白井弓子のレビュー一覧

  • 天顕祭

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    ネタバレ

    日本神話モチーフだけど遠未来もの。神話好きとしてはツボだった。
    舞台は「汚い戦争」後の日本。目に見えない毒物で土壌が汚染されて、人の住める場所が少ない。
    汚染レベルによって厳しく立ち入りが制限される…
    という、この環境。いま読むと、どうしても福島の原発事故を連想してしまいます。
    徴兵制が無い代わり、30才以上の男子に年1回汚染エリアでの奉仕作業が義務づけられてたりとか、汚染エリアに育つ特殊な竹で土壌浄化をしてたりとか、なんか今の日本・これからの日本と重ねて色々考えさせられた。
    とはいえ、メインは主人公とヒロインのラブストーリー。
    しかし二人とも鳶職で、主人公は30才越えのオッサン、ヒロインは1

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    2011年11月24日
  • WOMBS 1

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    設定が綺麗なSFマンガ。
    女性の権利や性差別を匂わせつつ架空の設定でうまく包んでいる物語構成の巧さが気持ちいい。
    絵も筆の運びが好き。
    映画を見ているようなテンポで読めるマンガ。

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    2011年11月21日
  • 天顕祭

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    神話/汚染された近未来/ラブストーリー が不思議にしっくり融合。フワフワしながら力強くて複雑なストーリーも絵も、好みは分かれるだろうけど私は好きです。

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    2011年09月23日
  • 白井弓子初期短篇集

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    最初のお話は現実的な舞台なのに、その後は不思議な世界に。どの短編も芯のある女性の繊細な心の動きが見えてじっくりと楽しめた。

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    2011年09月12日
  • WOMBS 2

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    二巻の団塊では、伏線貼られまくりでまだ大きなものにはたどり着いてない。が、妊婦兵士たちのひたむきな戸惑いや信念、妊婦兵士のお腹に入ってる何かしらの重大なものが、美しい世界観の中でこれからどう絡んでくるのか、あとなんどんでん返しもありそうで、楽しみ。

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    2011年08月01日
  • WOMBS 2

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    内容はしっかりしてい面白いです。
    ちゃんとしたSFになっているので、妙なつっこみなく読めます。

    続きが楽しみ!!

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    2011年03月24日
  • 天顕祭

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    近未来SFと日本の神話がうまく混ざりあっていて面白かった(*´∇`*)/
    色々特殊な語句もあったり、話が複雑な所もあったけど、物語に引き込まれて一気に読んでしまった!!


    神話好きにオススメ

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    2011年03月22日
  • WOMBS 1

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    ファーストとセカンド。これほど分かり合えないのか?転送兵!?おもしろそうな感じがしたので購入。
    まだ序章やけどいい感じ。続きが楽しみ。

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    2011年02月07日
  • WOMBS 2

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    補足が足りない。
    もうちょっと舞台背景を教えて欲しい。天顕祭の時も思ったけど、せっかくの独特な世界観を理解するのが難しすぎる。作品内で描ききれてないところをせめて巻末で補ってもらえたらさらに入り込めると思うのですが。そこは自分で読み取れよといわれたらどうしようもないけれど……★4つだけどその辺を差っぴいて★3つ。
    でもアルメア軍曹があまりに格好良すぎて+★1つ。
    で、合計★4つw

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    2011年02月07日
  • 天顕祭

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    面白かった!
    白井弓子さん好きだなーと。

    話はすこし解りにくいので、
    一回目は流れを掴むためにざざっと。
    じっくり読むのは二回目からがお勧め。
    分からない単語も多いから、
    一回目から理解するのは難しいと思うんだ。

    有川浩さんが好きは結構好きなんじゃなかろうか。
    ストーリーは押さえてありながら、
    きちんと少女漫画してるっていうバランスが。
    あと、後日談はかかせないよね!

