ロバート・P・クリースのレビュー一覧

  • 世界でもっとも美しい10の科学実験

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    有名な科学法則の実験方法、エピソードをまとめた本。
    シンプルなモデルづくりはいつでもどこでも有効だ。科学と哲学と歴史をもっと勉強したくなるよ。

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    2009年10月04日
  • 世界でもっとも美しい10の科学実験

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    我が瓢箪頭では「美しい」の理解度は一つ星(★)レベル。しかし、ガリレオのピサの斜塔伝説、ニュートンのプリズム実験、キャヴェンディッシュの地球の重さの測定、フーコーの地球の自転を見る実験には、大いに心が躍った。

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    2009年10月07日
  • 世界でもっとも正確な長さと重さの物語 単位が引き起こすパラダイムシフト

    購入済み

    英米は未だにヤード・ポンド

    度量衡は物理学を中心とした科学に必須なのはもちろんのことであるが、日常生活全般にとっても非常に重要なことである。秦の始皇帝が統一を果たしたとき度量衡の統一を行った という話があるが、科学だけではなく政治上の問題としても大変重要なことだと感じた。だから英米は未だにヤード・ポンド法なのだな。本書はやや重ための内容であるが時間をかけてしっかり読むと、それなりに面白く勉強になる。

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    2022年12月04日
  • 世界でもっとも美しい10の科学実験

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    ニュートン、ガリレオ、フーコー、キャベンディッシュなど、科学会の歴史の中で、もっとも美しい10の実験について描かれたもの。単に実験の中身ではなく、どのような背景や苦労があったのか、人物像や社会の情勢なども解説されていてとても興味深い。ここでいう美しさの定義は、実験がシンプルであること、その実験の前と後では世界が変わってしまっていること、誰でも再現できることなどが挙げられている。確かに、フーコーの振り子で地球の自転を確認できたり、太陽と影の長さで地球の長さを測ったりなんて、シンプルだけど世界の見方が変わる。物理学・宇宙・化学にはあまり縁のない分野を学んできたが、やはり憧れる。

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    2019年02月10日
  • 世界でもっとも美しい10の科学実験

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    ”科学の栞”から。そういえば、何となく昔習ったよなっていう物理実験の諸々が網羅されている。「センター試験で満点が狙えるから」って言われて、『本当は生物の方が好きなんやけど仕方ないな』という背景の自分としては、やっぱり物理はイマイチ…っていうのが感想です。

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    2018年02月26日
  • 世界でもっとも正確な長さと重さの物語 単位が引き起こすパラダイムシフト

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    なぜアメリカはいつまでもインチやポンドを使い続けるのか、という疑問をずっと持っていた。
    この本がそれに明確な答えを教えてくれるわけではないけど、そもそも単位というものに人が何を求めてメートル法やSI単位系が、可能な限り普遍的な宇宙の果てまで行っても同じように使える単位を求めることによって産まれてきたものだということがよくわかる。

    チャールズ・サンダース・パースについて調べる

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    2015年02月04日
  • 世界でもっとも正確な長さと重さの物語 単位が引き起こすパラダイムシフト

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    物質の長さや重さを表す単位「度量衡」についてのお話、科学的な視点と哲学的な考察による二つの側面から描かれている。

    そもそも我々が使っている1mという単位は、北極点から赤道までの距離の1千万分の1の長さ、というのが当初の取り決めだったようだ。18世紀にフランスが中心となり世界中にメートル単位を広めたのだが、当時産業革命の中心だった大英帝国勢が反対したのが、いまだに度量衡が統一されていない理由らしい。

    植民地政策やたび重なる戦争により、今日世界の度量衡制度は均一化されつつあるが、本書に登場するアフリカ西部の、真鍮の錘を使った砂金の取り引きのような、趣きのある光景が見られなくなるのはチョット寂し

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    2014年12月24日
  • 世界でもっとも美しい10の科学実験

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     さくさくよめたし、おもしろかった。期待したほど重量級じゃなかったけど、バンタム級のチャンピオンがヘビー級よりも劣るというわけじゃないだろうし。
    「世界を変えた」ではなく「世界でもっとも美しい」であることに注意。いちおう古い順に並べてはあるが、網羅的でもないし、つながりもあるようなないような。むしろ「美しさ」をもうすこしワキにおいて、つながりを重視してくれたほうがわかりやすかっただろうとは思う。
     実験における美しさとは何か。まとめるとしたら、「自然について深い事柄を明らかにすること」「実験を構成する個々の要素が効率的に組み合わされていること」そして「さらなる推論や考察を必要とすることなく、そ

