白井弓子のレビュー一覧
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一気読みしまた。
SF、戦争ものとして大満足。
ただ、それ以上に、結婚や子供や仕事、そこで衝突する女性の気持ちや、それを理解しない男性、仕事をする上で、どうしても男性から軽く扱われる女性の姿など、上手く描かれているな~~!!と思いました。
男性と女性では見る目線が絶対違うと思うし、見る年齢でも違うんだろうな。
20代以上の女性はいろいろな見方ができるんじゃないかな・・・
あ、テンペストがダメな人は受け付けないかも。 -
Posted by ブクログ
異星超能力戦争SF自主制作マンガ『天顕祭』で2009年の文化庁メディア芸術祭で優秀賞を受賞した白井弓子が、IKKIで連載するSF長編。碧王星は、第一次移民と第二次移民の間の泥沼の戦争の渦中にあった。第一次移民は劣勢に立つ中、原生生物ニーバスの体組織を子宮に宿したメスは、月が出ている間、ワープできることを発見する。特別転送隊に配属された新兵マナ・オーガは、志を抱き、転送兵を目指す。このマンガはスゴイ!その辺のマイナー雑誌でやっている一マンガとは思えないスケール感!人間兵器として利用される転送兵たちの高潔な面構えと、戦争の非道ぶりを物語る司令部の会話のギャップがベタベタだけどまたいい。相手の第二次