大塚勇三のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
深い森の奥に、まだ百二十七歳の若い魔女が住んでいました。
そそっかしい彼女は魔法を失敗してばかり、呆れるカラスのアブラクサスにこう答えました。
「腹がたってしかたがないからよ!私だってワルプルギスの夜をしたいのに!」
今日は年に一度のワルプルギスの夜、ありとあらゆる魔女達がブロッケン山に集まり大きな火を囲んで踊る日なのです。大きい魔女達は若い彼女の参加を許してはくれませんでしたが、彼女は自分も踊りたくて仕方がありません。
小さい魔女はほうきに飛び乗りました。もちろん行き先はブロッケン山、彼女はこっそり踊りに混じってこっそり帰ってくるつもりなのです。
でも、そんなにうまくいくのでしょうか。
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小学生の頃に一度読んだ物語です。
この小さい魔女は魔女としてはまだ未熟者(と大きい魔女達からは見られている)ですが、めげずに頑張る負けん気の強い魔女、そしてとても気が良く、たくさんの困っている人間達を見つけてはこっそり魔法で助けてあげるのです。彼女の使う魔法は無邪気でユーモアのあるものばかり、ただの善人ではなく楽しいことが大好きな性分なのでしょう。
そそっかしくもあり、間抜けな場面失敗する場面もたくさんあります。けれど、そういった部分も彼女の魅力です。
物語の内容もあたたかいものですが、この小さい魔女そのものがとても魅力的だからこそ読む人を惹きつけるのだと思います。 -
Posted by ブクログ
ノルウェーの民族童話いろいろ。有名な、「パンケーキ」やら「三匹の山羊とがらがらどん」など。
北欧、ノルウェーの童話には、「灰つつき」と「トロル」がよくでてくる。
灰つつきは大体男兄弟の末っ子でいつもは馬鹿にされているけれど、いざという時に驚くようなことをする子。太郎冠者的。ちがうか
トロルは有名な、山や谷に住んでいる怪物。巨人だったり魔物だったり色々。
このふたつが、ああ北欧だなあという感じですき。
特にトロルは北欧の深い山や暗い谷間にマッチしすぎていて、トロルみたいな怪物が産み出されたのにも納得。
「ふたりの娘」みたいな話も全世界共通であるなあ。プンクマインチャとか懐かしい。
正直で優しい人が得をするという寓話です。 -
Posted by ブクログ
昔、小学生のころアニメでやっていて、それをきっかけにして読んでいた。
最近、ケーブルテレビで再放送しているのをたまたま見かけて、
一気に3冊買ってしまったww
ティースプーンくらいに突然小さくなってしまうおばさんのお話。
普段使用してるものや、見慣れたものが自分よりも大きくなってしまい、簡単に出来ていたことが、困難となる。
それでも、めげずにがんばってやることをこなしていくおばさんが
とても素敵。
時には喜びながら、時には愚痴を言いながら、時には泣きながら…と喜怒哀楽たっぷりで、猫やねずみやカラスや小さな女の子達と交流を深めていく…とてもほっこりとする。