古川順弘のレビュー一覧

  • 宝と夢と幻

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    ネタバレ

    昭和の写真。山の上で宝探しを続ける。こういうのができた時代。ピントの感じがフィルム写真。日ユ同源説、あったなあ。
    家族はいたのだろうか。

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    2024年12月25日
  • 秘められた神々

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    記紀にちらっと出てくる神を含めて記紀神話から見ると非正統的な神々を概説。近世末~近代に新興宗教で作られたものはともかく(それはそれでどのように作られたかは興味深いが)、一筋縄ではいかない神々の世界を知ることができる。今私が興味を持っている第六天は載っていないし、有名なアラハバキ神などにも触れられていないが日本における信仰の在り方を考えるために必要な本だと思う。平藤喜久子氏が監修というせいもあるのか、興味本位ではなく割とちゃんとした考察をしている。まだまだ「秘められた」というか一般的に知られざる神々は多いと思うので続編も期待したい。

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    2023年04月19日
  • 人物でわかる日本書紀 歴代天皇、后妃、有力豪族、渡来人、神々―

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    タイトル通り日本書紀人物伝。
    古事記との違いや実在説など知見を載せてくれているのがありがたい。また継体天皇の血の繋がりもあながちあり得ない事でない事も分かった。
    日本人の昔の名前は長ったらしく覚えられなかった。

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    2022年04月05日
  • 僧侶はなぜ仏像を破壊したのか 国宝に秘められた神仏分離・廃仏毀釈の闇

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    ◼️ 古川順弘「僧侶はなぜ仏像を破壊したのか」

    廃仏毀釈、というものにはかねて興味を持っていた。熱に浮かされたような大騒動。

    貴重な仏像、仏具が棄却され、寺院が廃されたという明治維新期の動乱の1つ、廃仏毀釈。なぜそんなことが起きたのか知りたかった。そして、現実の事象は読む前に予想していたより酷かった。

    1867年の王政復古の際、明治天皇は神武天皇の時代に行われていたとされる政体に回帰することを宣した。これは祭祀と政治が融合した体制のこと。

    これに伴い1868年、混乱の大元である神仏混淆禁止令、といったものが出される。目的は、明治政府が国家神道をして政治の基本としようとし、神社の仏教色を

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    2025年06月16日
  • 僧侶はなぜ仏像を破壊したのか 国宝に秘められた神仏分離・廃仏毀釈の闇

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    なぜ廃仏毀釈が激化したのか、ざっくりと学べる。
    仏教より下に置かれてきた神職の不満、仏教の怠惰、民衆の不満など。太宰府天満宮は寺であった、菅原道真の写経が捨てられた、というのが驚き。

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    2025年05月08日
  • 紫式部と源氏物語の謎55

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    今夥しく出ている源氏物語、紫式部の解説本。田辺の本屋で購入しようとしたらこの本のみあった。しかしまあまあ当たりか。
    全体の解説書としてはこんなところか。
    それにしても源氏の解説書、注釈書というものが、平安時代の昔から数多く出されていたとは。

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    2024年02月23日
  • 秘められた神々

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    5章仕立てのうち、
    1章「記紀神話にうごめく謎の神々」
    2章「記紀には出てこない古代の神」
    5章「知られざる謎の民俗神」
    …が、特に面白い。

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    2023年02月05日
  • 秘められた神々

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    『古事記』『日本書紀』の神話には、アマテラス、スサノオといった誰もが知る有名神が登場し、現代の日本人にはすっかり馴染み深いものになっている。
    しかし、国家的な権威のもとに編纂された記紀神話はしょせん官製であって、その背後に長大な前史、あまたの異伝、庶民の素朴な信仰がある。
    本書では、このような視点のもと、記紀神話からは漏れた神々、記紀神話での存在感は薄いが重要な神々、あるいは神仏習合や新たな信仰の影響を受けて発生した謎めく神々、一時は熱心に信仰された流行神など、総じて言えば、オーソドックスな神統譜からは外れた「異端の神々」に着目する。
    各神にまつわる神話・伝説を紹介しながら各神のルーツを探り、

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    2022年12月26日
  • 聖徳太子に秘められた古寺・伝説の謎 正史に隠れた実像と信仰を探る

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    著者もちゃんとした人ぽく、250ページほどに伝説の初期から現代の扱いまで、問題や議論になる点、現代の説と著者による解釈がコンパクトにまとまっている。現状把握に。

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    2021年09月01日
  • 消えた古代豪族「蘇我氏」の謎

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    藤原氏らによって表舞台から消された蘇我氏
    その出自から滅びまで通史とは別の視点から学ぶことができる

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    2016年09月08日