鈴木信行のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「敗軍の将、兵を語る」の様な具体的な話が載っているのかと思ったが違った。
ビシッと来るフレーズが多く面白い上に勉強になった。
正直これを読んで自分行動を振り返ると、ちょっと考えなくては思う個所がいくつもあったので今後行動する際に気をつけて行こうと思う。
・「なるべくやれ」と言う指示では誰も動かない。これは部下を信用しているのではなくリーダとしてやるべき仕事を怠っている。
・平凡な経営者の正解率が低いのは往々にして考え始めるのが遅いからだ。期限ギリギリになって検討を開始し、期限ギリギリになって結論を出す。
・トップとして失敗の報告に対する最も正しい行動は”仏の顔”で報告を受け止め”鬼の形相” -
Posted by ブクログ
ネタバレ・宝くじで1億円当たった人の末路
・事故物件借りちゃった人の末路
・キラキラネームの人の末路
・「友達ゼロ」の人の末路
・子供を作らなかった人の末路
・教育費貧乏な家庭の末路
・賃貸派の末路
・自分を探し続けた人(バックパッカー)の末路
・留学に逃げた人(学歴ロンダリング)の末路
・「疲れた。海辺の町でのんびり暮らしたい」と思った人の末路
などなど、宝くじだけではなく、世の中の色んな人の末路を綴っている一冊。
印象に残った話その1「キラキラネームの末路」
キラキラネームを付けたがる親は子供の名前で、ここ一番の個性を発揮しようとするから、没個性であることが多い。
そのため、子供には個性的な名前 -
Posted by ブクログ
タイトルに興味が湧いて借りた本。
単純に、生活が破綻するとかだけではなく、なぜそうなるのか?そうなる理由、そうなる原因がしっかりと書かれていたので面白い。
ついでに、宝くじ以外でも、色々な人々の「末路」がその道の専門家とのインタビュー形式で書かれていて、面白い。
末路が不幸だから面白い。とかではなく、そうなりえる理由をきちんと述べているのが面白い。
その理由の中には、自分が想像もしていなかった理由も、想像した通りの理由もある。
複数の末路を読むことで、実際には実体験できないことを頭の中で体験した感じ。
知識として面白かった。
まあ。。人の不幸は蜜の味的な面も無きにしも非ずなのかもしれないけど -
Posted by ブクログ
●●な人の末路、となっており自分の興味のある項目のみ読んでみた。
1*宝くじ当選!
-家族間不和、急に富裕=危険(欲には際限ない)、仕事しない→やる気低下
解決法・税理士やFPに相談、今の仕事を変えない
→当たっても、当たらなくてもムダ
2*事故物件
事故物件公示サイト
新聞で情報収集→投稿制(不動産屋、大家さんによるチェック)
科学的にも欠陥あり
3*子供をつくらない
未来への貢献=仕事を通じて若い人を育てる、若い人に夢や希望を与える
「子供がいない」を楽しめば良し
4*電車で「中ほど」まで進まない
気が利かない-幼少期の経験、褒める意味の明確化、地域コミュニティの希薄化、過保 -
Posted by ブクログ
表題の「宝くじで1億円当たったひとの末路」という、そのインパクトで読み人を誘う作戦であるが、表題だけでなく、キラキラネームの人の末路、留学に逃げた人の末路等多種な末路を、その人ではなく、その手の専門家(といえばいいのか?)への取材と解説との構成となっている。
気軽に読むべきものに、多少は興味があったところもある。
例えば、「事故物件を借りちゃった人の末路」で事故物件公示サイトを運営管理している大島てるさんが取材に答えているが、呪いの物件を完全否定してなくも、事故物件には連鎖して起きやすい合理的・科学的な原因があるとのことには肯首できよう。
読み手としては、実際に末路に至った人への取材を期待して -
Posted by ブクログ
タイトルだけで読んだ本。
妄想では
「1億円当たった人の転落物語とか、幸福から不幸になった人の末路が描かれているに違いない!ヒヒヒ、さてどんな結末か…」
と思いながら読んでみたら…
あ~た!
全然違う内容だった!!
でもこれはこれで楽しめた~。
宝くじで1億円当たった(幸福)が来たら次は絶対に不幸が来るに違いない!みたいな考え方はやめれ~という話を専門家と分析しながら解説する内容だった。
他にも…
事故物件を借りた人の末路
友達ゼロの人の末路
子供を作らなかった人の末路
自分を探し続けた人の末路
留学ロンダリングした人の末路
電車で中ほどまで進まない人の末路
など…
でも一番興味深かっ