木村駿のレビュー一覧

  • 私たちはいつまで危険な場所に住み続けるのか

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    災害大国ニッポンでは、地震の危険はどこに
    いても避けることはできません。

    だからこそ日頃の備えが大事になってきます。

    しかし最近は大型台風がもたらす水害、土砂
    災害が増えてきています。

    今まで何度も台風はやってきて、大雨を降ら
    しても問題なかったのだから今回も大丈夫だ
    ろう、という正常性バイアスも手伝って被害
    が大きくなってきています。

    事実、降水量も増えてきているのです。

    しかもタワマンという従来なら大雨被害とは
    全く無縁と考えられていた設備、施設さえダ
    メージを受ける時代なのです。

    現代の災害ニッポンを知る一冊です。

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    2022年08月18日
  • 建設DX デジタルがもたらす建設産業のニューノーマル

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    大変参考になりました。訳あって手短に建設関係のDXの現状を把握する必要がありまして、助かりました。
    建築DX初心者でも内容は十分に理解できます。何がアツくて、実際何が起きてきたのかわかります。そしてスマートシティーがもう沢山作られていたなんて、全く知らなかった。これからは注視していかねば。

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    2021年10月03日
  • 建設DX デジタルがもたらす建設産業のニューノーマル

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    ネタバレ

    建築DX デジタルトランスフォーメーション (木村駿)

    ■建設業が抱える3つの時限爆弾
    ①2024年4月1日適用の時間外労働の上限規制
    ②職人の高齢化による大量離職問題(14年343万人→25年234万人)
    ③バブル入社ベテラン技術者の定年退職 
    →「2024年危機」
    建設業の労働生産性の改善をテクノロジーの力で乗り越える。

    ■建築業のネック
    ・単品受注生産
    ・屋外生産
    →製造業にはない建設業の特徴

    ■ゼネコンの取り組み‐オープンイノベーション
    ・かつては他社より優位に立つための「武器」を自社内・専門化と共同で生み出すことこそが研究開発の目的だった。
    →今後は自社だけでは足りない。
    ・外

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    2021年09月04日
  • 建設DX デジタルがもたらす建設産業のニューノーマル

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    建設産業の最近のICT関連の動向を調べるために購入。
    海外企業やスタートアップ企業も含めた多くの企業の取り組みが紹介されていて充実した内容でした。
    表面的な技術紹介や事例紹介だけでなく、専門的な深い話もあり、まだできていない課題もしっかり書かれており、誠実に取材された印象が強く好感が持てる一冊でした。

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    2021年05月03日
  • 建設DX デジタルがもたらす建設産業のニューノーマル

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    読みやすくわかりやすかった。

    正直、なかなかこの手の情報は表に出てくる機会も仔細さもないため、一元的にまとまっているのはかなり有用だと感じる。

    『建設dx2』が発売されているため、本内容はコロナ禍にかかるその前後、aiやiot、ロボなどの新技術が出始めた時期に留まっている。

    建設業界は需要と必要性という観点ではまだ減らないだろうが、生産人口であり関わる人の数は減っていくのが見えている。そこに対してどう打つか。日本の中でも重要な点であり、そのDX化という新しい動きのため趣深かった

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    2025年10月31日
  • 建設DX デジタルがもたらす建設産業のニューノーマル

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    「建築AIの導入に立ちはだかる課題」は、要諦。
    安易に外注せず、まずは自分でやってみる。
    なんでもかんでもAI化や自動化を狙わない。
    日本は建機シェアが高いので、DXで世界をリードしてほしい。

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    2021年12月28日
  • 建設DX デジタルがもたらす建設産業のニューノーマル

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    新しい職での課題図書

    ・ビフォー
    建設業界について、現状、今後取り組むポイント整理が出来ていなかったので再認識できてよかった。

    ・気付き
    きつい、汚い、危険のイメージを払拭、
    今後DX化を図らないと人口問題、ベテランの引退などのその他世界的な課題につられて建設業界が危機を迎える。
    その一方で、スタートアップ、これまでは建設に携わらなかった会社も一貫してデータ管理、スマートシティ、AI、IoTといった分野で支援できる範囲がどんどん出てくる.

