小林町子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
服役中の元夫に悩まされているシングルマザーのモリー。祖父の牧場の牧童頭サムに祖父の病を知らされ、カリフォルニアからモンタナへ移り住む。祖父の深刻な病状、牧場の経営危機と問題は山積。サムを信頼する祖父の強い勧めと牧場の今後を考え結婚する2人。ゆっくり愛情を育み始めたが、サムの前科持ちが発覚、悪質な牧場への嫌がらせ、さらにサムに殺人の容疑がかかる。恩ある祖父を献身的に支え、モリーと彼女の息子達を心から愛するサムはとっても素敵。モリーは怒りっぽいけど、正しさに気付ける人なので、祖父譲りの頑固さも魅力的に思える。
事件の犯人は意外な人物だったし、最後の種明かしも面白かった(けど、FBI何しとったん?) -
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©︎1986年
8年越しの愛。ちょっと長い。
ヒロイン27才
ヒーロー多分37才?
ヒーローもヒロイン旦那が死亡したのを数年間知らないなんて、借金の清算して直ぐにわかる筈。
作者は何故8年なんて長過ぎる期間を考えたのか。
ヒロイン、ヒーローの屈折度合いが中々良い。故人以外に悪者がいないのも良い。ヒーローが何故初めヒロインを残して去ったのか疑問が残るけど面白かった。 -
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©︎1984年
奥手の秘書23歳
不動産会社社長30代前半。
独占欲満開のヒーローとヒーローを好きなのに認めない意地っ張りのヒロイン。
押せ押せかと思いきや、ツンデレでチョット意地悪なヒーロー。ヒーローの気持ちをことごとく誤解するヒロイン。
なかなか面白かった。 -
ネタバレ 購入済み
©︎1988年
弁護士ヒーローと元被告のヒロイン。
法廷で知り合った二人。
ヒーローが一目惚れと言うが、最後バタバタで終わった。ヒロインの伯父伯母がヒロインの相続財産をネコババな雰囲気は何も解決せず、どうせならヒーローに大岡越前よろしく裁いて欲しかった。 -
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©1987
オランダ人医師とイギリス人看護師
読んでいてじれったい!ポーカーフェイスにも程がある。
ベティの話で仮面夫婦は珍しいかも。
しかし、結婚してからも違う女の元に行く旦那は許せないし、行く意味が理解出来ない。途中眠くなりましたが、後半は面白かったです。 -
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おなじみのペニー・ジョーダン
毎度おなじみのペニー・ジョーダンでしたね。ヒロインが好きすぎて嫉妬のあまり暴言を吐く。お決まりのパッピーエンドなんだけど何故か読んでしまうんですよね
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©︎1984年
弟とヒロインを引き離す為ヒロインをヒーローが確保。やがてヒーローはヒロインに惹かれる。
HQで何度か読んだ事のある展開。
ヒーロー、ヒロイン共怒りっぽいのが気になった。 -
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とてももったいない作。
年下男の子3人と家をシェアしてる大学生ヒロインが、現れた家主(男の子の一人の兄)と出会う話。勝手に部屋を貸してた弟に家主ヒーローが文句言いしかもヒロインが紅一点なので冒頭ちょっと揉めて面白い滑り出し。ヒーローには長い付き合いの恋人がいて…って、まあ何となく先が読めて賑やかで楽しい雰囲気ではあるんだけど、何が残念かってヒーローが恋人をキープしつつヒロインとも良い感じになるところ。ヒロインは何故か日陰のお妾さんみたいに追及もしないし話も聞こうとしないという態度で性格描写と矛盾してる。結局、、最後までこのヒーローは付き合ってた恋人をどうしたのかハッキリさせてない。ずーっと二股っぽく、最後も放置、って
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©︎1979年
義理の兄妹。実は兄の方がヒロインにゾッコン。ヒロインはお兄様なのだからとイケない想いを捨て自立を模索。
好きな題材だけどヒロインが自立心旺盛すぎて素直でなく可愛くない。それに秘書?運転手?みたいなヒーローと同年の内気な青年も活かしきれず残念。
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ネタバレ 購入済み
©1991年
DNA鑑定が無い頃の話。
今ではまどろっこしいヒロインの苦悩もあり得ない。
それにしても、ヒーローは失恋の痛手とはいえ、別の女性と結婚生活を送っていたのはチョット。
あっと言う間に解決なのはページが足らないのかな? -
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Posted by ブクログ
ハッピーバレーシリーズ1冊目
この人の本は、チェリーブロッサムストリートシリーズが一番かな…
廃れた農村、アメリカも過疎地とかあるのかと。農地から一番近い町まで50キロとか、どんだけ広いんだ!と思う。いまいち、地理が掴めなかったのが敗因か。西部をイメージしてたんだけど、違うみたいだし。アメリカの田舎イコール南部or西部と連想しちゃったのが、のめりこめない理由かな。
んで、高校で先生が一人とか…そんなことできるのか!という気持ちとかね…
まわりのサイドストーリーがきっちり終わってないのも微妙。
詰め込みすぎて失敗してる感じ…
続きをよめばすっきりするのかなぁ? -
Posted by ブクログ
ネタバレ4人兄弟で紅一点のヒロインと警察官ヒーロー。
ヒロインは美人なので家族は悪い虫がつかないようにとても過保護にしている。それが煩わしくてたまらないヒロイン。
ヒーローはワーカホリック。周囲が心配して無理やり休暇を取らせるほどに。
そんな二人がひょんなことから南の島で出会い、恋に落ちた。
現実に戻ると恋は停滞して一時破局。結局復縁するまで2年かかる。
それは主にヒロインの未熟さが原因。目の前に貴重なものがあったのに、その価値が分からずもっといいものがあるかもと思ってしまった。その結果が家族やヒーローや自分を傷つけてしまった。
こういうのって現実でも起こりうることだよなあとしみじみしてしまいました。 -
Posted by ブクログ
モンタナの青い空の下、いま愛と感動のドラマが幕を開ける。祖父の余命が短いという知らせに、モリーは最後の日々をともに過ごすため、モンタナ州の牧場へ移り住んだ。そこで暮らすのは祖父ウォルトと、サム・ダコタという一人の流れ者―けっして過去を語ろうとしない、謎の男だった。衰弱していく自分に代わって牧場を切り盛りするサムに、祖父は全幅の信頼を置いているらしい。結婚に破れ、都会での暮らしに疲れ果てていたモリーは、美しい自然と家族の愛に癒されて生気を取り戻し、いつしかサムに心惹かれはじめる。だが折しもある勢力が、彼らの牧場を奪おうと動きだしていた…。
惹かれあっていたとしても、そうそう簡単に結婚はしないだ -
Posted by ブクログ
数々の賞に輝く大ベストセラー作家が描く、温かな心の絆。あなたがくれたぬくもりを、いつまでも感じていたい…。友人の結婚式のためバッファロー・バレーを訪れたマディは、傾きかけた食品雑貨店を衝動的に買い取った。ソーシャルワーカーの仕事で悲しい出来事に遭い、辞めようと思っていたところだったのだ。住民がこぞって新しい仲間を歓迎するなか、ジェブという牧場主だけは彼女と距離を置こうとした。彼は数年前に事故で片脚を失って以来、人を寄せつけないようにしているらしい。マディが宅配サービスを始め、彼の牧場を訪問するようになってからもその態度は変わらなかった―ある日猛吹雪に襲われ、二人きりで閉じこめられるまでは。