鳥取絹子のレビュー一覧
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『夜と霧』が意識して客観的に書かれていたのに対し、本書はインタビュー形式ということもありかなり主観的な話を聞くことができます。
アウシュビッツの中でも、ガス室や焼却炉という特殊任務に当たっていたゾンダーコマンドの経験です。基本的にこの作業に当たった収容者は秘密保持のために処分されたため、かなり貴重です。
印象的なのは、解放後に人に話をすると頭がおかしいと思われて信じて貰えなかったという点です。
この経験を語ろうとするまでに40年以上かかったそうです。
あんまりにも酷い出来事は、信じないことでなかったことにしたいのかもしれません。
勇気をもって告白してくれて有り難いです。
大切に読むべき本 -
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ネタバレ
十二時間労働の二交代制で強制的にやらされた「汚い仕事」の流れ作業は、脱衣室で犠牲者につきそって、待ち受ける悲惨な運命を感づかれないようにできるだけ早く服を脱ぐ助けをし、SSが犠牲者をガスで殺しているあいだに彼らの衣類を集め、ガス室から遺体を出し、義歯と金歯を抜き、女性の髪を切り、これらの遺体を焼却炉または野外の共同墓穴で焼き、遺骨を砕いて遺灰をヴィスワ川に捨て、ガス室を掃除して壁を石灰で白くし、次の「処理」に備えることだった。
歴史のノート より
『サウルの息子』でゾンダーコマンドの存在を知ったのは数年前。それ以外にはBBCの数時間くらいのドキュメンタリーシリーズを視聴していましたが、書 -
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正直こういうフランス人シリーズでいい本に出会ったことがないのであまり期待せずに読んだら、これがいい意味で予想に反してすごくいい本だった。
まさに私が子育てをしていく上でずっと疑問に感じていたことを解決してくれた
子育て施設や公園でずっと子供につきっきりでいる必要があるのか子供だけで遊ばせておいて喧嘩をしても子供同士で仲直りさせればいいのではないかとずっと思っていた
これは価値観の違いでこれが正しいというものではないけど少なくとも私はこのフランス人の子育てのやり方がすごく合っている
ジーナ式のように無理やりコントロールを しようとするのはちょっと行き過ぎだと思うけどこのように子供の意思 -
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フランスの子どもは夜泣きしない/パメラ・ドラッカーマン(登録がなかったので、代わりにこちらに投稿)
妊娠しても、女であることを忘れない。
夜泣きをしても、少し待って様子みる。すぐに抱いたり、ミルクあげない。自分の時間を大事にするためにも。
外で駄々をこねたとき、子どもは理解して止めてくれる確信を持って、ノーという。
待つこと、忍耐力を教えることが大事。
小さい頃から新鮮な素材、コース料理で食育。
子どもに合わせすぎない。振り回されない。
子どもは小さな大人として扱う。
子どもがうまれても夫婦の時間は譲らない。
日本や他の欧米とは違った子育ての考え方が興味深く、面白かった。 -
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知識人こそ男尊女卑社会をつくってきたのではないか?という視点に驚いた。内容は興味深いけれど、事実を述べるに留まっている点は私が求めている内容とは少し違ったかも。あと他の方も言及されているけれど、訳文が読みづらい。私にはあまり合わないようでいちいち立ちどまらないと理解に至らないところがいくつかあり、少し辛かった。「フェミニスト」という言葉が最初は(女性たちを擁護する)男性を指して使われていたこと(ただし決して良い意味ではなく)を知れたのと、"なかったこと"にされてきた女性たちの歴史が書かれているところはとてもよかったのでなんとなく消化不良です。
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読み方が難しい本。他の人の感想がこんなに気になる本は初めてかもしれません。内容はこれまでの歴史の中で、大きく活躍した女性について例を挙げ続けるといったもの。
引っかかることはたくさんあるのですが、通して著者と相違を感じたのは、歴史上の出来事に対して、それを主導したのが男性か女性かを気にしたことが私は一度もないというところです(歴史について不勉強なだけかもしれませんが)。
それはフィーチャーされてる男性側の発想だ!!と言われたらどうしようもないので、その批判は甘んじて受け入れますが、とはいえ、もしこの本が流行る現代社会であるとしたら、進む方向は合ってるのか?と少し疑問です。
あまり真剣になりすぎ -
Posted by ブクログ
宇宙は不思議で満ちている。ビッグバンモデルができてから、定常宇宙は否定され、膨張する宇宙が定説になっている。これは過去に遡ると、宇宙には始まりがあったと帰結される。これまでの唯物論による探究では限界あることを示し、この宇宙が微調整された各種定数で成り立っている驚くべき偶然の不可思議さに触れる。この不自然さを払拭する解として、創造神の存在があることを主張している。科学だけでなく、聖書、哲学、宗教に立ち入り、神の存在への手がかりを示唆する。神が存在しないことを証明するには、宇宙の始まり他の未解決な問題を神の介在なしで解き明かす必要があり、無理な難題である。一方、神が存在することを証明することは人智
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資本主義の悲劇的な側面を強調している。良い悪い、賛成反対を評価しづらい内容だった。
資本主義の市場競争の仕組みが技術の進歩をもととなり、ヒトは歴史上もっとも裕福な暮らしをおくっている。その反面、環境は破壊され、富は一握りの人間や多国籍企業の集中している。良くも悪くも貧富を生み出すのが資本主義。筆者は貧富や南北格差に否定的だ。
資本主義はもはやヒトの手を離れてだれにも制御できない存在となっている。もはや企業がそれにしばられてもいる。永遠の成長発展を義務付けられたこのシステムはどこで破綻するのか。しかし、著者は資本主義への対抗策を持っておらず、社会主義や資本主義に変わる経済システムもまた提唱さ