あらすじ
味覚教育理論の基本として世界中でひろまっている
「ピュイゼ理論」のすべてがこの1冊に。
子どもに味わうことを教えるとは、食べものや飲みものから
幸せな経験を得ることを時間をかけて教えることです。
五感を働かせて感じた「味覚」を言葉で表現しましょう。
フランスの「食育」「味覚教育」のスタンダード
「味覚の目覚め10回コース」を日本版に大幅改訂。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
40年以上にわたるフランスでの味覚の目覚めの授業を元にしている。理論というよりは、五感を使ったアプローチで食材への感覚を磨いていく実践的な内容。
授業の内容そのまま家で行うのは難しいが、以下のポイントに気をつけていきたい。
★食べ物の匂いを嗅がせたり見た目について言語化させる。
★塩入り、なしなど違いを体験させ、違いに気づかせる。
★野菜ピュレに少しハーブを入れ味覚を刺激する。
★ミキサーの使いすぎは味を弱める。
★ベビーフードはなめらかな舌触りのものが多いが、それに慣らせ過ぎない。
★食事中は味覚を妨害するテレビは消す。
また、食べない、ということは好き嫌いだけでなく精神的なものと絡んでいるというのも興味深かった。
食べさせることに躍起になるのではなく子どもの心に向き合っていきたい。