紀伊カンナのレビュー一覧
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ネタバレ
攻めも受けも良い奴〜!
表紙の茶髪の子×黒髪の子 高校の同級生です。
攻めの高校時代のストーカー行為はもちろん変人要素なんですが、離れてから10年が経ってもなお一途に受けのことを想い続ける気持ちの強さはもはや執着とか崇拝の域だな、と(笑)
でも、自分の気持ちを優先して受けを害そうとするような素振りが一切ないことや、再会できる可能性なんかほぼゼロの場所で受けとの想い出だけで生きていこうとしていた姿からは純粋さしか感じられませんでした。
受けは自分が攻めの最上に据えられていることに優越感を抱いたり、気持ちに応えるつもりがないのに攻めに独占欲を覚えたり、そこだけ切り取るとちょっと嫌な奴っぽいです。が、自分のそういう醜い感情を自覚して戸惑ったり自己嫌悪したりしている姿からはそんな嫌な奴感は全然なかったです。むしろ人を外見で判断せず分け隔てなく接する受けに好印象を抱きました。
丁寧な性格設定のおかげで、攻めが受けのことを好きになった理由付けも受けが攻めに絆されて好きになっていく過程も自然で良かったです。
個人的には攻めが受けの元カノに言い放った言葉がお気に入りかな。
作者さんの癖のない文章も読みやすく、買ってよかったと思いました。
(※他電子書籍サービスに同様のレビューを投稿) -
Posted by ブクログ
えっ1年以上も積んどいたのかこれ…しかも忘れてたわけじゃなくてずっと意識にはあった、それが1年以上もずっとだったのか…
も〜〜〜〜〜なんか泣いちゃった〜〜〜
エトランゼかなんか読んだ時も思った気がするけど、紀伊先生の漫画ってなんでこう、明るくて幸せいっぱいでも泣けてくるんだろう。切ない、ってわけでもなくて、切ないとこももちろんあるんだけど、なんだろうな〜
あとネコがとにかくかわいい。紀伊先生の描くネコ、本当にかわいい。
仕事かあ〜仕事ってなんだろうな〜これ買ってすぐ、1年前とかに読んでたらまた感想がちがったんだろうな〜
元気出したい時に読みたいな。 -
Posted by ブクログ
徳間書店さん、コミックゼノン編集部さん、ありがとうございますッッ
これは、肉好きとしても、漫画好きとしても、ガチで嬉しい!!
『マンガ酒』も、漫画家の皆さんの“流儀”が見られ、楽しい一冊でしたが、ハッキリ言って、カエルな私としちゃ、こっちの方がテンションは爆上がり
ベジタリアンや、豚肉アレルギーの方、宗教上の理由で肉を食べない人の生活を全否定するつもりは、全くないが、私の食生活から肉食がなくなったら、生きていけない
この作品の中でも、皆さんが、存分に語ってくださっていますが、美味い肉ってのには、それ相応のパワァがあると思う
食べた時に幸福感を全身に漲らせてくれる事は言うまでもありませんが、今日は、この肉料理を食べるぞ、って目標を立てる事で、学業や仕事に向き合う際の姿勢にも張りが出てくる。また、人と人を繋ぐ力もあるんじゃないだろうか
もちろん、食べ過ぎれば不健康になっちゃうけど、それでも、食べたい、と思ってしまう。とことん、肉は最高だ
この『マンガ肉』の中では、そんな肉好きな先生方の様々な、肉の楽しみ方が描かれており、実に参考になる
肉料理を作る先生もいれば、外食で肉を味わう先生もいる、色々な堪能があり、飽きない一冊になってるので、本当にお勧めだ
また、『マンガ酒』と同じく、作品を読んだ事のない漫画家の事も知れるので、その作品への興味を芽生えさせるって目的も、しっかりと果たせているんじゃないだろうか
我儘かも知れないが、ぜひ、第二弾を出していただきたい。今は、『マンガ麺』が連載中のようなので、その後でも、何ら構わない
次巻で、肉へのこだわりを熱く語って欲しいのは、『肉極道』を執筆中の森尾正博先生、『肉女のススメ』の小鳩ねねこ先生だな。あと、一ファンとして、『SKET DANCE』の篠原健太先生や、『七つの大罪』の鈴木央先生に、肉欲があるのか、確かめたい。まぁ、鈴木先生の場合は、『マンガ酒』の方が活き活きと描いてくれそうな気はする
もし、『マンガ肉』第二弾はちょっと無理です、と編集部さんから言われてしまったら、涙を呑んで諦めるしかないが、結構、マヂで期待している
ただ、その代わり、『マンガ魚』、『マンガ野菜』を読んでみたくありませんか、って聞かれたら、揺れちゃうだろうなぁ、気持ち
『マンガ魚』だったら、『人魚姫のごめんねごはん』の野田宏/若松卓宏先生が描いて欲しいし、『マンガ野菜』だったら、『トナリはなにを食う人ぞ』のふじつか雪先生に参戦してほしい
どの作品に登場する肉も美味しそうで、コミックスを垂れた涎で何度も汚しかけた
その中でも、やはり、表現の仕方がズバ抜けているな、と感じたのは、食漫画界で日々、ライバルと鎬を削っている、高尾じんぐ先生
『く~ねるまるた』で、美味しい顔をするヒロインの日常を描いているだけあり、肉の美味しさがガッツーンと伝わってきた
