平野正雄のレビュー一覧

  • 経営の針路―――世界の転換期で日本企業はどこを目指すか

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    ベルリンの壁の崩壊は1989年。そこから、加速度的に東ヨーロッパ諸国の民主化が進み、東西冷戦が終結した。
    それから30年、世界経済は、グローバル化、金融経済化、デジタル化という大きなフロンティアを開拓する形で拡大、グローバル企業も、フロンティアを活用しながら発展してきた。
    一方、日本企業は、その間、それまでの成功体験から抜け出せず、また、経営を進化させることが出来ず、このフロンティアの活用に出遅れ、欧米の先進企業に業績面でも、経営管理能力という面でも、水をあけられた。
    今後、日本企業が再び成長するための処方箋として、筆者は、戦略思考の徹底、取締役会改革を含む経営組織改革、そして人を中心とした経営の3点をあげている。
    東西冷戦が終わったのは、約30年前。現在の世界のありようを、そこまで遡って歴史の中に位置づける考え方は、深く納得した。
    日本企業の経営者、あるいは、経営に興味を持つ人にとっては、すごく示唆に富む一冊。

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    2020年05月16日
  • 経営の針路―――世界の転換期で日本企業はどこを目指すか

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    ネタバレ

    【1990年前後~2010年:ポスト冷戦 のパラダイム(世界)】
    1.グローバル経済
    WWⅡ後、自由主義経済の拡大により世界経済が統合されてきた
    ローコスト生産→グローバルキャンバス上に立つ超国家企業
    2.キャピタル経済
    経済活動を市場原理にゆだね政府が金融緩和を実施
    マクロ:国家(Demand)-投資家(Supply)
    ×ミクロ:金融イノベーション(証券・M&A)
    ★貧富の差の拡大、経済の不安定化
    3.デジタル経済
    冷戦後、軍事技術の民主化×シリコンバレー
    情報の産業化→アイデアのマネタイズ
    情報の民主化
    ★人は何をするのか?

    【ポスト冷戦のパラダイム(日本)】
    WWⅡ後、米国へのサプライヤーとしてモノづくり大国
    (朝鮮戦争がよい起爆剤)
    →◎調和、安定、現場
     ×集団的な経営組織思考の停止
    ★戦略事業投資モデルの企業づくりへ組織改革
    ガバナンス、経営ボード、個人オーナーシップ、アウトプット

    【2017年~:ポストトランプのパラダイム】
    #反グローバリズム(経済ナショナリズム)
    →企業=株主重視・法律順守+「社会倫理性」

    #デジタルによる社会構造変換(シンギュラリティ)
    →共同体型社会、エコシステム、マッシュアップ

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    2020年05月08日
  • 経営の針路―――世界の転換期で日本企業はどこを目指すか

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    ネタバレ

    グローバル、キャピタル、デジタルを軸にして過去30年間の社会経済の変容と足元で起きている変化、(著名人の予想なども参照しつつ)今後30年間の変化の大きな方向性、日本企業の経営のあり方について考察された本。
    各所で見聞きしたトピック・論調も多く散見されるが、昨今の企業経営をとりまく状況変化について体系的かつ(データに基づいて)論理的に説明されている点で(自身の頭の整理を行う上でも)大変有益であった。
    日本企業の経営に対する示唆は抽象的でありやや具体性に欠ける(頭では理解できるが実際に各ステークホルダ(特に「改革」に反対する勢力)とどのように折り合いをつけて具現化していくのかが見えにくい)印象。(タイトルにある通りこれは「進路」であって具体策は個別具体の企業・政府が考え抜くべしという趣旨であるかもしれないが。)

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    2018年07月20日
  • NEW NORMAL 早稲田大学MBAの教授陣が考えたビジネスの新常識

