべきことを知ることができた。段落表現の大きめな行間は読みやすさに繋がると思うので、取り入れたい。また、感謝の言葉をはじめにいれることで、入りが柔らかくなるとおもうので、定型の言葉を考えたい。
Posted by ブクログ
■目的
思考や文書作成の”型”を覚えて、ゼロスタートをせず楽できるようにしたい。
■要旨
・社会人のレポートライティングには問題がある、それを学ぶ機会が無い
・相手の望んでいるものを考え、相手の立場で書く★ここがめっちゃ大事
■参考になった点
①考えるときの技術
・OPQA分析→相手のことを考えながら
O:望ましい状況(object)
P:問題(problem)
Q:読み手の疑問(problem)
A:答え・メッセージ(answer)
・体言止めの使い方について
○メールなどの見出しならオッケー
✕相手に伝えたいメッセージとしては NG
・曖昧言葉を使わない
早急に、増大、適切な、見直し、など。
②書くときの技術
・接続詞「しりてが」を無くする
・全てに主語を入れる
・曖昧言葉を無くする
③メールの技術
★感謝の言葉にPDF
P:主メッセージ
D:詳細
F:今後のアクション
でかく。Dは・を使った段落でもOK
==================
④報告の技術
これはこの本に記載されていたことではないが、知識として知っていたので書く
↓
CREC法(人に報告するときはこの順番がいいよ、という型)
C:結論(Conclusion)
R:そう考えた理由(Reason)
E:根拠(Evidence)
C:再度、結論(Conclusion)
■感想
こういった方は同じ目的でもいくつかあるが、とりあえずこの本で取り上げられたものを真似していきたいと思う。素早く使えるテクニック集としては有効。