アインシュタインのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
二十世紀を代表する物理学者であるアインシュタインとインフェルトが、専門的予備知識を持たない読者のために、現代物理学の全貌を平易に解説した万人のための入門書。
数式を用いず、巧みな比喩と明快な叙述によってmガリレイやニュートン以来の物理思想から相対性理論および量子論に説き及ぶ。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
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[ 内容 ]
二十世紀を代表する物理学者であるアインシュタインとインフェルトが、専門的予備知識を持たない読者のために、現代物理学の全貌を平易に解説した万人のための入門書。
数式を用いず、巧みな比喩と明快な叙述によって、ガリレイやニュートン以来の物理思想から相対性理論および量子論に説き及ぶ。
[ 目次 ]
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
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Posted by ブクログ
分かりやすい文章で紐解いていく物理学の変遷。
前巻の続きから、場と相対性、量子学が収められている。
本巻で述べられているのはそれぞれの理論の関連、光子論、量子といった実在の物質と離れていく理論になるため、理解が困難だった。
前巻では数式があまりに少なすぎると感じていたが、下巻においては数式があっても無くても理解度には影響しないような気がする。
何しろ出版が1939年で、おそらく原著はそれ以前であろうから今の物理学はこれ以上に発展しているだろう。
だが、その時点で既に量子力学が確立され、X線の回折が行われていることに驚いた。(改めて考えると、X線の回折を利用してDNAの構造が決定されたので年代的に問題は無いのだが・・・)
蛇足的な呟きとして、光スペクトルの「紫色光」が「菫色の光」と記述されているのが可愛らしかった。(赤色光はそのままだったが)
-以下、個人的なメモ-
まず、座標系を考えなければいけない。
あらゆる座標系で光の速度はいつも同じ。
エーテルが外界から切り離された箱によって全部運ばれる、まったく運ばれない、一部だけ運ばれる、という3つの説はすべて棄却されたため、エーテルは抹殺された。
その代わりに、空間が波動を伝播する物理的の性質を持っているという仮定がなされた。
一つの座標系では同時である二つの出来事が他の座標系では同時であるとは限らない。
光の速度はすべての座標系で一定である、という理論から、動いている時計と動いている棒は座標系によってリズムと長さを変化させる。
●相対性理論の見地からは、物体は光の速度より大きい速度を持つことはできない。
最も重い元素は最も複雑な構造をしていると考えられ、その崩壊によって放出される素粒子が放射能。
相対性理論では、エネルギーは質量を持っており、質量はエネルギーを表す。
物質はエネルギーが集中している場であり、それ以外はエネルギー密度の低い場である。すると、すべての空間は場で表すことができる。
X線回折は分子構造の隙間を小孔に見立てて、回折現象が起こること。
どの物理理論に対しても、その端緒となるのは観念や思考であって、公式ではない。
量子物理学は個々のものではなく、群集の確率をあらわす。
重要な進歩はいつも新しい問題を起こしてくる。 -
Posted by ブクログ
物理学の変遷。
物理学界の大家である2人による物理学入門書。
分かりやすいと評判だったが、翻訳を経てどうなっているか、と斜に構えていた私の先入観を吹き飛ばすほどの読みやすさだった。
著者らの目的とするところは、人間の心と観念の世界と現象の世界との関係を明らかにする試みの大要を述べようとした事である。
その為に決めた方針に沿って事実や理論を述べていくので当然省かれている箇所もあるだろう。だが、それはあくまで彼らの選んだ道に無かっただけであって、重要度とは関係ない。
本筋は、まず古典力学に始まり、熱、電気、磁気、波動、場までが上巻で語られる。
―以下、覚え書き。これだけでは分からない事は必至。―
力学では、力が大きさと向きをもつ、いわゆるベクトルで表し、全ての物理現象を力学的理論で表そうとする。
軽い物が早く進む慣性質量と、万有引力によって重い物が強く引かれる(秤の原理)重力質量が同じであること。
熱力学では、熱量と熱の強さ(温度)は同じ物ではない事。
ジュールの攪拌実験により運動エネルギーが熱エネルギーに変換される事が示された。
ブラウン運動がいつまでも続くのは、不可視な微小粒子(水分子)が常に動き回って巨大分子に衝突し続ける結果として視えるだけのこと。
光については、光素説と波動説があったが、十分に小さい穴/障害物を光線を当てると光の回折(上の場合に光が直線運動から外れる事)我みられた事により、波動説が主流となっている。
光の干渉(弱め合う、強め合う)の写真が載っていて分かりやすい。
波には縦波(ものが周りに振動を与える)と、横波(そのもの自身の回転によって生じるズレ)がある。縦波が場の平面状にあるのに対し、横波は場の平面に対し垂直面の波である。
エールステットの実験(針金の中に磁針を置く)から、変化する電場は磁場を伴う事、
ファラデーの実験(磁石の出し入れで誘導電流が発生する)から、変化する磁場は電場を伴う事が表された。
よって、この二つの場は共通するものであるだろう。
実験では、電流を切断する際に生じる火花は、電流の喪失→磁場の急激な変化→強い電位差、となって生じた現象。
すると、火花はエネルギーであり、磁場はエネルギー貯蔵庫の一つとしてみなさなければいけない。
以上の場の構造を示したのがマクスウェルの方程式。
マクスウェルの理論では、現在の場から極近い前後に何が起こるか予想し、その積み重ねで遠くの出来事を予測する。
それと比べてニュートンの理論では、二つのボールに働く力など、遠く離れた出来事を結び付ける大きな歩みが許される。
普通の電磁波と光波の相違は単に波長の違いのみ。
空間そのものが電磁波を伝える物理的性質を持っている、という考え方を受け入れるしかないようで、その言葉の意味には拘泥しないほうがいい。
・・・おそらく下巻でその空間について語られると期待。 -
Posted by ブクログ
科学者におけるアウトリーチ活動として、自分の専門を一般の人々(必ずしも専門ではない人)に書籍を通じて伝える、ということが多くなってきた今般において、本書の位置づけは薄れつつある。
当時は、Einsteinという当代きっての物理学者が記した本ということもあり、目新しく映ったのかもしれないが、現在においては、S HawkingやBrian Greenのような専門の物理学者が平易な言葉と美しい図を用いて物理学を解説している書籍が数多く出版されている。
歴史的には価値があるのかもしれないが、物理学を大学で学んできた人間にとっては、かなり物足りない内容である一方で、高校や大学で物理とは疎遠である人(このような人は、そもそも本書を読まないのかもしれないが・・・笑)には、あまりピンとこないのではないかと思う。図も少なく、語り口が少し古臭い。(まぁ、岩波なのでそこは我慢しないと。)
例えば、誘導電流の解説のところでは、理論を学び、実験を行った経験があるので簡単に読み進められたが、物理の素養がない人が読むと、なんのこっちゃ、となるし、その意義が理解できないのではないかと思う。