あらすじ
建設産業の生産性向上に火が付いた!
建設と最新テクノロジーが融合する「建設テック」を丸ごと解説
国交省が打ち出した政策「i-Construction」を引き金に、アナログな建設産業が、AI(人工知能)やロボティクスなどの最新テクノロジーを取り入れて生まれ変わろうとしています。覚醒を始めた70兆円市場への参入をもくろむのは、大手IT企業から創業間もないスタートアップまで多種多様。新たな技術やサービスが次々に産声を上げつつあるのです。
飛躍的な生産性向上に挑む建設業界と、建設産業の変革をビジネスチャンスととらえた異業種の企業、彼らを政策面で後押しする国交省。三者の動きが織りなす「建設テック革命」の熱気を、豊富な事例と当事者への綿密な取材を基に描きます。
【主な内容】
プロローグ 人手不足がもたらす建設テック革命
第1章 建設業界でドローンが大ヒットしたワケ
第2章 三次元データが現場にやってきた
第3章 自動運転・ロボットで建設現場が「工場」に
第4章 AIが救うインフラ維持管理
第5章 新たな主役はスタートアップ
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
建設業界はアナログ産業のため、デジタル化が進めば建設生産活動の飛躍的な効率化がはかれる。
この本を読むと、建設・土木の分野で、IT化が進められていることを実感した。
もっと情報を集め、自分達の会社で取り入れることのできる仕組みはないか考えていきたい。
Posted by ブクログ
2018年時点での事例が豊富。3D地形計測(ドローン)、AIでのデータ処理、BIM等。スタートアップで多いのは、人材マッチングとドローンか。海外では、アプリ上で図面を大量に管理でき3D表示ができるため、完成イメージを持ちながら作業しやすいものがユニコーン企業として存在。
Posted by ブクログ
70兆円市場はまだテクノロジー導入のチャンス
設計事務所や建設コンサルタント業界の長時間労働改善にIOT
仮囲いの中は実験場としての環境が整っている、超法規
ドローン
調査やインフラ維持関連はドローンが活躍
マンション管理にも応用が可能か
三次元データ
BIM、CIMの2025原則化
歴史的建造物再生などの分野でも活躍
自動運転、ロボット
設計と施工の分離が変わる
製造業並みに自動化が進む
AI
維持管理分野は先行して導入が進む
計画検討分野はまだこれから
スタートアップ
設計者向けクラウドソーシング
意思決定支援ツールの開発