    ・Todo
    建設のリアルの声をもっと収集する。
    オープンワーク含めて。

    その他:
    BIM、CIMと建設が直近で取り組んでる事例をなるべく具体例で書い

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    2021年05月16日
  • 建設テック革命

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    建設業界はアナログ産業のため、デジタル化が進めば建設生産活動の飛躍的な効率化がはかれる。
    この本を読むと、建設・土木の分野で、IT化が進められていることを実感した。
    もっと情報を集め、自分達の会社で取り入れることのできる仕組みはないか考えていきたい。

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    2020年12月01日
  • 建設DX デジタルがもたらす建設産業のニューノーマル

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    建設のデジタル化の目的は、
    将来の労働者不足。

    そのために必要なことが、省人化。
    データを集めてできること、
    自動化でできること、
    作り方、ロボットが作りやすい設計や、
    3Dプリンタ、モジュール化など。

    これらの事例が網羅されており
    知識のアップデートに役立つ

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    2020年11月28日
  • 建設テック革命

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    ネタバレ

    2018年時点での事例が豊富。3D地形計測(ドローン)、AIでのデータ処理、BIM等。スタートアップで多いのは、人材マッチングとドローンか。海外では、アプリ上で図面を大量に管理でき3D表示ができるため、完成イメージを持ちながら作業しやすいものがユニコーン企業として存在。

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    2020年05月05日
  • すごい廃炉  福島第1原発・工事秘録<2011~17年>

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    「すごい」という言葉をタイトルに用いることに、当初は違和感があったという篠山紀信さん。タイトルありきで進んだ取材。
    でも、写真を撮りながら「すごい」を連発する自身を振り返り、このタイトルに納得したと。

    いろんな「すごい」が載っています。

    わたしの脳裏には、無造作に置き去りにされたランドセルと、抜け殻の教室が焼き付きました。

    ありきたりだけど、今日目が覚めて、心臓が動いていて、かに玉とか食べたり、ぷよぷよができることに感謝です。

    そして、廃炉への闘いはまだまだこれからでしょう。

    2020/03/11
    9年目の春に

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    2020年03月11日
  • 建設テック革命

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    ネタバレ

    70兆円市場はまだテクノロジー導入のチャンス

    設計事務所や建設コンサルタント業界の長時間労働改善にIOT
    仮囲いの中は実験場としての環境が整っている、超法規

    ドローン
    調査やインフラ維持関連はドローンが活躍
    マンション管理にも応用が可能か

    三次元データ
    BIM、CIMの2025原則化
    歴史的建造物再生などの分野でも活躍

    自動運転、ロボット
    設計と施工の分離が変わる
    製造業並みに自動化が進む

    AI
    維持管理分野は先行して導入が進む
    計画検討分野はまだこれから

    スタートアップ
    設計者向けクラウドソーシング
    意思決定支援ツールの開発

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    2018年12月04日
  • 建設DX2 データドリブンな建設産業に生まれ変わる

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    日経アーキテクチャ編集長執筆の本。

    BIM関連の資格勉強をするに先立ち、BIM/CIMの現在地を学ぶために読書。
    【BIM導入状況】
    ・大手企業を中心にBIM導入が進む。
    考え方は主に2通り。
    竹中工務店が代表するオープンBIM、大林組が代表するワンモデルBIM。
    ・大手企業の導入が進む一方で、BIMを実際に業務で使う1級建築士の割合は3割に留まる。会社には導入されているものの、一部の部署に留まっていたり、資金力の少ない中小企業では導入に踏み切れていないことがある。
    国は、BIM導入の補助として年80億円の補助予算を設定。前年度比20倍もの補助金 および 2025年度からのBIM確認申請スタ

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    2025年06月16日
  • 建設DX デジタルがもたらす建設産業のニューノーマル

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    ・世界的にiot化や建設のAI化が進む中、日本では法的制約や政府予算の少なさ等から大分遅れを取っているというように感じた。

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    2024年05月11日
  • 建設DX デジタルがもたらす建設産業のニューノーマル

