あらすじ
文豪と呼ばれる大作家たちは、悪口を言うとき、どんな言葉を使ったのだろうか。
そんな疑問からできたのが、本書『文豪たちの悪口本』です。
選んだ悪口は、文豪同士の喧嘩や家族へのあてつけ、世間への愚痴など。随筆、日記、手紙、友人や家族の証言から、文豪たちの人となりがわかるような文章やフレーズを選びました。これらを作家ごとに分類し、計8章にわたって紹介していきます。
川端康成に「刺す」と恨み言を残した太宰治、周囲の人に手当たりしだいからんでいた中原中也、女性をめぐって絶交した谷崎潤一郎と佐藤春夫など、文豪たちの印象的な悪口エピソードを紹介しています。
文豪たちにも人間らしい一面があるんだと感じていただけたら、うれしく思います。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
悪口は人がでる気がするというかやっぱりたらたらねちねち悪口はうとうとしながら読んでしまった。
さくっと悪口がいい、短文のが面白かった。
そして最後の結末は初めて知ったけど何やったんや千代も千代や。。
坂口安吾のは悪口かは置いといてぐっと来た。
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本を読まないということはその人が孤独ではないという証拠」の一節に確かに現実逃避的に本を読んでいる私には妙に納得できたけど、 本を読まない人は知識欲がないんだよという人もいる 本を読む目的も人それぞれ
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太宰治、夏目漱石、中原中也など、いろんな文豪から発せられた悪口を、寄せ集めた1冊。
卓越した表現力と語彙力を振り回し、とことん相手を貶す。
その鋭い感性に、どこか爽快さまで感じさせられる。
キレている時は感情が先走り、ありきたりで汎用性の高い言葉ばかりがでてきてしまいがちだが、文豪たちの表現力をもってすれば、突飛だけどどこか的確な比喩、相手にひしひしと恐怖を与えられるような機知に富んだ皮肉のオンパレード。
第三者が見ると、優れた言葉を持つ者同士の異次元なやりとりが、愉快で笑える。
でも言われる側としては、ひとたまりもないんだろうな…。
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『何だ、おめえは。青鯖が空に浮かんだような顔しやがって,,』こんなことを言ったのは中原中也です。この本を読むまでは中原中也のことも知らなかったのに、今は大好きです。何でそんな発言をしたんだ?と思うこともありますが、とても面白かったです。SOY
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作家様のそれぞれの悪口を
中央揃えで余白をたっぷりのこして
配置したページが良いです。
口頭の悪口はもちろん
書き言葉である手紙や日記も良いです。
私は
SNSでこのような悪口の表現を
見たことがありません。
絵文字も顔文字も一切なし、
日本語しか頼れない。
普通、悪口は自分が関係無くても
聞きたくない不快なものですが
なぜかこの本は笑いが起きます。
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尋常ではない文豪達 文豪のねちっこさや陰キャラ度合いが半端ないことを知らしめてくれる興味深い1冊
本人には言わず日記に愚痴り続けるその根性、他で役立てたらいいのに。。。
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やはり文豪は人と違う感性を持ってるのだなぁと感じ、とても面白かった。
太宰治の性格に新たな一面を見出せた。
谷崎純一郎と佐藤春夫のやりとりがドラマでも中々ないもので、ニヤけながら読んでしまった。
夏目漱石は意外と子供のことが好きだったんじゃないか?なんて思ったり思わなかったり…
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太宰のねちっこさがこれでもかと伝わってきて、思わず笑ってしまいました。
夏目漱石はもっとこう、穏やかな人というイメージがありましたから奥様に対してこんな酷いこと言うのか!という驚きと同時に時代風景を感じます。
坂口安吾の< 不良少年とキリスト > を読んで思わずちょっと泣けてしまったのは自分のことながら驚きました。
自殺は、学問じゃないよ。という言葉が胸にずん、と重たく沈みました。
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現代なら炎上案件?
学校で習った、とっても偉いお方々にこういう面もあったのね、となんだかほっこりします。
しかし、もう亡くなっているとはいえ、手紙がこうやってさらされるなんて…。
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文豪版BEEF。昔の作家は本当に仲が悪い。笑
しかも文才があるので、その愚痴、喧嘩をも作品にしてしまう力がある。
個人的には中原中也の悪口がストレートな物言いかつユーモアがあって好きでした。
Posted by ブクログ
太宰治の志賀直哉に対する文句がガチで煽りまくってて読んでてハラハラしたw
中也の話も有名エピかもしれませんが、毎回笑う!!
