小飼弾のレビュー一覧
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非常にシンプルに現代の経済社会の流れと、我々はどう働ければ良いかを示されている。
小飼さんのブログを過去読んでいた読者からすれば、本にまとめてくれているのはありがたい。Posted by ブクログ -
仕事やライフを遊びのような感覚で取り組んで自分のものにしていきたい、と考えて「遊び」というワードで検索して出会った本。そのような内容とは少し違ったが、つまらないと思えるものも含めて多くの本を読むことが教養を深めたり閃きのベースになるものを蓄えたりするうえで有効だということがよくわかった。理系の人の考...続きを読むPosted by ブクログ
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本を遊ぶ、というタイトルが腹落ちする本。
著者の本との付き合いの深さ、長さ、量からくる経験談と偏見が楽しい。
本との出会いは、人との出会いと同じ。
読むだけでなく、対話する。
対話はアウトプットにも繋がる。
古典の良さも出てくる。
古いのに、生き残ってきた力強さがあって、古く感じない、とある。...続きを読むPosted by ブクログ -
読書法について書かれた本が好きで何冊か読んでいるが、私が読書の達人から知りたいのは、大量に読む技術や速読術ではない。その人が本から何を得ているのかを知りたい。
著作が言うには『本を読むことで身につく力は、データを自分で収集し、考え、どの本にも書かれていない情報を自分が構築できる力』である。
1冊の本...続きを読むPosted by ブクログ -
本をたくさん読むにはどうしたら良いのだろうか?と悩んでいたときに出会った一冊。作者は、命令形で〜しなさい、するべき、という言葉をひとつも言わなかった。「読書感想文は100年早い」など、気になった目次があれば、普段本を読まないひと・読書する習慣が身についているひとどちらにも読んでみてほしい。Posted by ブクログ
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自分自身の読書観を刷新できました。著者は、自分の力でものを考えられるようになることが一番大事であるとし、読書をその最有力の手段として位置づけています。これは私も同感ですが、このことについての思索の深さとノウハウの豊かさには、さすが、と感心しました。すでに読書好きの人にもおすすめです。
著者は一人...続きを読むPosted by ブクログ -
著者の読書量は既に広く知られていますが、この本からも著者の読書愛が感じられました。普段本を読まない人もたくさん読む人も、どのように本と向き合っていくか、どのように読むべきかを考えさせられる内容です。本は読むだけではなく考えること...とこの本の中でも述べられている通り、この本を読んで本との向き合い方...続きを読むPosted by ブクログ
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読書に対する向き合い方について述べている本。
何のために本を読むのか、読書のメリットは何か。どんな本を読むか。「読書は今の自分を映す鏡」。「偏らずにいろんな本を読んでみよう」…。
書かれている内容と比べて、今の自分の読書生活はどうか。それを見直せる機会を得られた1冊。
色んな本をもっと読んで、1つ...続きを読むPosted by ブクログ -
久しぶり小飼作品。早食いならぬ早読み、羨ましいです。速読術的なものは正直興味ないんだけど、内容も咀嚼しながらの早読みなら歓迎。義務教育は、あくまで”義務”だから、嫌だからとか通学しなくても分かるから、とかの理由で拒否する権利はない訳だけど、高校以降、独学で出来るなら素晴らしいし、それはそれでアリなの...続きを読むPosted by ブクログ
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僕は結構表紙で本を買うことが多いので、目次もやけど索引があるか見ろというのはなるほどなと思いました。
あと本棚は下着よりもセクシーというところ。
あれは本当に共感できます。自分の本棚を人に見せるのは本当に恥ずかしいから。笑Posted by ブクログ -
実際中卒でもわかるかは疑問だが、広い範囲を確実に網羅して、興味が湧いた分野にいくステップをしめしてくれている入門書。
実例として原発問題をとりあげているので、余計に身近に感じるだろう。
しかし、高速増殖炉「もんじゅ」が停止していても1日のコストが5500万円とは知らなかった!Posted by ブクログ -
小飼弾氏の著作。原発問題を中心に、科学とは何かについて、具体的なデータを用いつつ解説したもの。科学というと敬遠しがちであったが、意識が変わった。Posted by ブクログ
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システム開発の著名人と小飼弾さんの対談をまとめた書籍。RailsのDHH、PerlのLarry Wall、達人プログラマーDave Thomasなど、天才と呼ばれる人たちがどのようなことを考えているかを知りたい人におすすめ。Posted by ブクログ
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出版されて間もなく読んでいたみたいで、ところどころ既視感があった。
でも、本書でも書かれている通り、「自分が変化すると読書内容も変わる」。
目次読み、という読み方はその頃知らなかった。
目次読みをし、「忘れる」ことをすれば、必然的に「メモをとる」ということが必要になる。
メモをとることで、最小の...続きを読むPosted by ブクログ -
公式には高校も大学も出ていない子飼弾さんの本。この人は凄いなと思う。どの本もそうだけど、言いたいことの主張がわかりやすい。もともとプログラマーだから、数字や記号で論理や手続きを記述することは得意な人だ。おそらく、そのプログラミング的な力が文章の底辺にあるから、「文章」も分かりやすいのだと思う。
こ...続きを読むPosted by ブクログ -
子飼弾は年間5000冊も本を読むらしい。365で割ったとしても、一日14冊を読んでいる計算だ。どうやったらそんなに読めるのか分からないけど、その一端を覗かせてくれる。
だけど、子飼弾としてはそんな速読的なことはどうでもよくて、読書に対してどういう姿勢で臨んできたかを伝えたいのだ。読書は体験である。...続きを読むPosted by ブクログ -
四則演算、単位を揃えること。
科学をちょっとわかることはそんなにむつかしいことではないのだと気づかされた。Posted by ブクログ -
科学的思考を身につけるための本。
ま、直接は本書に関係ないのだけど、本当にもう文系/理系というくくりをして、それを文章力や論述力の無いことの言い訳にしたり、ちょっとした数式の出てくる経済学を理解しようとしないとか、テレビの裏の配線のつなぎ方を理解しようとしないことを正当化していく心の習慣を早めに無...続きを読むPosted by ブクログ -
自分の理想の本の形を自分の本で出している本というのはなかなか無いのではないでしょうか?文章だけでなく、装丁や書体や余白まで。
本書はそれに成功している本だと思います。Posted by ブクログ