齋藤健太のレビュー一覧
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好きな内容。壮大で野心的なビジョンを掲げ、その裏では具体的なプランがある。そういうところを目指したい。
■筆者の基本思想
「理想の将来像は挑戦的に高いレベルが提示してあり、できるだけ詳細に具体的に描かれていて、かつ、関わる多くの人々にとって魅力的であることが重要」
野心的で人々をワクワクさせる理想の将来像は、企業に質と量の成長をもたらす。
■ ビジョンアプローチとギャップアプローチ
成熟した企業は売上維持拡大に明け暮れ、ギャップアプローチに奔走している印象。
ビジョンアプローチは理想とする将来像を描き、それの実現に向けて動く。5〜10年先の姿を描く。ギャップアプローチは定量的な目標を -
Posted by ブクログ
・大きい傾向からデータ分析を行い、仮説を立てて少しずつ課題を明確にしていき、目的を達成させるための根本要因が把握できたら、あとはその原因を解決するための戦略や打ち手を構築していきます。
・もしデータ分析をして、その結果が、「○○については□□して、○△については××して、△△については◇◇して、……」というような複雑な打ち手をするというものであったとしたら、データ分析を見直す必要があるかもしれません。
・データ分析をすることにより数字で立証していけば、説得力が増して稟議が通しやすくなり、物事をスピーディーに進めることが可能です。
問題解決と課題発見のためのデータ活用をサンプルを交えて解説して -
Posted by ブクログ
データ分析をする部門に配属になったので購入。
「たしかにそりゃそうだ」と思われる箇所多数。しかし、この「当然」ができていないのが悩みでもあった。分析や改善コンサルの専門人材がいない中、自前でやっているので、「〇〇がよくないんじゃない?」「よし、じゃあそこを頑張ろう!」程度のロジックで取り組みを行っていた。
当然結果が出るはずもない。
問題の原因を特定するためのロジカルシンキングや、課題へのアプローチのための仮説抽出等、詳しく書かれている。
自分のように、特に経験や知識が無く「分析」をすることになった方にとって、
教科書となる本かと思う。
販売を前提とした事例に特化されていて、汎用性があと