わかりみが深い(←使い方が適しているのかは微妙なのだけど)、と感じたのは、まつだこうた先生の一編
実際、私もシャウエッセンは腹一杯になるまで食べたいけれど、いざ、そのチャンスが巡って来たら、一気に食べたら、もったいない、と尻込みしちゃうはずだ
美味しいからこそ、人に躊躇を抱かせる、それが肉
ちなみに、私が好きな肉料理は、回鍋肉。様々なバリエーションがある肉料理だが、やはり、私は豚バラ肉、キャベツ、ピーマンの三つを使った、甘辛い味の定番が好き
この台詞を引用に選んだのは、肉の美味さが消し飛ぶほどの深さがあったので
単に肉好きの漫画家が、肉の素晴らしさを語るだけの漫画じゃないぞ、これは
肉を描く漫画に、その漫画家の生き方や信条、覚悟、サクッと纏めるなら、人としての芯が見える
どの作品にも、芯は見えたが、特に私に響いたのが、この台詞だった、それだけの事だ
「好き」ってのは、言葉にするのは簡単だけど、自分の中にある「好き」の形を探って、把握するのは大変だ。けど、それが、とんでもなく、楽しい
「好き」を仕事に出来ている漫画家や小説家は、自分との対話を怠らず、なおかつ、他人としっかり触れあって、世界を広げた人。だから、私は漫画家や小説家を尊敬する。そして、その世界に飛び込みたい、とんでもない戦いの毎日になるとしても -
Posted by ブクログ
優しいBLで大人気の紀伊先生の一般誌コミックス一冊目ですが、一にも二にも最高でした。すべてのキャラクターに物語があって、みんな横を向いたり後ろを向いたり立ち止まったりしてしまうけど、やはり前に向かって歩き出すその眩しすぎない明るさが、まさに紀伊先生の心の温かさだと思いました。北海道と東京、過去と現在という舞台を行き来して、全てがつながるオムニバス形式なのもとても楽しめました。何よりも絵柄が、BLではあまり意識出来なかったのですが、女の子の魅せゴマがかなり素敵でした。千代ちゃんというヒロインがいるのですが、彼女の魅力が何よりこの漫画を一本支える背骨のようになっていて、安定感も抜群でした。もっとたくさん刷って、ばんばん展開してほしいです。装丁はもっとシンプルめでもよかったかなともおもうのですが、紀伊先生のごちゃっとしたワクワク感が詰まっていていいなと思いました。英題も全部素敵です。あとがきも少し笑ってしまいました。私もそう思います。笑
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購入済み
良い!
面白かった!こういう『この先もこんな感じで2人は続いてくんだろうなあ』って感じのハッピーエンドが大好き(〃∇〃)読み終わって胸が暖かくなる。
続きは5年後かな?楽しみ(〃ω〃) -
Posted by ブクログ
良かった………
なんか、世の中には優しさが溢れてるなって思わせてくれる作品。読んだ後あったかい気持ちになった………
海辺のエトランゼのときは、紀伊カンナ先生の描きたいことがうまくつかめなかった感じだったけど、やっとわかってきた。
紀伊先生の作品は全体的に紀伊カンナの世界って感じで、表現も価値観も全部まるっと出来上がったものをぽんとこっちに渡してくるところとか、ジブリとか、細田守とか新海誠とかと似ている感じがする。実際影響受けてそう。
表現もやっぱり紀伊カンナワールドなんだけど、エトランゼよりもっと自分の好きなもの描いてる感じ。でもそれが心地いい。全部ぽわぽわしたもので出来てそう。
あと、私は紀伊カンナ先生の「他人からすると些細なことが、本人にとってはすごく大事なんだ」ってところすごく好き。でも、登場人物たちは自分が大切にしてるものが、世間では大事にされないって悟ってるんだよね。この匙加減よ。
それから、親との関係特に好き。大好きな親じゃない、当人も出来た親じゃないし、恨んでいるけど、やっぱり愛着はあるという。そのはっきり白黒つけないところが良い。なぜならそれが親というものだから。
あ、あと、最後のチビッコが出てくるシーン、私はむしろ次世代に何かを伝えたいという意志のようなものを感じて、すごく感動しました。あの子たちがいずれ大きくなったとき、男同士の関係に、何か今よりもっと変化を与えられているだろうか?
本当良かった。ジブリor細田守でアニメ化待ったなしでは? -
Posted by ブクログ
ネタバレこの二人、前からアナルセックスまでいってるんだけどここにきて受けが実は全く気持ち良くないというのが発覚して。じゃあこの1冊終わるまでには気持ち良くなれるのかと思ったらそうでもない、その他にも、二人は受けの実家の離れに住んでるのだけど実は養子の弟(この子がめちゃめちゃ可愛い)がいたり鬱で休職していた父親が復職するとか、また受けの破談した元婚約者とは良い感じの悪友になってたり、地味にリアルな日常の中で表面はゆるふわに、中身でしっかり結び付いてる感じの二人、二人の関係が段々露見していってるのだけど舞台が田舎なのも気になるところ。次巻楽しみ。