リーアンダー・ケイニーのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレアップルの名デザイナー。ジョブズとともに時代を作った、作っているジョナサンアイブに関する一冊。
デザイン思考の参考資料として、デザインのあり方について、学べたよい一冊。
<メモ>
・デザインとは消費者にどんな商品を提供して、どう生活を変えたいかに思いを巡らせること。
・本当に大切なのはそこに込められた手間と心配り。
・ドローイングとスケッチ、対話と議論がものづくりの過程には欠かせない。
・気持ちが高揚することが重要。
・ゆるやかな組織構造、協調的な仕事の流れ、コンサルタント的な考え方
・目標を定めようとする段階では、製品のストーリーについて語り合う。製品をどう見るかについて話し合う。製品に何 -
Posted by ブクログ
ジョナサン・アイブ。
iMac、iPod、iPhoneとアップルが成功を収めたさまざまな製品のデザインに関わり、スティーブ・ジョブズが最も信頼したデザイナーです。
最近で言えばiPhone7の新色。ジェットブラックをこうやって磨いたとかキチガイみたいに説明してる動画に出てくる人です。w
どういう人物なのかとか、どういう上司や部下がいたという内容になるのですがやはりジョナサン・アイブが1番影響を受けたのは職人だった父な気がしました。
やっぱり親の仕事を近くで見ていたのでしょう。
アップルのデザインの秘話も多く、面白かったのがiPodのハードウェアは日本の東芝のものだったということ。
直径わずが4 -
Posted by ブクログ
アップルの製品デザイン責任者のサクセスストーリー。
ジョブスの片腕として描かれている。
感じるのはアップルの製品のもつ「かっこよさ」は単にデザインを優先したのではないということ。あたりまえのことですが、カッコ良く作ることの難しさ、それは、技術的なハードルだったり、使い勝手の部分の心地よさだったり、質感だったり、コストだったり、生産性だったりいろんな部分で折り合いをつけなければならない。そこでデザインが犠牲になることもあるのだが、そこで、相当な無茶と熱意で内外部との軋轢を乗り越えて製品化されている。あたりまえのことですが、あたりまえでないのです、難しいのです。
本書では、ジョニーの性格面での -
Posted by ブクログ
ソフトの時代だからこそデザインが重要になる
イギリスにはT字型デザイナーという概念がある。ひとつの専門領域を深く極めながら、同時に他の幅広い領域にも造形を持つ人材のことだ
大学で賞を総なめ
世界を驚かせたipad革命
替えのきかない男
ジョニーはあるべきものを正しくつくること、それが目的にかなっていることをいつも気にかけていた。テクノロジーに人間味を持たせることにこだわっていた
イギリス屈指のデザイン事務所に入社
アップルのデザイン責任者ブルーなーの訪問
退屈な仕切り机の中ではデザインなんてできない。そんなところじゃだれも働きたがらない。天井が高くて気持ちの高揚するようなオープ -
Posted by ブクログ
デザインのお勉強。
…デザイナーは必要なものだけをデザインすべきだというミニマリスト的な哲学は、ドイツの伝統教育の流れをくむものです。ジョニー・アイブのデザイン哲学もまた、そのことを強く意識しているようです。このドイツの伝統は、アイブにも、電気器具のブラウンにも、またドイツのキッチンメーカーや家電メーカーにも受け継がれています。ドイツの家電デザインでは、この哲学が確立しているのです。高品質、高機能、ミニマリズムの伝統がそこに脈々と息づいています。おそらく教育を通して、アイブにこの哲学が染み込んだのでしょう
…「ジョニーも僕らも、デザインの目的を優先させた」とグリナ―は説明する。「ジョニ -
Posted by ブクログ
ネタバレflyer要約
一言で言うと、
オペレーションの天才であること
ジョブスのマネをしないマネジメントに徹したこと
所感
自己認識能力が高く、自分自身のマネジメントに徹したこと。ブレないのは、経験からの自信であり、重要なのは結果の積み重ねと結果に対する分析によるものだろう。
経営者としてオペレーション全般を理解した上で、
戦略戦術の立案実行が可能になる。
従って経営者としてのリーダーシップを発揮するならば、
オペレーションの切り口から生産から財務まで、
つまりどのようにお金が生まれるのか?(インプットからアウトプットまでの流れ)ということ理解する必要がある。
#アップル
#ティム・クック -
Posted by ブクログ
スティーブ・ジョブズの伝記が良かったので、
彼の周りの重要人物の伝記も読んでみました。
(正確に言うと、この本は伝記ではないかも。)
アップルのデザインを統括していたジョナサン・アイブのストーリー。
オフィシャルに情報を集めれたスティーブ・ジョブズの伝記と異なり、
この本は著者がアイブでもなく、多くの元ネタがスティーブ・ジョブズの伝記からなため、
ストーリーの重複感があったり、
デザイン初心者や過去のアップル製品に疎いと
何のことを言ってるのかが分からない時もありますが、
随所で天才デザイナーの哲学を垣間見ることができます。
きっと、デザインに興味のある人にとっては、マユツバものの本でしょう -
Posted by ブクログ
iMacやiPod、iPhoneなどのデザインを担当し、スティーブ・ジョブズ復帰後から右腕として手腕を発揮したジョナサン・アイブ氏の生い立ちとアップルでの功績を書いた一冊。
本書を読んでアイブ氏がジョブズから絶大な信頼を得ていたことと学生時代から類い稀なるデザインの才能を持っていたことを知りました。
ジョブズなきアップルで埋もれていた才能がジョブズの復帰とともにいかんなく発揮され、そこからiPodやiPhoneなどの製品に活かされ、私たちの生活の一部になっていることがわかりました。
ただ、各商品の開発にはストイックに顧客から見えない細部に至るまでこだわって開発されていることやチームのメンバー