人物でわかる日本書紀 歴代天皇、后妃、有力豪族、渡来人、神々―

古川順弘

2020年は『日本書紀』編纂からちょうど1300年の年に当たります。
最近では、古代史ブームの高まりから、初代とされる神武天皇以降の「初期天皇」、葛城氏をはじめとする古代豪族など、教科書には載っていない3~5世紀の時代への関心も高まり、その歴史的重要性が見直されつつあります。
本書では、登場人物を中心に『日本書紀』を扱うことで、個々の登場人物の魅力や「その後」、ほんとうに敗者だったのか、その後どのように伝承されていったのか、など、『日本書紀』をより楽しめます。
「日本書紀の基礎知識」「初代神武天皇から41代持統天皇までの歴代天皇」「皇子、女性、豪族など個性豊かな登場人物」という3つの柱で、総計で150人以上の人物を収録。
関連図版・地図も挿入し、ふだん古代史に触れていない方にもおすすめです。

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: 学術・語学 / 教育
• 出版社: 山川出版社
• ページ数: 303ページ
• 電子版発売日: 2023年04月12日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 41MB

[ブクログ · ★★★★☆]

タイトル通り日本書紀人物伝。
古事記との違いや実在説など知見を載せてくれているのがありがたい。また継体天皇の血の繋がりもあながちあり得ない事でない事も分かった。
日本人の昔の名前は長ったらしく覚えられなかった。