杉浦志保のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
そして伏線だらけの21巻。
明かされた伏線も、新たに貼られた伏線も。
ザクロの話は、もう何度読んでもボロ泣きです。
あれを経て、白琵も変わっていくんだろうなー。
白琵の変わり方も、すごくらしくて好きだ。
今回、というかこの騒動で一番得したのは彼かもしれない(損得言うな)
しかし何というか……これまで全く考えなかったのですが、千艸、灯二と来てついに羅貫にまできな臭い伏線のにおいが。
今回それに気づいて読み返してみると、チラチラとあるですよ、そのきな臭さ。それを知った時に周囲は離れないだろうけど、羅貫本人が揺らぎそうだなー。
そしてその最中に、たぶん成重さんが男として生まれた理由も判然としそうだ(これは単なる予想)
いよいよい佳境の匂い……!
あああ、なのに1月までお預け……苦しい……っ! -
Posted by ブクログ
シリーズの1巻なのでコメを書いてみます。
杉浦先生の作品は前作「氷の魔物の物語」から入って、大好きだったためこれも即購入。後悔はしませんでした。
やっぱり面白い!絵も綺麗ですが、登場人物の強さや脆さ、それぞれ仲間を大切にする人間関係が好きです。
主人公の羅貫(らかん)は基本的に普通の高校生(色々所帯染みてたり、やたら気にしないというかおおらかだったりするけど)。でもすごく強い子でもあります。とても強いから、さまざまな状況になっても普通でいられるし、正しいことが言える。『普通』でいるのって、すごく簡単なようで、何かあればすぐに崩れやすいものだと個人的には思ってるので、彼の『普通』でいつづけられるところはとてもすごいと思います。
そしてそんなラカンを見つけて守る千艸(ちぐさ)は、最初は目的があるからラカンを守ろうとしてたのに、彼の『普通』で真っ直ぐなところに惹かれて、目的以上に守りたいから守ろうとするようになる。チグサに関しては色々謎があるうえに、彼自身も感情とかに未発達のような部分があるので語るのは難しいのですが、チグサもまたある意味真っ直ぐで純粋な人です。
この巻の後半から出てくる成重(なるしげ)と虹(こう)も良いキャラですし、次巻から出てくる灯二も良い子。話が進むにつれて、この四人がいるところを見るとほんとにホッとするというか、ほのぼのとすることが多いです。なんと言うか、仲間だけど家族みたいで。でも敵役にも読んでるうちに不思議と愛着がわいてくるのですよ。
というか、杉浦先生の話に出てくる人物達はみんな良かれ悪しかれ真っ直ぐで、だからぶつかることもあるけど、結局憎めないところがあると思うのです。敵役の人物でも本当に憎たらしくて見たくないくらい嫌いというのはいなかったし。
分類としては少女漫画なのですが、女の子がかなり少なくて男ばっかりなのでそこだけ読む人を選ぶかな、と思います。別にBLではないのですがね。でもそれを抜きにしても面白い作品であることは間違いないと思っています。
最後に、登場人物の名前(漢字)が難しい……。一発変換できませんよ、先生。