小飼弾のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「子供の科学」は誠文堂新光社が1924年(大正13年)10月に創刊した子ども向けの科学雑誌。今年100周年を迎えた。
本書は1945年(昭和20年)12月号までの21年分を紹介したムック本。1944年12月号までは何とか出版されていたが、1月に空襲で途絶。11月号から復刊したが、薄い紙綴じの冊子だった。巻末に21年分の表紙が掲載されているが、なかなか見応えがある。科学•機械文明を分かりやすく子どもに紹介するという創刊時の基本方針を体現する絵柄が、次第に戦時色を帯びて行くのがよく分かる。
本書の内容は大きく3部構成で「未来への憧れ」「戦争と科学」「対談」になっている。特に面白く読んだのは"科学の進展によって未来社会はどう変わるか"を予測する記事。今の私たちは"未来人"の視点で100年前を見られるわけですからね。
個人的には1972〜76年頃、定期購読していた。様々な工作や実験に勤しんだのも、この雑誌のおかげ。決して裕福ではないのに定期購読してくれた両親に感謝。
そして創刊100周年おめでとうと言いたい。紙媒体ではどこまで続けられるかわからないが、科学好きな子どもたちの目に触れる場所に、ずっと居て欲しい。 -
Posted by ブクログ
納得しながら読み進められるパートもあれば、視点が狭く分析が甘いなと感じるパートもいくつかあるなといった印象。
消費税を完全否定している箇所に関しては多々疑問あり。感情がだいぶ混じっている印象があり、冷静さに欠けているせいか客観分析が行き届いていない。
また、全体的にお金から話が脱線しがち。著者が社会においておかしいと感じていることを、半ば無理やりお金の話に絡めて主張しているような内容の本。
やや刺激的な内容になっているので知見を広めたい人には良いかもしれないが、個人の主観がだいぶ入っており、俗に言うマネー本とは訳が違うので、そこだけは気を付けた上で購入すべし。 -
Posted by ブクログ
小飼弾氏の名前を初めて聞いたのは、もう20年近く前になろうか、勝間和代女史の講演会。青山のブックセンターだったかなぁ。その当時既にブロガーとして有名だったらしいが、自分にとっては「変わった名前だな〜」程度。その後の彼の活躍は多くの人が知るものとなっている。本についての本は、特に大きな期待をしないまでも、どうしても手が伸びてしまう。出張中軽く読むには良いかなっという気持ちで購入。
「偏見を貯めよう」では、偏見を「過去に蓄積された常識で、肉体のレベルでの現象」と定義して、良い偏見と悪い偏見があるという考え方は面白い。
「なぜ読む人は稼げるのか」については、本を読むことによりより多くの着想が得られるからとこれまた至極もっともな教えも、小飼弾氏の言葉となるとやはり違うですね。
日本に働く私達が国・地方に払うお金は幾らで、何のために使われているのか?はじっくりと読んで覚えておきたい内容。
この本から刺激を受けて読みたくなった本の一覧。
小松左京「復活の日」
筒井康隆「ビアンカ・オーバースタディ」「カラダ記念日」「アホの壁」
神林長平「戦闘妖精・雪風」
みなもと太郎「風雲児たち」
養老孟司「バカの壁」