大塚勇三のレビュー一覧
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ネタバレ34の昔話がある中で1番気に入ったのは「家の事をすることにしたごていしゅ」。このごていしゅは気むずかしくて怒りっぽく、自分のおかみさんがうちの中のことをちっともうまくできないと思っていた。ある日、怒りちらし、散々怒鳴り続けたら、おかみさんに翌日は仕事を取り替えっこしようと言われる。ごていしゅは喜んで取り替えるけれど、バター作りも牛の世話も昼食作りもうまくできず、煙突から落ちてお粥の鍋に頭を突っ込んでしまう。ちなみに、おかみさんはごていしゅの仕事を問題なくこなしていた。
この昔話は19世紀中ごろから後半にノルウェー各地から集めて作られた民話集の中にあった話だそうだけど、その時代に、家事はマルチタスクで大変なのに、それを理解せずに威張りちらしている男性を揶揄する話が語られていたというのが興味深い。さすがジェンダー・ギャップ指数3位の国。 -
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ネタバレ小さくて、可愛らしくて、頼りなって、ちょっとヤンチャな小さな魔女のお婆さんの一年間の話!素朴で楽しくて愉快な童話でありながらあっと驚く伏線もはられており読んでいて楽しかった。魔女と相棒の烏アブラクサスのキャラクターもよく二人の掛け合いが楽しかった。
特に好きなのが初回で酷い目にあってからの最後のどんでん返しの結末。まんまと他の魔女を術中にはめ、世界で唯一の魔女として他の魔女達の本と箒を燃やしながらワスプルギスの夜を楽しむ小さな魔女は実に痛快だった!一日七時間もの魔術のお稽古をし、たびたび人のために魔法を実践して鍛えている小さな魔女らしい魔法の本に精通した解決法で、騙されたとはいえこの一年間の他の魔女達に認めらるための練習が意外な形で身を結んでいるのが見ていてこちらも嬉しかった。 -
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ティースプーンおばさんが突然小さくなって、いろんな小冒険をする。
カラッとして江戸っ子気質的なおばさんと、昔ながらのちょっと気難しいおじさんの絶妙なコンビネーション。
両親が忙しくて寂しくしている女の子と友達になったり、いろんな動物たちとも話ができる楽しさ。
最後のおはなし「おばさん、たき火の山にのぼる」では、ご亭主の誕生日プレゼントにパイプをあげると約束したスプーンおばさんが、パイプの行方を追ってたき火の山のてっぺんにたどり着いた時ちょうど火がつけられ…「パーン!と音がしたと思うと、おばさんと、パイプと、棒と、うちあげ花火とは、赤い夕やけ空めざして、ふっとびました!」ハラハラドキドキが面白かったです。 -
Posted by ブクログ
最後は頭を抱えてしまったけど。。
とにかく、
ワルプルギスの夜という、魔女たちのお楽しみ、踊り明かす夜に、小さい魔女はまだ小さいから来ては行けないとされていた。
でも、魔女は127さい。毎日6時間も魔法の、勉強をしている。
そこで内緒でワルプルギスの夜へ出かけて、ルンプンペルおばさんに見つかり、告げ口される。
かしらは、来年試験だという。良い魔女になるようにと。
そこからは、小さい魔女のがんパリと言ったらなかったし、つらそうな人を観ると胸が締め付けられそうな優しい魔女になったんだよ!
だのに、魔女会議と来たら!
ま、そこがこの本の面白さなんでしょうねぇ。。