あらすじ
最近、営業や企画のみならずどのような仕事をしている人でも、上司から「数字で示して」と求められることが増えているのではないでしょうか。その理由は、数字は嘘をつかない指標で、データ分析がビジネスのあらゆる問題解決に有用であるためです。本書では理論は最小限に止め、類書への反響で要望の高かった、ビジネスにおける必須の具体的な以下のシーンについて、目的の整理、データ収集、分析方法という流れで説明しています。(1)収益管理(2)売上増加(3)コスト削減(4)在庫の最適化(5)新規事業開発 また、実践的なエクセルの機能の活用方法についても解説しています。
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Posted by ブクログ
洗いだした課題や仮説をデータ分析によって精度を高めていくことで、対策をより有効なものにして実行していこうという考え方と、データ分析手法が書かれている本。
基本的には考え方がメインで、その考えに沿ってデータ分析を応用している感じです。いくつか事例で示されているので、個人的には自社の状況に応用する案が思いついてよかったです。けっこう参考にさせてもらいました。
分析には基本的にエクセルを使用しており、VLOOKUPやピボット、ソルバーなどの使い方も最後に少し書いてあります。
Posted by ブクログ
分析全般(顧客データの分析やマーケティングリサーチだけでなく、財務分析も含む)に対する考え方がよく理解できる。汎用的な分析思考が学べて、良書だと思う。
Posted by ブクログ
根拠がない感覚で描いたものは説得できない
問題の発生状況を正確に理解
根本原因を見極め、
効果的な打ち手を導き、
打ち手を実行し、修正していく
洗い出した原因の中で、状況をしっかりと見据えていくと、多くは原因ではなく現象であるケースが多い。
Posted by ブクログ
データ分析をするときの考え方がわかります
ちょっとコンサルチックな感じですが平易です
リアリティがあるので実体験に基づいているので有用な本だと感じました
Posted by ブクログ
データ分析からのアプローチではなく、仮説を前提としてその仮説を検証する過程でデータ分析を活用することを説く。
仕事効率を高めるためにはこのアプローチが役立つのだろう。
しかしながら、膨大データを眺めることである特定のパターンに気づき、それが解決につながることもあることを考えると、この考え方とは対極のアプローチにも有用性を見出せるのではないかとも考えてしまう。
ただ、問題解決を前提とした場合、投資対効果を考えると筆者の方法が良いのは明らかではあるが。
Posted by ブクログ
データ分析は、問題解決に活かせてこそだと思う。
かなりわかり易く解説してあったと思う。
紙面の都合上、解説量が多いわけではないが、十分だと思う。
Posted by ブクログ
データ分析をする部門に配属になったので購入。
「たしかにそりゃそうだ」と思われる箇所多数。しかし、この「当然」ができていないのが悩みでもあった。分析や改善コンサルの専門人材がいない中、自前でやっているので、「〇〇がよくないんじゃない?」「よし、じゃあそこを頑張ろう!」程度のロジックで取り組みを行っていた。
当然結果が出るはずもない。
問題の原因を特定するためのロジカルシンキングや、課題へのアプローチのための仮説抽出等、詳しく書かれている。
自分のように、特に経験や知識が無く「分析」をすることになった方にとって、
教科書となる本かと思う。
販売を前提とした事例に特化されていて、汎用性があと一歩と思ったのと、初版ではなかったのに誤字が少し気になったので★3とさせて頂いた。
Posted by ブクログ
データ分析の前半について厚めに書かれている。
データ分析の仮設構築の部分がとても具体的に書かれていた。
業種などが異なるので、参考になりづらい箇所があったが、それでもなお、別の業種や立場になったら、読んでみたいと思えた。
結果、仮説思考やロジカルシンキングが大切なんだと思う。
Posted by ブクログ
P20 ビジネスパーソンに求められる問題解決とは、
(1)問題が発生している状況を正確に理解し、
(2)問題の発生している根本原因を見極め、
(3)効果的な打ち手を導き
(4)打ち手を実行に移し、必要に応じ打ち手を修正していく
p23 例えば「値段が高い」は相対的に見ると「商品の品質が低い」ことや「希少性が低い」などの理由になります。高品質またはなかなか手に入れられない商品であれば、「値段が高い」という評価にはならないでしょう。
Posted by ブクログ
抽象的な話より、実際のデータ分析の事例を多く示しており、何のためにどのようなデータを集め、それをどう分析すればよいのかわかりやすくなっている。
データ分析の取っ掛かりを得るためには十分な内容だと思う。