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    2010年08月24日
  • 天顕祭

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    ネタバレ

    同人誌とは感じられないほどのスケール感。厚いけど一気に読める。
    ただ、1回読んだだけじゃ分かりにくいとこもあるかな…

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    2013年08月01日
  • 天顕祭

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    引き込まれた作品。
    物語りにも、画にも勢いがある。

    昔話の負の部分にスポット当てて描かれたような作品。

    何度も読み返してます。

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    2010年05月27日
  • 天顕祭

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    勢いがある。ナウシカ同様、戦争(環境汚染)によって汚れた大地が自然浄化される中で人間が葛藤する話である。この物語は戦争の毒散布による被害なので物語の規模が小さいぶんある程度展開が見えてしまったけども、続きが気になって次頁をめくりたいという気持ちは揺らがない。勢いに飲まれた感じ。墨処理は同人ならでは、雰囲気がいいし味があるけどしかし見にくいから何が描かれているか解らない場面があった。それが地下のクライマックスシーンだからもどかしい。真中は木島にべたぼれってアマアマが根底にあるのもいいんだよねきっと。

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    2010年04月12日
  • WOMBS 1

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    謎だらけな第一巻。

    ある生き物の細胞を子宮に宿す事で、空間を飛ぶ能力が得られる。戦争中の軍隊で、それを宿したものだけで編成される部隊の話。子宮が必要なので、当然女性だけ。

    謎の生物、敵の力、ウームズの過去、兄の行方、などなど謎が山のように。

    最初は取っ付きにくい印象。でも素敵な絵でぐいぐい読ませる感じ。力強い主人公が素敵。

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    2010年02月13日
  • 天顕祭

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    某遊べる本屋であおり文句に惹かれて購入。
    派手さはないが、じわじわと来る「滋味」のようなものがある。
    この「世界」の別のお話も読んでみたいところ。
    同人っていいなぁ

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    2009年10月04日
  • 天顕祭

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    文化庁メディア芸術祭マンガ部門で初の同人誌受賞作品。ジャンルは「古事記ロマンファンタジー」(と本に書いてある)。題材にヤマタのオロチ(スサノオの伝説)を使っていて面白かったですよ。 ストーリーもしっかりしてるし、分厚くて、読みごたえありましたね。(2009/06/19)

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    2009年10月07日
  • 天顕祭

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    『本に呼ばれる』ってこと、ありませんか?


    連休中に、遊べる本屋『VILLAGE VANGUARD 』に行ってきました。

    そこで呼ばれちゃったんです。
    この本に。

    なんか、分厚いし、黒っぽい表紙だし、あんまり好きな感じの絵というほどでもないし、お値段も高かったのですが。

    本から出てるオーラに迫力負けしたというか、「買え!読め!」って言ってる気がして。


    ストーリーはナウシカの世界を想像していただければ、かなり近いものがあるかと。



    【あらすじ】

    ヤマタノオロチ伝説の息づく未来。
    50年に一度の秘祭〈天顕祭〉の日が近づいていた。
    咲は身を隠し、声を潜めてオロチの魔手から必死に逃れ

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    2009年10月04日
  • 天顕祭

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    絵柄が誰かに似ているな?と思い、ネットで調べたら安彦良和だったことに納得。
    で、ストーリーは宮崎駿の『天空の城 ラピュタ』に似ている。設定も中々詰められていたので、読み応えはあった。

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    2009年10月04日
  • 天顕祭

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    本屋でなんとなく買ったんですけど、同人誌らしい。設定に日本書紀とかが混じってて傾向としては「精霊の守り人」とかに近いですかね。あれより現代日本っぽいですが。という訳で文化庁のお墨付き。同人初っていうか映像などは個人応募も多いけど、メディア文化祭に同人誌を自薦で出す人っているんだなと驚きました。作風が自由なのは同人のいいとこですが、同時になかなかコマや絵がわかりにくいのも編集はさまない同人らしいという気がします。でもそういうのを別にしても話は面白い。

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    2009年10月07日
  • 天顕祭

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    鳶職である木島咲と真中修二。
    五十年に一度の秘祭<天顕祭>が行われる。

    ヤマタノオロチ伝説と、スサノオ、クシナダ姫。
    古代の物語が、現代の二人の物語と交差する。
    <天顕祭>の秘密、スサノオと姫を演じる人々。

    主軸は現代の二人の絆だが、スケールは壮大。
    水墨画のような力強い画筆。
    帯紙にある「古事記ロマンファンタジー」の名はさすが。


    ここまで壮大な話をきちんとまとめたのはすごい。
    でも話は古代じゃなくて未来。おそらく核戦争後?
    ところで、天顕菩薩って実際にいるのかしら。
    天顕だから点検・・・日本って昔から駄洒落好きだよね。
    音を大事にしているからだろうけど。

    Book1stにていつだっ

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    2009年10月04日