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    2014年03月30日
  • 世界でもっとも美しい10の科学実験

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    一番美しい科学実験。私はアインシュタインの一般相対性理論を実証した、日食時の光の歪みの測定が世界で一番美しいと思っていたが、それはこの本には書かれていなかったのでちょっとしょんぼりした。アレは測定ってだけで実験には含まれないの?そんなアホな…。でも、フーコーの振り子やヤングの干渉など、実証こそが科学の真骨頂!と思わせる実験が沢山出てきて、読むだけでわくわくした一冊だった。
    文章や言葉選びがとても優美でいい。鮮やかなファンタジー映画を描くような魅力的な文章で、科学の美しさがよく伝わる。
    これからも、整然とした物に対する美も、曖昧で不明瞭な物に対する美も、両方とも美しいと思える自分でいたい。

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    2013年02月13日
  • 世界でもっとも美しい10の科学実験

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    科学や実験そのものに興味がなくても読めるかも。

    科学と芸術に共通する?「美しい」の観念について、序文で触れている。

    10の実験の由来や経緯をさらっと書きながら、実験した科学者がその時どんなことを経験し、どんなことを考えていたのか、にフォーカスを当てて教えてくれる。


    但し、さらっとした筆致なので、何が「美しい」のか読み落としそう。

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    2012年06月20日
  • 世界でもっとも美しい10の物理方程式

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    ちょっとタイトル負け。
    ニュートンやアインシュタインの業績の背後に深い宗教的な思考や強い美意識があった。

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    2011年10月30日
  • 世界でもっとも美しい10の科学実験

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    科学史上美しい実験のアンケートをとり、それを元に著者が選んだ10の科学実験

    この特集を組んだのが物理系ジャーナルだったのと、おそらく歴史の流れ的に、物理実験が多いです。
    重力や光の干渉とか・・・

    一番印象的だったのは、地球が自転している事を示した「フーコーの振り子」
    地球が自転しているなら、振り子は時間経過とともに少しずつその軌跡がずれていく、というもの。
    振り子の先に尖った芯のような物を付け、振り子を揺らし、下に砂を敷いて軌跡を見ると確かにずれていく。
    それを見た瞬間に、動いている振り子のずれから、地球の自転まで考えが及ぶのだろうか・・・
    実際にその実験を是非見てみたい。

    有名なものか

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    2009年10月04日
  • 世界でもっとも美しい10の科学実験

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    科学史にその名を残す名実験の数々。

    シンプルな美しさであれ、精密な美しさであれ、これらの実験はなにかしらの「美しさ」を持っている。

    世にも美しい科学実験たち。

    名実験はある日突然、天から降ってはこない。
    それは、たゆまぬ努力、豊かな発想力、生真面目さ、忍耐、・・・そうした、科学者の性質と日常とから生まれたにちがいなく・・・

    彼らの(とても超人的なあるいはとても変人的な)日常を知ることもこの本の楽しみ方のひとつ。

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    2009年10月04日
  • 世界でもっとも美しい10の科学実験

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    実験するのが退屈で苦痛になった全ての理系の学生に、実験の深さを思い出させてくれるであろう本。
    科学を見るのには論理性と正当性、他方には政治や利権、金という側面がある。そして『美しさ』を味わうならば、今までにはあまり注目されなかった人の心を揺さぶる側面があるという。これを読んで、科学万能主義だった高校生の頃を思い出した。
    科学における『美』とは何なのか?芸術や音楽と同じように、科学にも『美』は存在するのか?
    この世界の全てが人間の目に露になる日は永遠に来ず、人は歴史的、文化的に受け継がれてきた仮説を通して世界を見る。そうした仮設はこの世界の一部を露にもすれば隠しもする。だがその一方で、人は美しい

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    2009年10月04日
  • 世界でもっとも美しい10の科学実験

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    物理学誌の読者投票で選ばれた10個の実験がいきいきと説明されているそうだ。
    エラトステネスの地球の外周の長さを求める実験
    ガリレオがピサの斜塔で落下の法則を確認した実験
    ガリレオが慣性の法則を確認した実験
    ニュートンがプリズムで確認した光の分散の実験
    キャヴェンディッシュの万有引力定数を求める実験
    ヤングの光の干渉に関する実験
    フーコーの振り子による地球自転を確認する実験
    ミリカンが電気素量を求めた油滴実験
    ラザフォードが原子核を発見したα線の散乱実験
    ファインマンの量子力学に関する2重スリットの思考実験

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    2009年10月04日