河瀬誠のレビュー一覧
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課題解決にもってこいの本です。
戦略思考の本は書店に行ってもたくさんあって、どれを読めばいいかわからないといったことが多いですが、入門書であり実用書でもあるのが本書。
「課題の本質の発見・分析」、「解決策の立案」が本書の範囲で、相手の説得といった「解決策の実行」は範囲外ではありますが、実際に実行する場合、それまでの準備、課題の整理、解決案の策定が必須事項であり、それが大部分を占めていると感じます。本書に掲載されている
導入部として、「空」、「雨」、「傘」、「紙」の例を用いて、スムーズに本書に入り込めるようにしています(よく使われるケースですね。)
※エピソードとしては、以下のとおり
①空 -
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内容
戦略思考であなたの付加価値を高めよう
オリエンテーション―戦略思考のアプローチを知ろう
基礎トレーニング
左脳でイシューツリーを作る
右脳で仮説の手がかりをつかむ
実戦テクニック
論点を分解し初期仮説を作る
仮説を実際に検証してみる
戦略思考であなたの人生を豊かにしよう
著者は王子製紙→カーニー→ソフトバンクという経歴を持つ。
いわゆる問題解決本であるが思っていたよりもかなりよかった。
初歩的な内容ですがとても基本に忠実な内容で思考の型を効率的に学ぶことができるでしょう。私は特に「CDを売れるようにするにはどうすればいいか?」というケースがとても参考になった。
例が多く読みやす -
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ネタバレ久々に読み返してみました。
右脳と左脳の両方をどう使いながら戦略を立てていくかというステップが細かく説明されている。
いかに、とんがったアイディアを右脳から生み出し、そこにどう左脳が理屈付けをしていくことができるかということ。
凡庸なアイディアに左脳でロジックとデータの裏付けをすることはいくらでも出来るが、それでは画期的な新しいものが生まれない。
直感的に「これいいっ」と感じることがよく有るけれど、それを左脳がうまく処理できるようになると、仕事の質が大きくあがるんだなー。
(ためいきー)
グラフなどのサンプルも多彩に乗っているので、プロジェクトのプレゼンをまとめる人には参考書としても使 -
Posted by ブクログ
ネタバレ【気になった場所】
企業に付加価値を提供すること
ビジネスパーソンとは
→自ら課題を見つけ、目標を設定し、解決する人
=サラリーマン+戦略思考
イシューツリーの作り方
・軸を決める
・論点はMECEに分解する
・重要な軸は前に出す
・メリハリをつける
仮説はお客様の視点で考える
→お客様を主語にしたストーリーを考える
常識の枠を破るには、素人の質問をする
→なぜ?本当に?を繰り返すこと
初期仮説を作る手順
・課題の目的と動機の共有
・右脳作業→仮説の洗い出し
・左脳作業→論点分解
・右脳と左脳の突き合わせ
・仮説とイシューツリーの見直し
・検討課題の洗い出し
・検証作業プランの作成 -
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ネタバレベンチャー等ではなく、普通の会社の中で新たな事業を考える方を対象に書かれた新事業開発の本。全体の流れの作り方がよくまとまった一冊。
○新事業開発の流れ
①事業テーマを選ぶ
ー事業のアイディアを出す
ー事業アイディアを区分けする
②顧客と提供価値を定める
ー特定ひtりに提供する価値を定める
ー市場を理解する
ーペルソナを設定する
ー提供価値を定める
ーピボットで仮説を方向転換する
ー事業規模を試算する
③事業計画をつくる
ービジネスモデルを組み立てる
ービジョンを描く
ー事業計画書にまとめる
ー事業化を判断する
④新事業の実行と組織・人材
ー新事業の実行マネジメント
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Posted by ブクログ
戦略思考のための入門書&実用書。
イシューツリーの作成や仮説の設定、各種フレームワークの説明と使い方など。
経営やマーケティングに必要な知識をまんべんなく解説してて、解説の仕方もわかりやすいです。ちょっと教科書ちっくな本ですね。
読み物というよりも、ワークを実際やってみて使いこなすといい本ですね。
きれいにまとまってるので研修などにも使えそうです。
第一章:戦略思考のアプローチを知る
第二章:左脳でイシューツリーを作る
第三章:右脳で仮説の手がかりをつかむ
第四章:論点を分解して初期仮説を作る。論点分解ツールとしては3C,4P,5F,7S,SWOTなど
第五章:仮説を実際に検証してみる。