持崎湯葉のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前巻では陰と陽の違いにこだわり俯いていた遊々の考えを改め直せた事でグループの平穏は守られた。そのように思っていただけに続くこの2巻で別視点から改めて陰と陽の問題を取り上げるとは思わなかったな
橋汰はプレゼンによって陰と陽にこだわる下らなさを説いた。それが意外な波を起こしていたようで
夏休みを利用して初日から旅行兼バイトとか陽のイベントとしか思えないのだけど、元陰キャ・現在進行系陰キャを含むグループでの参加でも違和感なく過ごせているように見えたね
それというのも、彼らが陰キャ陽キャにこだわらず自分らしく自由に楽しむという精神に落ち着いた為だろうね
「自分らしく無理せず」が出来ているなら、次 -
Posted by ブクログ
一定規模の社会集団になるとどうしても目立ち見える違い。特に学生の間は同じタイプの人間でつるむ事も多くて
そうすると本作でテーマとして掲げられている陽キャ・陰キャというのは個性の違いという以上にグループの差、人間としての格差に映ってしまうものなのかもしれない、なんて事を読みながら思ったよ
主人公の橋汰は高校入学時に陰キャから陽キャに変化したいわば高校デビュー組なのだけど、それが徹底した努力により行われ入学後すぐに真の陽キャと友人関係を結べた事で「無理してる」感もなく陽キャに成っているね
だから今の橋汰だけを陰の人間が見れば生まれ持っての陽にしか見えない
その意味では彼に惚れた遊々が彼に似合 -
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購入済み
予想出来た結末だけど
そこそこ良かったんじゃないですか?
短編物としてはアレコレ詰め込み過ぎた上に、
最後に無理矢理押し込む様な設定。
ホント、最後の一押しが無ければよりスッキリしたストーリーで終わったのでは?
ってのが正直な感想。 -
Posted by ブクログ
このライトノベルがすごい2023の総合8位。
ラノベってもはや何でもありなんだなと思ってしまう。ラノベと言えば、転生したとかファンタジーとか学園ものとかを連想してしまうけど、本作はぐったり疲れ切った社会人の男女が、仕事以外はちゃんとしなくてもいいじゃないかと奔放になる様を描きつつ、それでも社会や家族のしがらみに対して抗う様子が主題となっている。
疲れ切った現代人に刺さる部分はあるだろう。
いろんな関係性がなんとなく認められるようになったからといって、全てがOKではないけれど、せめて小説くらいこういった関係性も良しとしてくれという叫びが聞こえる。
ご都合主義と言われることもあるだろう。それでも誰 -
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購入済み
鬱陶しい
多少、国語力はあるけど、
表現が若い女性特有の宇宙人的に独特過ぎて、意味が支離滅裂。
続巻が出ても自分は買わない。
中途半端過ぎる国語力があるだけに、成長する余地はあるけど、この作品では無理でしょう。