大泉実成のレビュー一覧
-
購入済み
シン・エヴァンゲリオン後に
テレビ版制作当時のことなど語る生々しいインタビュー。
90年代の空気も感じられます。
考察本ではなく監督や制作陣の声が読めるのは貴重。 -
-
-
Posted by ブクログ
続編「パラノ」が面白かったのでこちらも。
やはり庵野という人が面白い。
「シン・エヴァ」を見た直後に庵野という人物を楽しめるようになったおかげで、こんな面白本も読めた。
村上龍は自分に似ていると名言しているあたり、グーです。
インタビュアーの竹熊健太郎氏のLSD経験や、水木しげる原理主義者たる大泉実成氏のオウム真理教潜入など、こちらはこちらで濃い。
@
第一部 庵野秀明ロングインタビュー(構成+大泉実成)
・第壱章 僕たちには何もない
・第弐章 物語の終わらせ方
・第参章 創作とはオナニーショウである
・第四章 「デビルマン」とエディプス・コンプレックス
第二部 『エヴァンゲリオン』スタッ -
Posted by ブクログ
ネタバレオリジナルが存在するとしたら自分の人生しかないんだから、作家はパンツを脱いでなんぼっていうインタビュー本。
色んな事に対してごまかしがあんまりない人なんだろうなーという印象を受けた。
宮崎駿作品評も、
「『トトロ』まではまだ良かったですね。『魔女の宅急便』あたりからかな。『紅の豚』はもうダメです。あれが宮崎さんのプライベートフィルムみたいですけれどダメでした。僕の感覚だとあれはパンツを脱いでいないんですよ。なんか膝までずらしている感じはあるんですが、後は足からパンツを抜くかどうか。パンツを捨てて裸で踊れば、いよいよ宮崎さんは引退を決意したかなと思います。」
と、言っていて、『風立ち -
Posted by ブクログ
ネタバレ・ネトウヨは本を読まない。読むのはタイトルと目次だけ。
・書籍『関東大震災「朝鮮人虐殺」はなかった』(工藤美代子著)は、その証拠として当時の新聞に掲載された「朝鮮人による暴動」記事を紹介している。
朝鮮人が暴動を起こしたため、自衛として反撃したのであり、虐殺ではない主張している。
しかし当時、震災で大新聞社がほとんど倒壊し、情報が混乱する中で、地方紙はデマ情報まで真実のように掲載した背景がある。その翌月には警視庁から「朝鮮人による暴動」記事内容が否定されている。
そういう事実を書かず、当時のデマ記事だけを証拠としてあげている。 -
Posted by ブクログ
タイトル通り、消えていったマンガ家の足跡をたどる本。紹介されている漫画家は、徳南晴一朗、ちばあきお、冨樫義博、山田花子、鴨川つばめ。鴨川つばめの項は著者による本人へのインタビューとなっている。少年ジャンプの専属制度が諸悪の根源、と断じているところが面白かった。今でもその制度が存続しているのかどうかわからないが、ジャンプは現時点でも大人気作品を多数生み出しているので、それなりにその制度が機能しているのではないかと推察する次第。また、鴨川がインタビューの中で、(当時の)編集者はマンガを扱っていながら、漫画を格下に見ている人が多く、それも大きな問題の一つという旨の発言をしているが、現在おいてはマンガ
-
-