彩図社文芸部のレビュー一覧

  • 文豪たちの悪口本

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    これは私みたいにあまりこれらの文豪の人となりや作品などを詳しくない人間が読んでも面白さをあまり感じにくいのではないかと思う。
    文才がある人の喧嘩はこんなにも長々と相手に対して思いを伝える文章が出てくるのだなと思った。特に谷崎潤一郎。

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    2023年07月09日
  • 文豪たちが書いた「酒」の名作短編集

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    福沢諭吉がダメ人間過ぎる。さらっと書いてるけど窃盗と器物損壊だし。
    岡本かの子さんはおしゃれで素敵。

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    2023年10月03日
  • 文豪たちの悪口本

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    日本人なら知らない人はいない文豪たちなんだから、そりゃすごい内容だろうにと思っていたらホントそうだった笑

    いちいち可笑しい、よくぞこんなのばかり拾ってきおったな。イキってみたり、ネチネチしてみたり、正義感ぶっとばしたり、情に訴えようとしたりとにかく忙しそうな文豪たち大集合。

    思えば私も10代の頃、太宰先生を読み耽って悦に入ってたようだが、こんなねっちょねちょ野郎とは(気づけ)。川端先生は立派なおかただと思っていたが騙されていた→読んだことないけど。ノーベル賞取られましたよね?読まないと!

    と、本人のあからさまなキャラを垣間見てしまった今、どんな素晴らしい作品でも笑ってしまいそう。文豪は癖

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    2023年06月23日
  • 文豪たちの悪口本

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    面白かったけど昔の文体だから内容が漠然としかわからなかった…現代語訳版があったらそっち読みたかったな。
    太宰治と志賀直哉の悪口合戦が楽しかった。

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    2023年06月18日
  • 文豪たちの悪口本

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    ネタバレ

    アメトークで紹介されていたので読んでみた。
    作家の悪口だけじゃなく、当時の暮らしやその人となりの一部が読み取れる本。
    個人的には太宰の章と、谷崎・佐藤の章が良かったかな。
    太宰って破天荒なイメージだったけど、自分を恥じていそうだったり繊細そうだったりと意外な一面を知れたし、
    谷崎・佐藤の手紙に関しては、『妻に惚れてるのを自分に言うならまだしも直接連絡取ろうとするな』ってもっともな叱責をする谷崎も義理の妹に手出そうとした過去があって、どっちもどっちな泥沼感がちょっと面白かった。

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    2023年05月20日
  • 文豪たちが書いた 笑う名作短編集

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    明治・大正・昭和の作家による短編集。笑えるというか、ブラックユーモア的なお話が多い。たぶん、そうなのだろうと思ってはいたけれど…

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    2022年08月24日
  • 文豪たちの悪口本

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    このコンセプト面白い。
    世界の著名人バージョン見てみたいなあ。
    人の悪口言ったり書いたりするのって、人に読まれる前提で書かれた小説より、ずっと人格が出ると思う。
    この中で一番好ましく思ったのは、中原中也かな。
    悪態がサッパリしてて。
    表紙にも書いてある太宰治に向かって放った
    「何だ、おめえは。青鯖が空に浮かんだような顔しやがって。」がお気に入り。
    どんな顔だったか太宰に再現してもらいたいぐらい。中原中也の本読んだとこないけど読んでみたいと思った。
    その次が、谷崎潤一郎。女好きの屑ではあるけど、あまり卑屈でなく冷静で、態度が一貫してていっそ清々しいわ。細雪は普通に面白く読んだから、こういう人が書

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    2022年02月26日
  • 文豪たちの悪口本

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    太宰は川端を尊敬しつつも、賞をとった時の「あの賞はあなた1人の力でとれたものではない」と言い捨てる負けず嫌いさ、中原中也は言わずもがな、どの文豪も人間くさくて、かわいらしい一面を感じる。世に向けていない(と思われる)文章でもさすがに読ませるものばかり。作家たちの人間関係もわかりとても興味深い。

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    2021年09月24日
  • 文豪たちの悪口本

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    悪口を言い合う文豪たち。
    捉え方や考え方はそれぞれなので、放っておけばいいのに、小さいなと思ってちょっと笑ってしまう。が、、人間くささが見えて、なかなか面白い。

    お互いの印象などを話す座談会での発言が興味深い。
    太宰治、中原中也、織田作之助の座談会で、自分たちをデフォルメと言うところもいい。

    ネガティブな自信家の太宰治。
    好きだけど、志賀直哉に対する悪口が過ぎる。笑
    黙ってられないんだな。他者評価をすごく気にするタイプ。生きづらさを痛烈に感じる。

    坂口安吾は太宰治の良き理解者であった。
    やっぱり惹かれる。

    谷崎潤一郎と佐藤春夫の手紙のやりとり。女性をめぐる自分たちの正義の押し付け合い。

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    2021年07月04日
  • 文豪たちの悪口本

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    “ 月 日
    あかつき、医師のもとへ行く細道。きっと田中氏の歌を思い出す。このみちを泣きつつわかれ行きしこと、わが忘れなば誰か知るらむ、医師に強要して、モルヒネを用う。
    ひるさがり眼がさめて、青葉のひかり、心もとなく、かなしかった。丈夫になろうと思いました。”(p.20 太宰治)

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    2021年05月25日
  • 文豪たちの悪口本

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    ブラックで面白かった。太宰治の「走れメロス」くらいしか読んだことないけど、これを機に文学作品読んでみようかと思った。みんな女遊び激しくて、いつの時代も才能ある人はモテるんだろうなって思った。

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    2021年03月24日
  • 文豪たちの悪口本

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    作家ってさ、生きる全てのものが叙情的な文学で、死ぬことも恋も作品なのかもしれない。今ならウハウハの印税生活だろうになぁ。

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    2020年09月03日