鈴木信行のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
再読。
内容は全く忘れてしまっていた。
汚くなってしまったので、読んだら捨てようと思っていた。
だが、汚れてしまった本は捨てて、中古で買うか迷うくらいには、良い内容だった。
あとがきで「裏テーマ」について綴られているが、なんとなくそれを感じ取りながら読み進めていた。
1つ1つのインタビューがどうこうではなく、本全体(企画全体)として、素晴らしい試みだと思った。
特に最後のインタビューでは、勇気づけられた。
私にも何かできるかもしれない、そう考えさせられるものがあった。
昨今のSNS論争で話題になっている様々なことの1つの答えが見られたのも面白かった。 -
Posted by ブクログ
読み始めは、同窓会と仕事の内容の話を無理にくっつけているような印象で、「吊りタイトル」っぽい内容かなと思いました。ただ後半「孤立化」の話になって自分自身に刺さる内容になったと思います。
全体に議論されている同窓会に参加しない人の特徴については、あくまで著者の仮説の紹介でありアンケート調査などのデータと合わせての議論であればより説得力が増すと思いました。
内容については、「自分に自信が持てない人」が同窓会に行きたがらないという点については基本大いに賛同できると思いましたが、職業に関する細かい点については、「そんなことが同窓会に行かない理由になるのかな」と思うこともありました。
とはいえ、自分も様々な同窓会から声がかかったり、自分自身が同窓会を企画したり声を掛ける立場であることもあり、参加したい同窓会とあまり気乗りしない同窓会の両方があるのも事実です。ただ還暦を迎える年齢になって思うのは、ここまでは職業でも職業以外でも色々あって確かに様々な理由で同窓会に行きたくないと思うことがあっても仕方なかったと思うのですが、そろそろそうしたことすべて笑って話せる時期になったのではないかとも思っています。なので健康で時間や場所など都合がつくのであれば、今まで同窓会には積極的には参加していなかった人もそろそろ一度ぐらい参加しても良いのではないかと思います。
同窓会を企画する立場としては、皆が参加しやすい会になることを心がけたいと考えています。
なお、本書の最後で議論されていた、孤立化を防ぐことは大事にしたいと思いました。「とりあえず3年続ける、向いていると思ったら10年続ける」は実践したいと思います。経験することが減ると、耐性が減るというのも気をつけたいです。 -
Posted by ブクログ
「同窓会に行けない人達」というフィルターを通してみた日本社会の現状。斬新な切り口が面白いベストセラー。
同窓会に来ない人、それなりの理由もあることだろう。学内カーストが再現される、黒歴史など。本書はそれ以外の理由を提示し、日本社会の現状について切り込んでいく。
例えば出世について、に企業が成長している限りポストも増えるので、人は地道に働いていれば出世していく。それが成長の止まった時代。先端が細くなるピラミッドでは上位ポストは限られるし、クリエイティブな仕事など能力が重視されれば年下の城址につくこともあるだろう。
同窓会に行けない理由から日本社会の現状を突いたり将来有用な職業を考察したり、はたまた老後についてなど、テーマは実に多岐にわたる。
筆者の前作「宝くじで1億円当たった人の末路」に続きベストセラーであるのも納得の一冊です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルこそ「同窓会に行けない症候群」となっていますが、実は現代社会における労働事情と密接に関連した内容でした。着眼点が素晴らしかったのと、課題解決のための実践的な結論も示されており地に足の着いた内容であると感じまして星5つを付けました。
自分に自信が持てないことから同窓会から足が遠のく、さらにその原因はというと会社で出世できない、起業に失敗、好きを仕事にできない、仕事以外のなにかがみつからない、といった点であると説いています。なかでも「会社で出世できない」については高度経済成長期とバブル崩壊後の社会情勢に照らして仕事で求められるスキルが変化してきている点に着目しており、この点、おそらく多くの読者に当てはまる事柄ではないかと感じます。
後半では同窓会に「行く」ための職業選びや心構えについても言及していますが、「行けない」人の末路はというと、これまた最近起きた刺傷事件との関連性を指摘、社会的孤立につながると結んでいて、同窓会という誰にとっても身近な事柄から現代社会につなげて論を展開している点、秀逸な内容だと感じます。
ラストでは孤立をふせぐための手立てにも言及していますが、ここもあれこれ並べ立てるのではなく、とにかく好きなことをやってみる、という一点主義で書かれているのも好感が持てました。あれこもこれも言われてもできませんし、逆に一点だけならやってみようって気になりますからね。 -
購入済み
モヤモヤ感が薄れて元気になった