坂口安吾→太宰治
《死に近きころの太宰は、フツカヨイ的でありすぎた》
”フツカヨイ的”とは中二病とか厭世的とか…
”赤面逆上的”とは黒歴史…
安吾は太宰のことが好きなの?嫌いなの?…いや好きなんだよね??
太宰の自殺直後の安吾の文章がかなり胸にきた…
織田作之助の章も好きでした
芥川龍之介と夏目先生のエピソードはたった数年の話なのに
どれを知っても興味深い。おもしろい。
最終章の有名な谷崎潤一郎VS佐藤春夫は、これこそ事実は小説よりも奇なりですね
結末が分かっていても、本文の最後でずっこけたくなるww
Posted by ブクログ
「はじめに」には、
『随筆、日記、手紙、友人や家族の証言から、文豪たちの人となりがわかるような文章やフレーズを選びました』
と書かれている。
ちょっと待ってーーーーー!
何かの意図を持って面白いところを抜き出して切り貼りされてたりしたら、それで「人となり」なんか判断される文豪は気の毒、とちょっと思いましたが・・・
読み終わって、自分が今まで作品を読んだことのある文豪に対してもない文豪に対しても、何か先入観を抱えてしまったのではないかと気がかりです。
・太宰の、芥川賞への執念は有名。
作品はいくつか読んでいるから、彼のぐちぐちウジウジにはもう慣れている。
いつもの太宰。
・中原中也の罵詈雑言は、その場限りのガス抜きみたいに思う。
写真では結構なイケメンなのに、口と酒癖がとびきり悪いらしい。
日記の中も罵詈雑言でいっぱい。夢の中でもバリってるかも。
・太宰の死後に書かれた坂口安吾の文は、悪口というよりは、「なんで死んじまったんだよう〜!お前のそういうところがダメなんだよ!」という、友情の裏返し表現な気がする。
私の中で、安吾株アップ。
・夏目漱石は、家族からは怖がられていたようだが、家族に当たるくらいしかできない小心が可愛いと思う。
・永井荷風の「菊池寛だいっきらい」は徹底している。
大人げない偏屈ジジイである。
・谷崎潤一郎VS佐藤春夫の手紙のやりとりは、小説のような読み応えあり。
谷崎は佐藤より6つ年上。
いい意味でも悪い意味でも「オトナ」と感じる。
佐藤の言い訳っぽい書き振りは太宰と同類かなと感じたけれど、卑屈感とねちっこさがいまひとつ足りない。
この戦いは長年かけて良いところに落ち着いたようなので、一冊の結びとしては良かったと思う。
それとは別に、驚いたのが『滑稽新聞』や『スコブル』という、風刺ゴシップ誌での、文豪のネタにされっぷり。
文豪ネタのアニメが出たときに「冒涜!」と騒いだ人たちもいたようだけど、あんなもんではない。
『文藝春秋』大正13年に載った「文壇諸家価値調査票」というのもなかなかに酷い。
財産→病気、とか、好きな女→妻君(人の)・・・などと書かれている。
訴えてもいいレベル。
一、太宰治の章
二、中原中也の章
三、無頼派×志賀直哉の章
四、夏目漱石の章
五、菊池寛×文藝時代の章
六、永井荷風×菊池寛の章
七、宮武外骨の章
八、谷崎潤一郎×佐藤春夫の章
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文豪と呼ばれる方々の罵詈雑言、大集合!
