あらすじ
バブル崩壊後のライフスタイル提言。「何か」にチャレンジする心を失わず、風の吹くママ、気の向くママに生きる。「住めば都」の精神が、未来を開く! ――日本の首都・東京で、家賃2万円以下でも、楽しく暮らす痛快な人々。時間に追われず、モノに縛られず、金に執着しない。風の吹くまま、気の向くまま。自分の中の「何か」にかけ、その感触を大切にしている若者。それは、何年か前のあなたの姿、何年か後のあなたの姿、あるいは、現在のあなたの姿なのかもしれない。
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Posted by ブクログ
もう20年以上前になるが、アルバイト雜誌で連載されていたものをまとめたもの。学生時代、2万円のアパートに住んでたこともあり、親近感あり、身につまされる点ありと当時を懐かしんだ。
その後多くの変化がありながらも現在も都心に2万円アパートは点在する。その後の住人の、さらにその先や、現在の、21世紀の低家賃生活者の記録もあるので、比較しながら読んだ。坂口氏の哲学?と少しかぶるところもあり、おもしろい。
本書は3回は読んだので、だいたい内容を覚えたが、何度でも繰り返し読めるのも良い。
Posted by ブクログ
いいですよぉ。この本は。
まず、勇気が出ます。
インタビューされる側とする側が同じ目線で語っている、それが自然に文章になっているかんじ。
いくつになって読んでも、いいもんです。
Posted by ブクログ
倉敷の古本屋で見つけて、タイトル買い。バブル前後に、タイトル通り家賃月2万円以下で生活してた人たちのルポをあつめたもの。このルポが求人情報誌で連載されてたというのもなかなかシュールであります。手書きの間取り図、細やかな生活データ、なぜ家賃2万円以下の生活を選んだのかも記載あり。