あらすじ
異世界カリスマファンタジー。己の力と絆を信じ、宮処を目指す羅貫達。予言された『嵐』の前触れを思わせる雨の中、 仲間と世界を救う戦場へ踏み入る彼らの勇姿を見よ!! 描下し『人形たちII』5頁も必見の第21巻!!
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Posted by ブクログ
羅漢たちが宮処に到着する巻。
ここできっちりと「クロ」と「ざくろ」の伏線を回収してきた。巻末のざくろ視点のおまけ漫画と併せて読むと泣けてくる。本来持たないはず感情を覚えていくのがなんだか切なく思える。
絶対的な悪役を置かないことといい、杉浦先生はこの辺の描写がうまい。
それにしても伏線をもれなく回収するのはすごくいいんだが、連載のみの読者だったらついていけないくらい前に伏線を張るのは……どうかな?
次は成重、妖芽の皇子、羅漢母似の沙芽の行く末が気になる。続きを早く読みたい。
Posted by ブクログ
そして伏線だらけの21巻。
明かされた伏線も、新たに貼られた伏線も。
ザクロの話は、もう何度読んでもボロ泣きです。
あれを経て、白琵も変わっていくんだろうなー。
白琵の変わり方も、すごくらしくて好きだ。
今回、というかこの騒動で一番得したのは彼かもしれない(損得言うな)
しかし何というか……これまで全く考えなかったのですが、千艸、灯二と来てついに羅貫にまできな臭い伏線のにおいが。
今回それに気づいて読み返してみると、チラチラとあるですよ、そのきな臭さ。それを知った時に周囲は離れないだろうけど、羅貫本人が揺らぎそうだなー。
そしてその最中に、たぶん成重さんが男として生まれた理由も判然としそうだ(これは単なる予想)
いよいよい佳境の匂い……!
あああ、なのに1月までお預け……苦しい……っ!