河瀬誠の作品一覧
「河瀬誠」の「新事業開発スタートブック」「戦略思考コンプリートブック」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「河瀬誠」の「新事業開発スタートブック」「戦略思考コンプリートブック」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
ビジネス・実用
Posted by ブクログ
新事業を創出上での、考え方や一般的なプロセスについて、とても丁寧に記載されている良本だと思います。どこか一部を切り取ルことが難しいほど、新事業創出における大切なことが記載されており、ぜひ一度すべてに目を通してもらいたいと思っています。
大きな流れは、Where→Who→What→Howです。
・Where:どの事業テーマを選定するか
・Who:お客様は誰か
・What:提供価値は何か
・How:どのように事業を成立させるか(事業計画書)
自分自身、上記の考え方は理解しているつもりで、色々とチャレンジしてきていますが、理解していることと、実践できることは、全く別の話だなといつも思います。特に、いつも、WhoとWhatの具現化に苦慮しています。
市場理解(SP)、ペルソナ設定、提供価値検討、MVP策定。言うは易しですが、実践して納得いく形にするのは本当大変だと思います。思うところは多々ある中、特に印象深かったのは、以下についてかなと思います。
①新事業に失敗するパターン
・優れた技術で勝とうとする
・選び抜いたアイデアに賭ける
・市場調査などの分析を重視する
→頼るべきは、「顧客の声」と「実感値」
・完成度の高い事業計画書
・事業計画を遵守する
・すぐに儲かる事業を期待する
・可能な限り失敗を避ける
・最初から収益や予算に縛られる
・自前で全部やろうとする
・大きな組織、万全な体制で始める
・新事業に起死回生を賭ける
②ピボットで仮説を方向転換する
仮説を立てて、顧客ヒアリングを通して、戦略を変更することは当たり前。その方法論が以下。
・製品機能を元の一部に絞る(ズームイン型)
・他の製品の機能まで取り込む(ズームアウト型)
・同じ市場の別の顧客セグメントに変更する(顧客セグメント型)
・同じ顧客の別ニーズに変更する(顧客ニーズ変更)
・自社独自のアプリか他社も相乗りできるプラットフォームかを変更する(プラットフォーム化)
・一般市場向けか特定市場向けかを変更する(事業構造変更)
・価格の捉え方を変更する(価値補足型)
・成長戦略を変更する(成長エンジン型)
・販売チャネルを変更する(チャネル型)
・同じソリューションを違う技術で提供する(技術型)
特に自身は②の理解が足りず、なかなかピボット戦略を実践できていなかったなと感じた次第です。
Posted by ブクログ
問題解決はどのような手順で行うべきか。
それは、
1. 論点を洗い出す
2. 仮説を立てる
3. 実行計画を立てる
4. 実行する
という手順で行うべきである。
行き当たりばったり、思いつきで行動しても、決して上手くは行かない。
それでは、各ステップのポイントを以下に記す。
「論点を洗い出す」
まず最初に、「何が問題なのか」を思いつく限り数多く洗い出すこと。
ここでの洗い出しが不足してしまうと、どうしてもあとの対策案も内容の薄いものになってしまう。
そして次に、それを構造化してみる。
イシューツリーを使って、漏れなくダブリ無く(MECEに)まとめてみる。
いきなり綺麗にまとめるのは難しいが、ここで全員の認識が揃うと、あとのステップがとてもスムーズに進むようになる。
納得できるものが出来るまで、何度もやり直して(ゼロクリアして)みる。
最後に、その中から需要な論点を1〜2個に絞り込む。
本質的な論点かどうか、つまり「これの論点が解決すれば本当に問題は解決するのか」を問いかけて考える。
そして、後はそれだけを対策するようにする。
「仮説を立てる」
ここでもポイントは、とにかく数を出すこと。
3個の優れたアイディアから選ぶよりは、100個の汎用なアイディアから選ぶ方が望ましい。
出したアイディアの数が少ないと、それに固執してしまい、あとで変更が行われづらくなってしまう。
また、常識を捨てて考えることも重要である。
常識とは、いわば「過去の成功体験」にすぎない。
だがそれが通じなくなっているからこそ、新しいアイディアが求められているのである。
加えて、顧客視点に立つことも大切である。
「もっと売上を上げたい」「これでは採算が取れない」というのは、全て企業側の都合にすぎない。
顧客の視点に立ち、彼らが本当に必要としているものは何かを考えることで、より尖ったアイディアが出るようになる。
またその際には、ペルソナを立てて考えることが効果的である。
「計画し実行する」
実行のステップでは、まずはきちんと実行計画を立てることが重要である。
行き当たりばったりで実行しても、決して上手くは行かない。
ロードマップの作成(中期計画)とアクションプランへの落とし込み(短期計画)を行う。
だがその際に、精緻な計画を立てることにこだわりすぎてはいけない。
計画を立てるのにエネルギーを使いすぎ、その後の実行が行われないのでは本末転倒である。
これまでやってきたことは全て準備に過ぎず、「実行」こそが本番なのである。
また、計画は所詮ズレていくものである。
なぜなら周囲の状況は日々変わっていくし、ビジネスにはやってみないとわからないことが多い。
ならば計画にこだわりすぎず、素早く実行し、素早く検証し、素早く修正していくことが重要である。
問題解決の手法を知りたくて本書を手にとってみたが、要点が簡潔にまとめられており、非常にためになった。
また今まで自分がいかに行き当たりばったりに行動していたかを知った。
今後はこれらの内容を参考に、きちんと問題解決出来るようになりたいものである。