歳を取る毎、経験を重ねる毎に我慢する範囲が無意識のうちに広がって行く自分を気付かせて頂き、感謝します。
その逆、歳を取って経験を積むと益々楽しくなる様にパラダイムシフトしたいと思います。
個人の感想、感化コメントになってしまいましたが、スッキリさせて頂ける本でした。 -
Posted by ブクログ
みなさんと同じく、タイトルに釣られました笑
気になるけど、人に聞きづらく話題に上らないような、でも皆実は知りたがっていて…というような内容で、雑学的に楽しめた。
章の終わりにまとめがあるので、2回目読み直す時など端的に要点を思い出せるのが◎
なるほど、と思わされる名言もあり。
「めったに起こらない幸運を待ちわびるのもめったに起こらない不運を恐れるのも今日からやめてみる」
「下げようスピード 上げよう給料」
「中ほどまでお進みください 混雑が緩和します」
など、意味の明確化が必要
これにはなるほどと腑に落ちた。
人に話したくなるような雑学のネタ帳としても役立つだろう。 -
Posted by ブクログ
面白かったけどほんとうに末路(なれはて)になった人はあまり紹介されておらず、果てまで辿り着いてない「未だ現役です」みたいなエピソードのほうが多かったです。
本書の内容としては、みんな気になってそうな事案を専門家にインタビューしたWEB記事を書籍化する時に「末路」なんてキャッチーなタイトルにしてみた、というもの。面白かったけどタイトル詐欺なのでどうしてもモヤモヤします。
何度も言うけど内容は良かったです。
専門家や有識者に話を聞いているだけあって、人間の本質的なことも語られています。
⚫︎なぜ人間は宝くじにあたると自制心を失ってしまうのか?企業側も「急に資産を築いた人」の財布の財布を開くためのマーケティングを研究し尽くしている。そもそも人間は「不慣れな金額の取引」は金銭感覚が麻痺しやすい。
⚫︎キラキラネームをつけようとする親の多くは普通のひとたちだが、「抑圧的な環境の中で没個性的な人生を余儀なくされてきた」という共通点がある。そんな親が子供に「個性的でかっこいい人生」を生きてほしいという思いが名付けの段階で暴走してしまった
⚫︎「友達が少ないひとは価値がない」という意識は日本に根深く残る「同調圧力」によるもの。「一人の時間を過ごせる力=孤独力」を身につけた人は人生を充実させる強力なアドバンテージを持っている。
⚫︎電車で中程まで進まないひとは、①気配り②観察力・情報収集能力③コミュニケーション力が弱く、こういった能力は幼少期より時間をかけて醸成されるものなのでなかなか修正が難しい。つまりドアの両脇に居座る人は「仕事もできない」と言ってしまっていい。
⚫︎外国人観光客や移民の人という異文化の人に最初からプラスのステレオタイプは抱きにくい。人間は縄張りを侵されることに危機感を覚えるようにできている。また、人間の心にはネガティブ情報の方が強く残る。自分の財産や生存に直接影響を与える「悪いニュース」のほうが情報価値が高いため。 -
Posted by ブクログ
表題作を含めた様々な人たちの末路が書かれていてとても面白く読めました。
ただ、人が違えば当然違う末路になるわけで、少し極端な表現もあるが、多くの専門家にインタビューをしており、話の内容に信頼は持てました。
ただ、電車で中ほどまで進まない人の末路は少し極端だなと思いました。中ほどまで進んではみたものの、運悪く手すりに掴まることができない人もいると思います。そういった人の中には、障害などの理由により、どこかに掴まっていないと立っているのが辛い人もいると思うので、そういう人は電車に乗って一番手近なドア付近の手すりに立ってしまうのかなと思いました。
また、男性の末路の話もとても勉強になり男女の違いを妊娠できるかどうかの違いから説明しており、寿命の違いから、何故最近の男性は元気が無くて逆に女性が元気な人が多いのかその謎が解けました。
自分の人生もどのように転ぶか分からないわけだから、あまり肩肘張らずに気楽に生きていきたいと思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ宝くじに当たると不幸になる人がいるがそのパターンとしては①親族トラブルが続発する②浪費が多すぎて宝くじに当たる前よりも貧困になる(一度高額の生活に慣れると元の生活に戻るのが難しくなる)③仕事や人生そのものにやる気を失ってしまう
人間、ハングリーでないと何にもやる気おきなくなっちゃうもんね。
宝くじ以外にもいくつかの〇〇な人の末路について筆者の思うところを書いている。
そうかなぁ・・と思うものもあったが、なるほどそういう風に考えるかというものや末路という言葉がふさわしくないほっこりする書き方だったりで面白く読めた。
個人的には「自分を探し続けた人の末路」「疲れた。海辺の町でのんびり暮らしたいと思った人の末路」「電車で中ほどまで進まない人の末路」「日本一顧客思いのクリーニング店の末路」が面白かった。クリーニング店、なくなったら日本終わりだよね~。納得。