こみねゆらのレビュー一覧

  • 若草物語

    Posted by ブクログ

    何十年ぶりに読み返し。4姉妹の成長の他、母のアドバイスや、ローリーの優しく勇敢なところがGood!!(・ω・)b

    0
    2024年11月20日
  • ふゆねこ

    Posted by ブクログ

    窓の外は雪。この絵本のようにまっしろなねこがたずねてきそうな夜です。

    亡くなったお母さんに頼まれてやってきたふゆねこは、へやにあがりホットミルクを飲むとここへきたわけを話します。

     あみかけの ももいろのてぶくろを
     おかあさんのかわりに あみあげて
     ほしいとたのまれ やってきた

     さいごに てぶくろを くさりあみの
     ひもでつなぐこと わすれないでね
     ぜったいに

    ちさとちゃんはてぶくろを落とした日のことを思い出しました。失くして悲しかったこと。おかあさんがすぐにてぶくろを編んでくさりあみでつないでくれてうれしかったこと。

     てぶくろをはめて ほほにあてると
     おかあさんに だき

    0
    2024年02月05日
  • ふゆねこ

    Posted by ブクログ

     かんのゆうこさんの物語と、様々な絵描きさんとの組み合わせによって、それぞれに異なる味が生み出される『四季ねこシリーズ』だが、本書は、シリーズもの関係なく、ひとつの作品としての素晴らしさを感じられた、喪失から再生への物語である。

     上記のような絵本と聞いて、私が思いつくのは、湯本香樹実さんの『くまとやまねこ』だが、それとはまた異なる趣があるのが、また印象深く、その物語の展開や構成も含めて、とてもよく考えられてるなあと思わせるものがあった。

     また、その冬の切々とした静謐さの中にもある、ほのかな温かみを抑えた色調で描いた、こみねゆらさんの、素朴なヨーロッパの片田舎の雰囲気を纏った絵も素敵で、

    0
    2024年01月09日
  • ぼうし

    Posted by ブクログ

    表紙もどのページも
    ハンカチ、
    緻密な色とりどりの刺繍が差され
    ちょっと薄暗い古民家ギャラリー

    ひだりからみぎへ
    並んでいるだけなのに
    ハンカチが少し明るく浮き上がっている
    好きで奏でる楽器たち
    青い素敵な帽子の楽曲になりました

    でもミューズが男の子って…不思議

    落ちてた帽子、ひろって被ってみると、うまく被れない…象さん、驢馬さん、山羊さん、兎さん、鼠さん。男の子がやって来て、「さがしてたんだ」。

    ブレーメンへ?ちょっとちがう。

    象さん首にヒラヒラ襟付けてトランペット。驢馬さん腰にヒラヒラスカート、タンバリン。山羊さんダブダブズボンでピアノ奏で。兎さん蝶ネクタイ締め桶胴太鼓。鼠さん赤

    0
    2022年12月23日
  • おーばあちゃんはきらきら

    Posted by ブクログ

    あーかわいい。
    女の子もかわいいけど、なんといっても、おーばあちゃんがかわいい。こんなおばあちゃんになりたいなぁ。

    0
    2019年01月26日
  • オルゴールのくるくるちゃん

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    切なくて優しいおみねゆらさんの独特の世界。小さなものに向けられる優しいまなざしが感じられます。くるくるちゃんという踊る御人形の物語。レトロな建物にオルゴール人形、ページをめくるとメルヘンな可愛らしさにあふれています。うららかな午後に紅茶を飲みながら読みたくなります。

    0
    2017年05月30日
  • ミシンのうた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ミシンが紡ぐ不思議な可愛いお話。
    個人的には最初は現実的なお針子の暮らしだったのに、
    最後にでてくる女の子がミステリーな雰囲気で
    謎のままでした。
    読み終わった後も針でつかれたように胸につんと残るのでまた読みたくなります。

    0
    2016年11月28日
  • オルゴールのくるくるちゃん

    Posted by ブクログ

    こういう思い出の品ってありますよね。
    私も大人になってから、小さいころに大切にしていたけど、お別れしてしまっていた物に、再び巡り合ったことがあります。
    なんとも暖かい気持ちになりましたが、物の方はくるくるちゃんみたいに、苦労をしたり悲しい思いをしたのかな?
    くるくるちゃんは、持ち主のもとに戻れて良かったです。

    0
    2016年06月28日
  • おーばあちゃんはきらきら

    Posted by ブクログ

    おーばあちゃんとは小学校1年生のチイちゃんのひいおばあちゃんのこと。
    おーばあちゃんはチイちゃんにきらきらしたお話しをたくさんしてくれる。チイちゃんもきらきらする。

    0
    2016年06月17日
  • ふゆねこ

    Posted by ブクログ

    結花おすすめ。
    亡くなったお母さんに頼まれて、途中まで編んであったちさとの手袋を完成させるためにあらわれたふゆねこ。手袋を作ったらふゆねこは帰ってしまったけど、その後ちさとの誕生日にまたねこがやってくる… ふゆねこそっくりな。
    読み始めた時からすでにお母さんは亡くなってていないけど、お母さんの子を思う気持ち、存在感がすごく伝わる…あたたかい絵本だと思いました。

