つるみ犬丸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これの続編(サムライランナー)を読むために買いましたが、面白かったです! 星5つでも良いくらいなのですが続編に期待を込めて4つとしました。
まずタイトルからしてネタばれですが(宇宙人が駅伝を走る話です)、山中鹿介はすぐには走りません。ここに違いない、というタイミングで別の人が走ることになり驚きを誘います。そもそも宇宙人はなぜ地球に来たのか、その謎に一定の解を与えつつ、真の解はなかなか明らかになりません。山中鹿介の走るタイミングもそうですが、じらしながらストーリーが進んでいき、最後に真相が明かされたときには、いい話じゃん!と感動すら覚えました。走る描写、あるいはトレーニングに関する部分も読みごた -
Posted by ブクログ
駅伝はドラマ。そう感じさせてくれる一冊だった。
本の要素として、「駅伝」「宇宙人」「山中鹿介」という大きく三つがあって、どれも譲らないのウエイトを占め合っているため、序盤は少し読みづらいかも。
だけど、各キャラクターの魅力的な人となりと生い立ちが読むにつれてインプットされてきて、その状態で読むクライマックスの駅伝の試合は、一気読みだった。
個人的には、駅伝は今まで興味のない競技だったけど、走っている人たちにもそれぞれドラマがあるわけで、それを合わせて知らせるような形でTVで中継するとかすれば、ぐっと駅伝のTV鑑賞も面白くなるかも、と感じた。 -
Posted by ブクログ
現代人が過去に行って活躍するいわゆるタイムリープ話。
まあ、過去て言っても大正時代なんだけど。
主人公が革職人という設定で依頼に応じて色々な製品を作る事になるのだけど、こちらに革製品の知識がないもんだから、それがどのくらいすごいことなのかちっともわからなくて、そのせいで感動が薄くなってしまうのが残念だった。
そう言う意味では読み手を選ぶかなあ。
モノに込められた工夫や想いを通じて人を動かそうと言う設定は、最近の流行りだと思うので設定の新鮮さも大事なんだろうな。
ラストで一旦まとめるのかと思ったら、まだ続くようなのでさて、続きはどうしようかなあ。
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Posted by ブクログ
諸事情で家を飛び出してきた主人公を拾ってくれたのが
店主のきれいなお姉さん、だった。
日本酒BARなので、一話終わる度に
どういう日本酒なのか、の解説があります。
下にはつまみについて。
とはいえ作り方がないな、と思っていたら
あとがきにクッ○パッドに載せている、との事。
どこもかしこも人間関係が大変ですが、大学生から
社会人になった、という2話目の男の子。
何がいけないのか、もさっぱり分かっていないのが
これどうするよ? という感じです。
大学生気分が抜けてない、とかいう問題ではなく
人としての考え方がすごいな…と。
3話目では、うっかり祖父と孫のやりとりに
うっとくるものがありました -
ネタバレ 購入済み
マリアージュ
美味しい日本酒あればよかった。
それが、その日本酒にあう料理があるともっといいという贅沢にかわってきた。
もしくは、食べたい料理にあう美味しい日本酒かあるともっといい、という風に。
第一弾を最初に読んだ時はほとんど経験しなかったマリアージュ。
日本酒が食中酒というのも、最近は実感できる。
四季のような正直なお店が、たくさんできるといいですね。
冴蔵さん・楓さんのマリアージュに乾杯!