イヴォン・シュイナードのレビュー一覧

  • レスポンシブル・カンパニー

    Posted by ブクログ

    前著の「社員をサーフィンに行かせよう」から、
    パタゴニアの理念と環境に対する取り組みをピックアップし、
    それにもう少し汎用性をプラスアルファした感じの内容。

    もちろん本書で改めて述べられている部分もあるが、
    前著を持っているなら買うよりも借りる方が良いかなと。
    (巻末のチェックリストもWebで公開されているしなぁ)

    パタゴニアそのものにも興味が沸いたら、
    前著の方も是非お薦め。

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    2014年04月19日
  • レスポンシブル・カンパニー

    Posted by ブクログ

    読中、レイチェルカーソンの『沈黙の春』を思い出した。

    自社の活動のみならず、素材や調達元の環境や労働環境に至るまで思いを張り巡らせ、企業責任を果たそうとするパタゴニアは、CSRの理想形のひとつかもしれない。特にコットンをオーガニックコットンへ切り替える決断は、崇高な理念があってこそ可能だったであろう。

    他方で、本書でも触れている資金助成先として、あのシーシェパードがある。ある人の正義は、ときにある人を傷付け、理想の極型は解消困難な暴力を生み出しているのかももしれない。

    本書で語られる思想が素晴らしいだけに、実情との違和感を感じざるをえない。

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    2013年04月10日
  • レスポンシブル・カンパニー

    Posted by ブクログ

    pagagonia社が、「ある企業が環境改善にどんなに頑張ってもそこには限界があり、サスティナブルという言葉が色あせてしまうほど、残念ながら世界は深刻なダメージを受けすぎてしまった。」ことを認めています。

    ウォールマート等のグローバル化を押し進めた巨大企業が、patagonia社に相談を持ちかけ「環境意識」を自らの社風に取り入れたことで、新たな付加価値を創出する、これこそが巨大企業が今後生存していくべき道であり、一つではなく「全体」で持ちかけなければ、環境問題のような事柄は変化していかない・・・ということが書かれています。

    豊かさが飽和した社会で生き残るための「心構え」のようなものが、うっ

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    2013年03月03日