山口健太のレビュー一覧
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子供の頃、給食の時間が苦痛だった。外食も途中で気持ち悪くなって全く食べれないので好きじゃなかった。
元々お腹が弱く、食が細い、食べるのが遅い。そんな私にとって学校の給食音時間は苦痛でしかない。周りの目が気になって食べてる途中に飲み込めなくなり吐きそうになる。牛乳で流し込もうとするけど冷たいので今度はお腹が痛くなる。結局掃除の時間まで残されるけどそれでも食べれない毎日でした。逆に家では普通に食べれる。当時は会食恐怖症なんて知らなかったし名前もなかったのでは??
中学、高校と弁当になっても半分くらい残してたので健康診断では極度のやせすぎ変色は避けてしっかり食べましょうと毎回書かれていましたw
こ -
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外出する際、まず第一に考えるのが「吐いたらどうしよう」。
朝支度をしている時もその不安がずっと頭の片隅にある。
万が一吐いてしまっても大丈夫な場所であるかが、外出の際最優先に考慮しなければならないこと。 中でも一番不安を覚えるのは外食。
「残してはいけない」「早く食べきらなければ」など、いろんな不安が頭をかすめ、美味しいや楽しいという感情は一切消え、プレッシャーだけがひたすら重くのしかかる。
実際嘔吐したことはここ数年で一度もないのに、莫大な不安が立ちはだかり、日常生活に支障が出る。
こんな悩みを持っているのは自分だけじゃないんだと心が軽くなる一冊。
完全に治る兆しはないけれど、周りに同じ -
Posted by ブクログ
ネタバレ「偏食」は20品目未満しか食べられない。
「好き嫌い」は20品目以上食べられ、栄養面などで問題がないという事を知った。
偏食でも、特定のものだけを食べ過ぎて、1つの食品でお腹がいっぱいになり、結果的に他の食品は食べられなくなるなる事もある。
食べられなくなる「4つの理由」が書いてあった。
その中で、「時間と量の問題」がこどもの偏食の多くの原因だと言う事がわかった。「いつでも食べられる」「好きなものでお腹が満たされている子は、それ以外をたべる理由がない」
偏食の改善法で試せそうなのは、「好きな食べ物は食卓にあるけど、多過ぎないようにする。苦手なものも食べれるように工夫する」 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ自分の状態と重なる症状が多くて、読んでいて頷くのがとまりませんでした。
「不安になっても大丈夫」「残しても大丈夫」と思ってみることが大切。
結果が良くても悪くても、行動できた自分を褒めてあげる、という姿勢は、会食恐怖症の克服のためだけではなくて、自分で自分のことを大切にするという意味で大切なことだと思いました。
私は特にスジっぽい食べ物やお肉など、「喉に詰まってしまうんじゃないか」とドキドキしてきて飲み込みのタイミングが分からなくてずっと口の中に残ってしまっていつまでも食べ終えられなかったり、親しい友人であってもその日のコンディションによってはほとんど食べられなかったりします。
人と会話し -
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Posted by ブクログ
子どもの偏食に悩んで手にした。
本書を読んで、うちの子はいちおう食べられる食材が20以上あるから、偏食というほどのレベルではなくて、ただの好き嫌いなのか!という前向きな気づきはあった。
雑誌VERY2024.4月号で紹介されていて、図書で予約。
約1年前、同じ著者の本『食べない子が変わる魔法の言葉』を読んで、すごく参考になる!と思っていた。
食べない子どもたちを前に、こちらも読むことに。
自分の感想を読み返す。
相変わらず下の子は食べないものが多い。
上の子は1年前より食べられる食材は増えたが、相変わらず食べるのが遅い。
そして、夫の小言は1年前より増えている…。
子どもの年齢が上がるた -
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Posted by ブクログ
ネタバレ偏食の子供に対する対応のヒントが書かれていた。
・感覚過敏で偏食になる可能性がある。感覚的な問題による偏食を改善するために、とても大切なのは「好きな感覚」から広げること。
・大切なのは、好きな食べ物の量を減らすこと。食べられるものを増やすためには、今食べているものを減らすことが欠かせない。
特に偏食の場合、ご飯、パン、芋などの炭水化物類や、お菓子ジュースなど少量でも高カロリーのものを好む傾向にある。高カロリーな食品や脂質糖質が多い食品を食べると、脳では報酬系のホルモンが生まれ、満足感を得られるため、他のものを食べる気持ちがおきにくくなりる。少しずつ今好んで食べているものの量を減らすことが大切。