アインシュタインのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アインシュタインその人による物理学史の本、上巻は相対性理論は出てこないが、ガリレオやニュートンによる力学の発達と電磁気学の発達が書かれている。光の粒子説と波動説の説明や、場の理論について学べる。マクスウェル方程式で電磁気学が統一的に示されたことをいう。マクスウェル方程式そのものはでてこないが、物理の本をみたら、積分形も微分形もなかなか理解するのに大変そうだった。ナブラとか、ダイバージェンス、ローテーションがごちゃごちゃでてくる。この本はほとんど数式はでてこないので読みやすいが、はっきり分からない所もある。科学史の本だからしかたがないが。下巻を読書中。