王貞治のレビュー一覧
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ネタバレ巨人の強さの原点は、合氣道にあったとは!
以下、メモ
臍下の一点に心を静める
臍下の一点に水を張って、波立たせないようにスーッと動く
眠れない時は足の指の先から、氣がビューッと外に向かって出ているイメージを持つ
ボールをよく見えるようにしようと思ったら、自身が静かな池になればいい
心身統一の四大原則
臍下の一点に心をしずめ統一する
全身の力を完全に抜く
身体の総ての部分の重みをその最下部におく
気を出す
マイナスの観念がよぎった瞬間に、ふっと息を吹いて吹き飛ばしてしまう
「潜在意識をプラスにする」潜在意識にマイナス感覚をため込まないで、プラス思考を、プラスの観念をためておく。
よく笑うこ -
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ネタバレ非常にタメになる一冊だと思います。
王さんと岡ちゃんとは意外な組み合わせな気もしますが、わかりやすくてあっという間に読み終わりました。
いろいろな点で感銘を受けたり参考になったことがありますが、個人的には以下の3点が特に印象に残りました。
(1)やる前にあれこれ調べたり考えたりするのは、うまくいかなかったとき、馬鹿にされたり否定されたりするのが嫌だという気持ちがあるかもしれません。
じっとして行動を起こさなければ成功も失敗もなく、誰からも何も言われずに済みます。
→確かにそうやって逃げる傾向は多々あります。そのように消極的になってはいけないと自戒を込めて。
(2)仕事に限らず何をするにし -
Posted by ブクログ
野球界とサッカー界を牽引してきた2人の対談を中高生向けにわかりやすくまとめた1冊。
大人が読んでもなるほどと思う部分が多かったです。選手として、監督として、クラブや代表を率いた経験なども踏まえて感じたであろう人生の本質的な部分について語る言葉に説得力を感じた。野球とサッカー、スポーツは違えど共通する想いなども多く語られていてやはり最前線にいた方同士の対話というのは見ていてとてもおもしろい。
お二人とも未来を担う若者たちへの愛情みたいなものが根底から感じられるのも良かった。
印象に残った言葉を一つメモ。
岡田監督
森信三という哲学者であり教育学者だった人が、「人というのは、出会うべき人に必ず出 -
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王さん、広岡さんの元プロ野球選手と合気道の藤平さんの鼎談が収録された書籍。
個人的には、ゆとりを持つ事が全ての物事において重要であるという考えであったので、そういうところの琴線に触れたのか、読んでみた。
内容の抜粋がとてもいいので、メモ
・力に頼るのではなく、力の抜き方を知る
・最も望ましい形を先に作り、一瞬で移る
・どんな球が来ようとも「知らんぷり」して待つ
・無意識にできるまで正しい練習を繰り返す
・無心で物事に取り組む人こそ「伸びる人」
・「氣の呼吸法」で深く静かな呼吸を身につける
・プラスの言葉で潜在意識をプラスに保つ
・猛練習で疲れ果てたときこそ、わかるコツがある
・優れた指導者 -
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今から22-3年前に読んだ「氣の威力」の著者、籐平光一先生のご子息、信一氏と王貞治氏、広岡達朗氏の3氏の対談形式の著書。王氏は2006年第1回WBC日本代表監督として日本を優勝に導いた、かつての世界のホームラン王。広岡氏はプロ野球界でヤクルト、西部を日本一にした名監督。
素晴らしい成果の裏にある不断の努力の凄さを教えられた。理論に裏付けられた正しい練習をとことん反復練習するということがいかに重要か。王氏は言う。「普通のことをやっていて特別になろうなんて甘すぎます。特別なことをやったって特別になれるとは限らないんですから」
それに伴う日頃の正しい姿勢が大事。「意識を下ろす」つまり「臍下の一点 -
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ネタバレ王貞治元WBC監督と岡田武史元日本代表監督の若者向けのメッセージ対談本
下記が心に響いたフレーズ
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「自分の不安や悩みから目を背けず、しっかり向き合う。不安から逃げないで向き合っていると、慣れてくる。」
「逆に、不安や悩みの全くない人は、人生と真剣に向き合っていないから、あまりたいした成果を上げることができないということもいえます」
「もうこれでいいやと思ったら終わりなんです。成長はそこでストップします。次は大丈夫だろうかという不安があるから、努力できるんです。」
「切り替えはもちろん必要です。でも、勝ち負けにこだわって自分を追い込むことができないと、自分が本来持っているはずの強みとか長 -
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ネタバレ目標を本気で信じるというのは、信念とか哲学といい換えてもいいと思います。それらを持っているかどうかで、結果は全然違いますね。チームの目標であれば、それを全員が本気で信じられないとだめです。大事なことは、その目標を自分自身が、チームであればメンバー全員が本気で信じて、それに向かって行けるかどうかということなんです。
リーダーにとっていちばん大事なのは、自分が成し遂げたい目標をはっきりと掲げ、まわりがなんといおうが、命を懸けてその実現に突き進むことだと考えています。その目標は他の誰よりも次元が高く、私利私欲とも関係ないものでなければなりません。そういう目標に向かって必死に努力している姿を見て、