あらすじ
「嘔吐恐怖症」に徹底的に寄り添うはじめての本。気持ち悪くなるのがこわい、電車に乗れない、人とご飯に行けない、歯医者がこわいなど、「吐くのがこわくて」日常に支障をきたし、悩む人のための1冊。克服のための心の在り方やメソッドを解説。さらに、1日5分実践することで「こわい」が手放せるドリルつき!
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Posted by ブクログ
会食恐怖症と嘔吐恐怖症を持つものです。優しい文体で、読んでいてとても安心感を覚えました。心理学の本を読んで、20年間悩んでいた解が見つかり、本書に行き着きました。小さなステップでコツコツ克服するための良い教材だと思います。
Posted by ブクログ
外出する際、まず第一に考えるのが「吐いたらどうしよう」。
朝支度をしている時もその不安がずっと頭の片隅にある。
万が一吐いてしまっても大丈夫な場所であるかが、外出の際最優先に考慮しなければならないこと。 中でも一番不安を覚えるのは外食。
「残してはいけない」「早く食べきらなければ」など、いろんな不安が頭をかすめ、美味しいや楽しいという感情は一切消え、プレッシャーだけがひたすら重くのしかかる。
実際嘔吐したことはここ数年で一度もないのに、莫大な不安が立ちはだかり、日常生活に支障が出る。
こんな悩みを持っているのは自分だけじゃないんだと心が軽くなる一冊。
完全に治る兆しはないけれど、周りに同じような症状の人がいたらどう寄り添っていけばいいのか、参考になる情報が盛りだくさんだった。