・はじめに
一、太宰治の章 二、中原中也の章
三、無頼派×志賀直哉の章 四、夏目漱石の章
五、菊地寛×文藝時代の章 六、永井荷風×菊池寛の章
七、宮武外骨の章 八、谷崎潤一郎×佐藤春夫の章
出典一覧・主要参考文献有り。
なんと大らかな時代であったことよ。
現代ならばSNSでの炎上であろうことよ。
友人や対人で直接罵詈雑言をがなる文豪。
日記や手紙で赤裸々に綴る文豪。
文豪VS文豪となれば、理路整然と論じて中に致命傷を
与えるような言葉をぶち込んでくる。
それを作品として発表しちゃうんだからなぁ~。
それを掲載する出版業界も大らか過ぎるし~。
でも、坂口安吾の「不良少年とキリスト(より)」は、
心惹かれる内容でした。特に、芥川も太宰も
不良少年の自殺という表現に、彼の想いの深さが感じられます。
苗字一文字のことから永井荷風の日記「断腸亭日乗」の中で
事あるごとに罵倒された菊池寛。いえいえ、荷風は
敵のみならず親族や友人、弟子、恩人すら罵詈雑言を
日記に綴っていますから、もう何この人?なんです。
文藝春秋の『文壇諸家価値調査表』と宮武外骨の
「文壇ズボラ競」と「現代文士種族別一覧表」には
思わず笑ってしまいました。というか、当時の文壇には
こういう人たちが属していたかが分かり、興味深かったです。
Posted by ブクログ
昔『文豪の悪態 皮肉・怒り・嘆きのスゴイ語彙力』という本を読んで、「あまり悪態出てこないな」と感想を抱いたことがあったけど、こっちはガッツリ悪態ばかりだった。今って、こんなに著名な知識人が公の場で口悪く罵ることってあまり無いと思っているのだけど、この文豪の時代、明治から昭和初期にかけては本当にすごい、何というか荒削りなエネルギーに溢れている。エネルギーは荒っぽいのだけど、表現は文学的に洗練されていたりもするからそのギャップが面白い。
中原中也、シンプルにガラが悪い。バンカラ感が強い。
太宰治の志賀直哉へのキレっぷり、めちゃくちゃ筆がのってて面白い。とてもこの後すぐ自殺する人とは思えんエネルギー量。
その直後に載ってる坂口安吾による太宰治評がこれまたエモい。愛のある批評。
芥川龍之介書く夏目漱石のエピソードがいちいち可愛い。これはあまり悪口ではない。
菊池寛と今東光のレスバとも言うべき紙上の舌戦、一つの事実も視点が違えばこうも評価が異なるのか、と真実というものの脆さ、曖昧さを感じさせる。
佐藤春夫と谷崎潤一郎の書簡はこれだけで小説として成立しそうだ。武者小路実篤の『友情』や夏目漱石『こゝろ』を彷彿とさせる、恋の三角関係のエモい話。まるでドラマのようだ。
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結構しっかり悪口だった。それが文芸誌に掲載されたりしている。作家の日記もあって本当に悪口だらけ。びっくりした。本の内容に文句をつけているところもあって、読んで見たいなと思ってしまった。
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文豪なので、言葉のチョイスが的確すぎる。
でも、イメージが崩れる。本のイメージが崩れてしまうので、読まない方がよかったかも。
中原中也さん、、、イメージでは優しそうな感じなのに、口が悪すぎる。。
出てくる文豪の中で1番残念だった。。
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ここまで悪辣に人の悪口を言えること、それを雑誌などに投稿してしまえる人柄や時代に驚きつつ楽しむ。悪口ならまだかわいいもので「刺す」なんて今の時代ならやばいレベル。でも、その言葉の使い方や言い回しが今にはないものでどこか親しみを覚えるし悪口なのに文学的に感じるのが不思議。太宰の女性へのだらしなさは虚弱も影響があるのか、それでも残念な最期。中原中也の自由で破天荒で人に絡む性格の悪さすら面白い。谷崎潤一郎と佐藤春夫が1人の女性を巡って書簡で言い合いにも驚かされる。物書きはプライドが高いなぁと端々に滲み出ている。
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今ならSNS上での中傷合戦という感じでしょうか。
そして志賀直哉と菊池寛の嫌われっぷりは中々凄い。
曲者揃いの文豪達だからさもありなんと言う気がするけれども、現在のSNS上の罵詈雑言の応酬と違って、話し言葉ではなくちゃんと文章での応酬であるため、やはり文筆家なんだなぁと。
Posted by ブクログ
昭和初期の文豪と言われた作家たち。みんな怒っていたんだな。文章による喧嘩。文章力があるために、売り言葉も買い言葉もまあ激しく強烈である。今のようにSNSなどない時代、それぞれがホームグラウンドの雑誌に悪口を寄稿して発表するという。書いているうちに怒りが増幅しているのではないかと思える。読んでるこちらは面白いのだが。
太宰治や中原中也はかなり絡むタイプだったのだと思う。悪口が、現代から見てもかなり低俗であるのも笑えてしまった。
文藝春秋を作った菊池寛は、周囲に喧嘩を売りまくっていたようだ。永井荷風、怒ってますね。