    0
    2012年03月04日
  • オルゴールのくるくるちゃん

    Posted by ブクログ

    こみねゆらさんの絵本ですね。

     おにんぎょうのくるくるちゃんは むかし、ちいさなおんなのこと くらしていました。
     おんなのこは くるくるちゃんを、
     ミトちゃんとよびました。
     おんなのことの たのしいひびは いつしか すぎてゆきました。
     きがつくと、くるくるちゃんは はくぶつかんのなかで、オルゴールにんぎょうとして おどっていました。
     オルゴールのねじがまかれると、にんぎょうたちのでばんです。
     みぎへくるり。ひだりへくるり。
     おんがくにあわせて まわります。
     みぎへくるり。ひだりへくるり。
     だけど くるくるちゃんだけ、みんなとちょうしが
    あいません。
     くるくるちゃんは セル

    0
    2025年06月08日
  • ふゆねこ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    四季ねこシリーズの『ふゆ』の絵本ですね。
    かんのゆうこさんの、四季ねこシリーズ『ふゆねこ』
    絵はこみねゆらさん(1956年、熊本県生まれ)
    絵本作家、イラストレーター、人形作家。

     あきも おわり、
     ひんやりとした ふゆの かぜが、あたりに
     ふきはじめたころ、
     ちさとの おかあさんが なくなりました。

     そんなあるひ。
     まるで ゆきのように まっしろな ねこが、
     ちさとの いえを、たずねてきたのです。

     「ちさとちゃん、こんにちは。わたしの 
      なまえは、ふゆねこです。
      きょうは、ちさとちゃんの おかあさんに
      たのまれて やってきました。」

     ふゆねこは、おかあさん

    0
    2025年02月10日
  • ふゆねこ

    Posted by ブクログ

    胸がキュッとなるオープニング
    でも、表紙のピンクマフラーのシロネコちゃんの姿を頼りに読み進める
    お母さんの娘さんへの気持ちの強さを感じてホロリ

    0
    2024年10月14日
  • ふゆねこ

    Posted by ブクログ

    最初の始まりから涙が出そうになるのを堪えながら読んだ。
    このシリーズの中で一番優しくて悲しいお話なんじゃないかしら。
    子どもを残して旅立たなければならなかったお母さんの気持ち、残された女の子の気持ちを想像するともう( ; ; )
    ふゆねこさんは誰かを温かさを届けるためにいるのね。
    ありがとう、お母さんの心残りを届けに来てくれて。
    私のさ、亡くなったお友達のお子さん、表面上は元気なの。
    でもたまに学校で見かけると一人小さくなって座っていることがあって。
    何度お母さんの代わりに抱きしめてあげたいと思ったことか分からない。
    亡くなったのも結構急なことだったから…ふゆねこさん、私のお友達とあの子の所

    0
    2024年08月11日
  • ともだち できたよ

    Posted by ブクログ

    友達が欲しいウサギが、カッパと友達になるまでの話。文章は優しくて読みやすいけど、途中に出てくる動物たちの言葉は、キツイものがあるかな。

    0
    2024年06月10日
  • ふゆねこ

    Posted by ブクログ

    冬の風が吹く頃にちさとのおかあさんは亡くなった。
    「おかあさんはね、おほしさまになったんだよ。」とおとうさんは言うけど、星のなかにおかあさんは見つからない。
    ある日、真っ白なねこが、ちさとをたずねてやってきた。
    ふゆねこと名乗る白いねこは、おかあさんに頼まれたと言って、てぶくろを編みはじめる。
    器用に編み上げて、くさりあみのひもでつないで出来上がり。
    かたほうだけなくして、悲しかったことがあるのを思い出した。
    ふゆねこは、雪の中帰って行った。
    おかあさんのいない初めての誕生日におじいちゃんとおばあちゃんが、おかあさんからのプレゼントだよとかごのふたをあけると…。

    寂しいイメージだなぁと…だけ

    0
    2024年01月19日
  • おーばあちゃんはきらきら

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    おーばあちゃんっていうのは、小学校一年生のチイちゃんのひいばあちゃんのことだ。

    おばあちゃんのうちのはなれに住んでいて、ときおりおばあちゃんと一緒にチイちゃんのところに来たり、チイちゃんが遊びに行ったりもする。

    チイちゃんはおーばあちゃんが大好きだ。ちいさくてほそくてしわしわで、すきとおった淡いひとみ。もうこの世のガツガツした生活や欲望から遠く、淡い夢の世界、いうなればピュアなイデアに近い世界に生きるひと。あるいは、「この世」の外側に近い場所。

     ***** ***** *****

    子供、年寄り。

    まだ「あちら側」から来て日が浅く、この世に定着して間もない者、まもなく「あちら側」へ召

    0
    2015年04月04日
  • ふゆねこ

    Posted by ブクログ

    はるねこ、なつねこ、あきねこ、そして、ふゆねこ。四冊とも読んでみよう。特にふゆねこはじんわりきます。

    0
    2012年02月11日
  • かばん

    Posted by ブクログ

    9歳10ヶ月の娘
    6歳10ヶ月の息子に読み聞かせ

    ぼうしに続き
    かばん

    絵が可愛いんだよなー

    ロバさんのスカートすてき

    0
    2025年04月01日
  • こどもべやのおともだち アンナとビイプ

    Posted by ブクログ

    【娘6歳セレクト】
    トランクの部屋でお人形の2人が
    一緒に暮らすことになって
    アンナのなりたい夢を叶えていくお話。

    0
    2022年08月21日