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    建築系のDXについて、少しインプットが必要だったので、
    読んでみました。

    自分の中では、建築系というより、
    住宅系で情報を集めていたのですが、
    それなりのインプットにはなりました。
    住宅だけに限らず、土木とか建築とか管理とか
    幅広い業界でのデジタル化について説明してくれています。

    言われてみるまであまり意識しなかったけど、
    この業界は結構、3Kだったり、
    ブラックに働かされる(働かざるを得ない)業界だったりするので、
    デジタルを導入することで、生産性が上がることは
    基本的にはいいことだと思います。
    (不必要な人材も出てくるかもしれませんが。)

    逆に言うと、日頃「自分の職場は3Kだ!」と愚

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    2022年12月06日
  • 建設DX デジタルがもたらす建設産業のニューノーマル

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    建築産業は自動車に次ぎ大きな市場
    でも汎用化が難しいことがDXが進まなかった理由の一つ
    AIや5Gの技術開発が進むことで参入企業が増えてきて、技術開発が進んでいる

    今後益々DXが進んでいくには、ノウハウを持つ人が、有力パートナーと組み、個人情報管理や各法令改定をしていく必要があると読み取った
    当たり前な気もするけど、当事者として進めていくと考えると、一筋縄ではいかなさそう。
    より世界に目を向けて理想を求めていくことが重要そう

    就活生には各企業の具体的な取り組みや意向がわかるので、参考になりそうと思った笑

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    2022年10月30日
  • 建設DX デジタルがもたらす建設産業のニューノーマル

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    建設業というと、3Kと言われ、多重下請構造のもと、低賃金、長時間労働が当たり前の業界であり、ITによる生産性向上の恩恵に長らく与って来なかった。しかし今、DXの注目分野は建設業である。IT化の遅れ、高齢化にともなう将来の技能労働者不足、そしてAIとロボティクスの可能性が、建設業のデジタル化を後押ししている。

    本書は、そんなデジタル化の熱い取り組みを、国内中心に海外の先進事例も併せて紹介する。国内の建設デジタル化を先導するのは、やはり大手ゼネコンである。ここ10年の建設投資の回復に合わせ、これでもかと研究開発費を積み増し、ご多分にもれずシリコンバレーに拠点を構えるなどしている。そして各社同様に

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    2021年04月11日
  • すごい廃炉  福島第1原発・工事秘録<2011~17年>

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    福島第1原発の廃炉に向けた巨大な工事現場の7年間を、日経の建設専門誌による取材記事と篠山紀信の写真で切り取った唯一無二の記録

    未曽有の事故から7年。
    福島第1原発では何が行われてきたのか――。

    建築・土木技術者はもちろん、電力会社やメーカーの技術者、日本のエネルギー政策に関心がある全ての方にとって、必読の書。

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    2020年01月18日
  • すごい廃炉  福島第1原発・工事秘録<2011~17年>

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    福島原発がメディアで目に入るのは、ネガティブなニュースのみと言っても過言ではない2019年にこの本を読んでみた。出版は、2018年2月であり、事故から7年の軌跡が記事および篠山紀信氏の写真で綴られる。記事は日経らしく淡々と事実を特に技術的な側面を中心に描かれているので、被害者の感情や避難にまつわる話はあまり描かれていない。
    読み方としては、この先何十年とかかる廃炉に向けて現場では何がなされてきたのかを事実として認識するのみだろう。原子力委員会と東電との地下水の凍結に関するやり取りには、記者の感情と意見が出ており、個人的には納得。
    大勢の人が従事する現場では、金の話などグレーゾーンも多くありそう

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    2019年03月30日
  • 2025年の巨大市場 インフラ老朽化が全産業のチャンスに変わる

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    日本の戦後復興や高度経済成長期に建設されたインフラの維持管理・補修が今後の大きなビジネス市場になるということを踏まえ、建設関連会社のみならず他業界からの参入の実例や可能性を紹介した内容。日経コンストラクションで紹介された話題を取りまとめたものである。これからの建設業界のあり方について考えるきっかけとなる。

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    2016年02月29日