谷崎潤一郎と佐藤春夫が女を巡って喧嘩していたのは有名だが、その時に交わされた書簡が公表されていたとは。これも興味深かった。
Posted by ブクログ
これもアメトーーク読書芸人で知った本。文豪の本をほとんど読んだことがなく、歴史的なことも知らないので、そういう諸々を知っていれば、もっと面白く読めたかなとは思う。菊池寛と永井荷風のとこは読み飛ばしちゃった。今、目次のとこ、菊池寛の池→地になってるのを発見。あんなに名前の漢字を間違われるのに文句を言ってたのに、ここ間違えるかね。わざとなのか?坂口安吾「不良少年とキリスト(より)」が一番ぐっときた。太宰治が自殺したのを受けて書いたもの。『いつでも、死ねる。そんな、つまらんことをやるな。いつでも出来ることなんか、やるもんじゃないよ。』ちょうど引きこもりと自殺念慮の本を読んだ後だったし。坂口安吾は読んだことあるし、一番親近感を持っているのもあるだろう。最後の谷崎潤一郎と佐藤春夫の、けんかして和解して、結局佐藤は谷崎の妻のお千代と再婚したんかい!ってのは驚いた。やっぱ人の色恋は分からんものだ。
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電車の中で読んでいて、太宰の川端に対する「刺す」で吹いた。
みなさま「私は正しい。私は許されてしかるべき。だが、あんたは間違っている。断罪されるべきだから謝れ」と客観的視点というものは遥か彼方へうっちゃっておられる。それくらいの神経でなければ、文豪にはなれないのだろう。
端から見ている分には面白いが、身近にはいて欲しくない人々である。
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何だ、おめえは。
青鯖が空に浮かんだような顔をしやがって。
中原中也面白かったなあ。本当に破天荒な人だったんだろうなと思いました。
二日酔いの時の「千人の天使がバスケットボールをする」という言葉もとても好きなのですが。
文豪たちのことを身近に、人間味があるように感じられて面白かったです。
佐藤春夫とお千代さん結局結婚するんかい!!
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これは私みたいにあまりこれらの文豪の人となりや作品などを詳しくない人間が読んでも面白さをあまり感じにくいのではないかと思う。
文才がある人の喧嘩はこんなにも長々と相手に対して思いを伝える文章が出てくるのだなと思った。特に谷崎潤一郎。
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日本人なら知らない人はいない文豪たちなんだから、そりゃすごい内容だろうにと思っていたらホントそうだった笑
いちいち可笑しい、よくぞこんなのばかり拾ってきおったな。イキってみたり、ネチネチしてみたり、正義感ぶっとばしたり、情に訴えようとしたりとにかく忙しそうな文豪たち大集合。
思えば私も10代の頃、太宰先生を読み耽って悦に入ってたようだが、こんなねっちょねちょ野郎とは(気づけ)。川端先生は立派なおかただと思っていたが騙されていた→読んだことないけど。ノーベル賞取られましたよね?読まないと!
と、本人のあからさまなキャラを垣間見てしまった今、どんな素晴らしい作品でも笑ってしまいそう。文豪は癖が強過ぎる。
Posted by ブクログ
面白かったけど昔の文体だから内容が漠然としかわからなかった…現代語訳版があったらそっち読みたかったな。
太宰治と志賀直哉の悪口合戦が楽しかった。
Posted by ブクログ
アメトークで紹介されていたので読んでみた。
作家の悪口だけじゃなく、当時の暮らしやその人となりの一部が読み取れる本。
個人的には太宰の章と、谷崎・佐藤の章が良かったかな。
太宰って破天荒なイメージだったけど、自分を恥じていそうだったり繊細そうだったりと意外な一面を知れたし、
谷崎・佐藤の手紙に関しては、『妻に惚れてるのを自分に言うならまだしも直接連絡取ろうとするな』ってもっともな叱責をする谷崎も義理の妹に手出そうとした過去があって、どっちもどっちな泥沼感がちょっと面白かった。
Posted by ブクログ
このコンセプト面白い。
世界の著名人バージョン見てみたいなあ。
人の悪口言ったり書いたりするのって、人に読まれる前提で書かれた小説より、ずっと人格が出ると思う。
この中で一番好ましく思ったのは、中原中也かな。
悪態がサッパリしてて。
表紙にも書いてある太宰治に向かって放った
「何だ、おめえは。青鯖が空に浮かんだような顔しやがって。」がお気に入り。
どんな顔だったか太宰に再現してもらいたいぐらい。中原中也の本読んだとこないけど読んでみたいと思った。
その次が、谷崎潤一郎。女好きの屑ではあるけど、あまり卑屈でなく冷静で、態度が一貫してていっそ清々しいわ。細雪は普通に面白く読んだから、こういう人が書いたわけね、なるほどと思った。
当然悪口ばっかりなので読んでて、しんどいっちゃしんどいけど、教科書に載ってる澄まし顔の文豪達の人間臭い部分が存分に見れる。