林純次のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
[読書]1 残念な教員 学校教育の失敗学 林 純次
第1章 教育現場の実状
第2章 教師の技術
第3章 教育現場における評価
第4章 教員の成長
第5章 授業について
第6章 教員が技術を身に付ける順序
第7章 身に付けてほしい3つの力
ふなっしーさんが読んでたから勝手に影響されて購入。到着した日に読み始めて次の日の午後には読み終わった
次の日にはリリースできた!
残念な教員は一定数いる。8割かぁ。私もちょっと前まで、ザ・残念だったなぁ。今でも残念教員だなーって思うところもあった。けど、残念教員を作り出し続けてしまう教育界の構造がある。
時代とともにアップデートしていかないとね!
ふなっしーさん、貴重な機会をありがとう(勝手に影響されただけ)
いや、このペースで書いてたら続かないんだ…
でも楽しかったし、後に残る!
やり切れたからひとまずこれでいいのだ -
Posted by ブクログ
ネタバレ「目的」
就活後いろいろな人の自己分析を一緒に行う中で義務教育の大切さを改めて感じ、自分にとってあまりいいイメージのない義務教育の学校について批判的な本を手に取った。
読む前の考えとしては、”個人というより学校という体制がやる気のない生徒を生んでいるのではないか。教育業界で内と外との流動性を高くしないといけないのでは。”という考え方。
「まとめ」
この本では残念な教員=生徒を成長させられない教員として、残念な教員が中高の8割を占めるのではないかという仮説のもと事例を挙げる。
・採用段階では読書など基礎教養がなく、意欲も少ない人材が多い事、意欲が多い学生もいわゆる”いい子ちゃん”が多く自分で考えることができない事を指摘。
・育成段階では、上述した意欲のない教員は怒りに任せる偏った方針や余計な接触からの逃避に走る。意欲がある教員も学校という閉ざされた空間の中で数多くの偏った教員の指導を受けざるをえず、偏った考え方の教員が再生産されていく。
「感想」
・筆者自身の偏った意見が目立ったのは気になったが、書いてある現場についての描写は概ね教育業界の現状を捉えているのだろうなと感じた。
・一方で閉ざされた空間で先輩教員の持つ既得権益が強い力を持つ中、身につけてほしい力がどう身についていくのか現実的なプロセスが見えなかった。(意欲的な新米教員が淘汰されるという矛盾を解決していないと感じたから)
・上記を踏まえて個人的には教員に求められるのは本書に書かれているマーケティングではなくコミュニケーションではないかと感じた。教員が理想を持つことは大切だが、学校は教師の理想を子供に押し付ける場所ではない。自分の理想と子供の考え、ひいては親や他の先生の考えとすり合わせを続けることが重要。
・それを可能にするための既得権益に対する対処は現状トップダウンでの変革しか思いつかない。。 -
Posted by ブクログ
子どもがが中学に入学して1年。本当に何かと「残念」な先生方に遭遇しモヤモヤしていた時だったので、とってもスッキリしました。…レビューでは評価が低いようですが。
「小学生は正直にダメ出しをしてくれるが、中学・高校生は教員に内申書を握られている上、教員に対して異議を申し立てるほど学校の授業に期待をしてもいない。だから、誰からもダメ出しをされず、職業人にあるまじきレベルの授業を展開していることが少なくない。」
まえがき3ページ目のこの部分で、すでに『同感!!』。この1年で実施されたたった3回の授業参観で、まるで創意工夫のない、ホントにお経を聞いているような授業に遭遇し、「なんだ?この授業・・」と感じた私の心はまず一つスッキリ!
他にもなるほど、そういうことでこうなるのか・・と随分納得がいきました。
私立の一貫校の整った環境よりも、公立という野でたくましく育てよ、と思っていましたが…教員という環境のことも考えないといけなかったのか、目から鱗。
いや、先生みんながみんな・・という訳では決してないだろうし、そうだったら困るけれども。
下二人の進路は、はてどうしたものか・・。いろいろと考えさせられました。
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Posted by ブクログ
新書だが、中々読みがいのある本だった。なぜかといえば、自分の経験や実践にかなり強い確信をもって語っているからだと思う。
所々、自分の失敗談も導入して自慢話にならないよう気をつけているが、「失敗学」と言うのなら、自分の成功談は外して、もう少し、失敗事例に対する教員個人の資質以外の要因の分析と改善案が欲しかった。
この本の特に前半(本を読もうとしない)に共感してしまうのは、自分の奢りだろうか。
(その他)
ー評価になると、途端に語気が弱まり、引用も減るのは、日本では仕方ないことか。
ー教員が日々学ぶのは「最適解」を即座に提供するためとあるが、私はそうは思わない。相手と話し合い、理解するためには知識が必要なのと、自分自身がモデルとなるためだと思う。
ーよく小学校をいい例、中高を悪い事例であげる。著者自身の小学校での失敗経験がこの捉え方に影響しているのではと勘ぐるのは考えすぎか。 -
Posted by ブクログ
心にグサッと刺さる本。納得できる箇所もありました。「学ばない教員」については確かにそうだと思える箇所がありました。技術向上に向けて具体的に色々書いてくださっていて,参考になる部分も多いです。
しかし,著者がやっていることを現場の教員がやるとしたら睡眠時間は全然足りず,過労死する教員が増えることは間違いありません。あと,教える技術などについて「言い訳」と断じているのに対し,改善するべきことに関しては「時間がなく・・・」とあっさり書いてしまっている。矛盾を感じてしまうところもありました。
あと,いかにも「上から目線」な表現は反感を買うのでは・・・と思いました。