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    コロナによって生じた変化に対してどう対応するかについて、色々な視点からアプローチしている。
    これからの社会に求められるのは柔軟な対応と、何のためにビジネスをしているのかを見つめ直し、軸を持って活動することで有事にも耐えられる経営である。
    メモ
    日本は知の探索が苦手である。
    できるだけ遠くに探索へ行き、知を幅広く見て
    持ち帰り新たな組み合わせをすることでイノベーションにつながる。
    知の探索は、時間もコストもかかり失敗がつきものである。
    日本は目先の利益を追い求めるので、知の探索よりも儲かりそうなものを深堀りする知の深化に傾いているためイノベーションが起きない。
    対策
    評価制度の見直し
    失敗すると評価が下がってしまう評価せいでは知の探索はできない
    オープンイノベーションの促進
    社外に放出することで新たな知が見つかる

    混乱時における最大の危機は、混乱そのものでなく、従前の理論に基づいて行動することである。

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    2022年01月30日
  • 経営の針路―――世界の転換期で日本企業はどこを目指すか

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    ネタバレ

    プラザ合意以降のGlobalization, Capitalization, Degitalizaitionを踏まえての、日本企業のあり方を示唆してくれる。凄くわかりやすい。さすがは平野先生。

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    2017年07月19日
  • MBAビジネスデザイン 戦略設計の基本と応用

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    顧客セグメント、もうかるか、知恵がつくか、一緒に成長できるか
    現場で起きるばらつきを一定範囲内におさめることもマーケティングの大事な役割
    代替製品によるイノベーションのスピード、範囲の大きさによって、自社のコントロールの可能範囲、やり方は異なる。
    MAの目的 シナジーとコスト削減
    グローバルビジネスフレームワーク
    CAGE 文化的距離 制度、物理、経済
    グローバル戦略 集約標準化 専門化 現地化
    このバランスをとることが重要

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    2016年04月10日
  • MBAビジネスデザイン 戦略設計の基本と応用

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    特段目新しいことは書いてなかったかなぁ。収穫としてはBtoBではまだまだマーケティングが発展していないけれど、今後は必須というところ。ちょうどBtoBのマーケティングに興味を持っていたところだったので。

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    2015年08月16日
  • 経営の針路―――世界の転換期で日本企業はどこを目指すか

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    マッキンゼーに20年以上勤務して日本支社長まで務め、今はビジネススクールの教授となっている著者が、現在を「経済秩序の転換期」と捉えて、日本企業がどこをめざすべきなのかを著した本です。
    サブタイトルは「世界の転換期で日本企業はどこを目指すか」ですが、本著の半分強が「世界の転換期」として何が起きたのかについての解説となっていて、「日本企業はどこを目指すか」には、そこまでページは割かれていない印象でした。

    今まで起きたことはデータも含めてロジカルに整理されていて、これ1冊をしっかりと読み込んでおけば、取りこぼしは無くなるのではないかと感じました。
    とは言え同時に感じたことは、何か物凄く新鮮な気付きというものは個人的には無かったので、言わば日々の仕事等で何となく感じていたものを言語化していただいた点では貴重なのかもしれません。
    日本企業への提言は、国内で安定的にキャッシュを稼ぐ体制を作って海外へ進出すべし、人材開発にもっと投資すべし、人事制度を変えるべし等、整然と説いています。(コンサル会社さんのお世話になる必要がありそうな話で…)

    細かいことで気になったのは、2017年出版の本として、トランプ政権なんかにも触れてはいるのですが、日本企業ってもうちょっと変革進んでなかったっけ…ということ。描かれているのは旧態依然とした旧い会社で、今はデジタル化なんかももうちょい進んでるような…。

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    2018年03月18日
  • 経営の針路―――世界の転換期で日本企業はどこを目指すか

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    日本のビジネス界における突出した「頭脳」の1人でいらっしゃるであろう著者がどんなことを語られているか興味を持って読んだのですが…残念ながらわたし的にはキレはややイマイチ…かな…

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    2017年09月14日
  • MBAビジネスデザイン 戦略設計の基本と応用

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    WBSの錚々たる講師陣による外部向け講義を書籍化した1冊。MBAに関心がある人にはお勧め。WBS生にとっては、講義の復習の位置付けになると思います。

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    2015年06月23日