伊藤博明のレビュー一覧
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世界初のビジネス書で、15世紀に書かれたとされる。
500年以上も前にどんなことを言っていたのか気になって読んでみると、今まさに必要とされるマインドの部分。
テクニック偏重のこの時代にとって非常に重要な内容だと感じた。
本の中に出てくる20の重要なポイントの中で、私が特に気になったのは
「公正さとは、各々に自らのものを帰することである」
これはまさにそうで、よく公正とか公平でなければいけないという声を聞くが、みな盲目的にそうしなければならないと思い込んでいるように思う。
だから、他人に対してもその考えを強要してしまうのだけれど、なぜ公正にするのかを考えると、コトルリさんの言うように、結局自分に -
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ネタバレ『哲学史入門1』を読みました。古代ギリシアからルネサンスまでの哲学史を、インタビュー形式で解説しているためとっつきやすく、読み進めやすい構成になっています。また、それぞれの時代ごとにおすすめの本がブックガイドとして紹介されており、興味を持ったテーマをさらに深掘りできる点も良いと感じました。
学生時代にはソクラテスの考えを「無知の知」と習いましたが、現在では「不知の自覚」と表現されることもあると知りました。ソクラテスが「無知」と「不知」を使い分けていたという点も初めて知り、印象に残っています。知識は定期的にアップデートすることで、自分の「不知」を少しずつ減らしていきたいと感じました。 -
Posted by ブクログ
15世紀にイタリアで活躍した商人〈ベネデット・コルトリ〉。彼が後世の商人たちのために著した『商売術の書』をまとめたものが、この『世界初のビジネス書』になります。
本は15の章で構成されています。ビジネス書となると技術的なことや専門的なことを中心に書かれているのかと思ったのですが、商人としての心構えやあり方といったものが中心の内容です。
商売って打算や計略的なところもあるかと思うのですが、この本に書かれているとてもまっすぐで当たり前のこと。契約や法を順守し、つき合う人を選び、欲をかき過ぎず、扱う商品の質を担保する。
自分一人の儲けだけに専心せず、他の者たちにも利益をあげさせよ、と説いている