太田あやのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
勉強ができる人=ノートは綺麗
とは誰もが一度は思うことだけれども、はたして本当なのだろうかというこの本のアプローチは非常に面白いものだった。
体験談になるが、自分が高校時代成績が伸びた頃というのはノートに対する姿勢も変わり始めた頃だったので少なからず因果関係はあるように思っていた。そしてこの本を読むことでそれは確信に変わった。
「ノートをとることは思考の過程を残すこと」
この一言に集約されている通り、ノートというものは勉強のみならず、人が「考える」ということに密接に関係を持っている。
この本を読んで学生には勉強に対する姿勢を見直してもらいたいし、社会人にも仕事ノートと見比べてもらって是非自分 -
Posted by ブクログ
eduでその存在を知ってからずっと読みたいと思っておりました。
ようやく借りれたって感じです。
東大生はこどもの頃から1本芯が通っていて、ブレが無いんだなぁって思いました。
私なんか、気分によって書き方なんか変えちゃうほうだし、ゆらゆらいつも定まってないのだけれど、生まれながらにして?育つ過程で?自分が「こうしよう」というものを幼い頃から見つけているんだなぁって。
マネをしたって、自分で「これが自分に最良だ」と思わなければ何もならないわけで、そんな事も含めて、我が子には自分の「最良」を早い段階で見つけてもらえれば・・・なんて淡い期待を抱きつつ、私自身が未だにゆらゆら揺れてるんだもんなぁ~。 -
Posted by ブクログ
ノートをとるとか板書するって久しくないんだけど、仕事やセミナーとかで要点を箇条書きとかにするとき、自分ってこんなにノートきれいに書けないっけって思うきょうこの頃(そもそも手書きの機会も激減しているから字の下手になってきているのも影響しているかもしれないけど)。
かつては、きれいなノート書くと賞賛されたことも一度や二度じゃなかったような気が。それでいて自分では、見た目をきれいにすることに血道をあげて頭に全然入っていないことを自覚していた気がする。そもそもこの本で東大生がやってるようなテスト前のまとめノート活用みたいなことってしたことないもの。勉強のしかたが下手だった、知らなかったと思う。そして、 -
無料版購入済み
なるほど
頭の良い人は、元から違うスキルが有るか、自己分析をして適正を見つけるか。
ノートがそれにでる。
今の高校生は、もう当然の様にスマホを与えられて育った世代だろうから、ノートをとることさえ嫌がりそうだけど。
スマホどっぷりな人は、脳の力も衰えていると言うが、やはり手書きのやり方で分かれる学力ってあるのか…… -
Posted by ブクログ
本書には11人の非進学校出身東大生が登場しますが、みなさん、勉強の成果をいかに合格に直結させるか、日々の研究・研鑽に熱心な方が多い印象です。また漫然と勉強をおこなうのではなく、つねに作戦を立てるあたり、高校生のときの自分と比較してしまうととても恥ずかしくなります…。
とはいえ、やっぱりカリキュラムの自由度が高い私立高校出身の方が多いのですかね(公立の高校が大学受験にどの程度の力の入れ具合なのか、生徒の面倒見がよいのか、わかりませんが)。
今般大学入試改革が荒れに荒れているわけですが、本書に登場するような生徒は、どのような状況であっても自分を見失うことなく軽やかにその荒波を乗り越えてゆくのであろ