保坂直紀のレビュー一覧

  • 謎解き・津波と波浪の物理 波長と水深のふしぎな関係

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    #感想歌 津波波浪海底風や台風が波を起こして伝わっていく 三陸の津波解析原理から人が防げる切り口はある

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    2024年10月01日
  • 海洋プラスチック 永遠のごみの行方

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    読んでいたら絶望的な気持ちになる
    でもそれが現実なんだろうな…

    こちらの本、科学的な見解から見たプラスチックのことや、自然界的に見たプラスチックのことなどがきちんと書かれているので、冷静にプラスチックごみについて考えることができるのがよかった。

    煙草のフィルターが実はプラスチックでできていて分解されないものだというとや、マイクロプラスチックがナノプラスチックになって実は動物たちの体にとりこまれていることやら、海洋ではもう魚よりプラスチックの方が多い…みたいなことやら…もうね…ため息しか出ない

    今年になって、私も洗濯物から出るマイクロプラスチックを減らすために特殊な洗濯ネットを購入した。

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    2022年10月28日
  • 海洋プラスチック 永遠のごみの行方

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    「私たちはプラスティックを食べている」
    プラスティックの恩恵を受けて暮らしている私たちは、一体どうしたらいいのだろう。難しい内容かと思いながら手に取りましたが、このモヤモヤを整理して、調べながら書いたという著者に共感しながら読み進められました。
    プラスティックがどのように利用され、処分されているのか現状を知ることができます。ほとんどリサイクルされず、焼却や埋め立てに頼っていることに、このまま増え続けたら、どうなるのだろうと危機感を覚えました。
    プラスティックは必要なものに限って使う社会になればと思い、一人ひとりがプラスティックの問題に関心を持ち続け、小さな行いを積み重ねていくことに意義があると

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    2022年03月06日
  • 海洋プラスチック 永遠のごみの行方

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    レジ袋有料化は海洋プラスチック削減にはわずかな効果。しかし、これをきっかけにプラごみを減らそうという意識が高まるといい。しかし、本来減らすはずのプラスチックの代わりの代替プラスチックが増えたり、その分の化石燃料使用増となっては本末転倒。環境問題すべてにおいて共通の課題です。解決したいポイントがあっても、それを改善するには別の複雑な課題が発生します。

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    2020年07月18日
  • 海洋プラスチック 永遠のごみの行方

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    プラスチックごみの現在の姿を知ることの出来る一冊。何が問題で、どうしてらいいのか?7月からのレジ袋の有料化は効果があるのか?その他、サイエンスライターが緊急の報告。

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    2020年07月06日
  • 謎解き・津波と波浪の物理 波長と水深のふしぎな関係

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    津波と普通の波の違いについて分かりやすく解説している好著だ.深水波と長波の違いを示したp102の図が良い.津波の波長は非常に長く1000㎞に及ぶものもある由.一方津波の速度は水深だけに関連するのは非常に面白い.計算式を敢えて省いて言葉だけの説明に徹しているが,多少は式が出てきても良いと感じた.

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    2016年01月20日
  • 地球規模の気象学 大気の大循環から理解する新しい気象学

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    難しかった.こんな用語が出てくるよとp36にリストされている.長波放射、短波放射、静水圧平衡、温位、コリオリの力、気圧傾度力、等高度線、スケール解析、温度風、鉛直シアー、ロスビー波、相対渦度、絶対渦度、傾圧不安定波、ポテンシャル渦度、テレコネクション、カオス、非線形 である.気象予報士の方々はこれらの用語が頻出する試験問題を解ける由.彼らを見直した.唯一ある程度理解できたのは、最初の二つだ.温室効果ガスに関する事象だ.太陽と地球の関係で、地球に届く光のスペクトルは波長の短い側から紫外線、可視光、赤外線の順だが、太陽からの短波放射(可視光)が地表を温め、地表からは長波放射(赤外線)が逃げていく.

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    2024年06月25日
  • 地球規模の気象学 大気の大循環から理解する新しい気象学

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    中緯度上空を流れる西風が偏西風。高度一万メートルくらいの高いところはジェット気流と呼ばれて強い部分。
    熱帯付近の低緯度には、海上付近で偏東風=貿易風が吹く=北東から南西に向けた風。
    高緯度には貿易風と似た極偏東風が吹く。

    ハドレー循環によって、赤道で上昇した空気が上空でコリオリの力によって北東に流れ、地上付近で反対に流れる風が貿易風。サハラ砂漠やオーストラリアの砂漠はハドレー循環で上空の空気が下降してきたところにある。
    赤道付近は、上昇して雲ができる=台風の卵になる。
    中緯度の偏西風は蛇行して高気圧や低気圧が発生する。地上では北向き、上空では南向きの循環=フェレル循環。
    高緯度の極偏東風は極

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    2024年05月08日
  • 海洋プラスチック 永遠のごみの行方

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    ワールドオリエンテーションのために読み終わる。ミッシングプラスチックの話は初めて聞いた。

    プラスチックのリサイクルは、日本は熱を再利用していることで「リサイクル」としていることも。

    まだまだ知らないことだらけです。

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    2021年06月20日
  • 海洋プラスチック 永遠のごみの行方

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    プラスチックの環境問題について、図をたっぷり使い、わかりやすく解説している。複雑な状況が絡んでいて、解決への道のりは遠いが、ひとりひとりの意識改革が求められる。

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    2021年01月11日
  • 海洋プラスチック 永遠のごみの行方

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    レジ袋有料化で話題に挙がる海洋プラスチックについて扱った本。著者は海洋物理学者だが、プラスチックの分布や分類、性質、マイクロプラスチック、生化学プラスチックなど幅広くわかりやすく解説されている。
    特にバイオプラスチックの項目では、名前だけでありがたがってはいけないと実感した。最後の章では環境問題とある部分ぶつかる問題に対して、科学ではなく決断が求められているというのはぐさっときた。

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    2020年07月30日
  • 謎解き・海洋と大気の物理 地球規模でおきる「流れ」のしくみ

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    当たり前のようで実は不思議なことは世の中にいくらでもあるが、この本を読むことで少しは疑問が解けた気がします。ブルーバックスは門外漢にもわかるように書かれているので大好きです。

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    2011年02月12日
  • 地球規模の気象学 大気の大循環から理解する新しい気象学

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    なぜ大気は流れるのか?そのパターン?
    大気は地上から10数キロメートルの平べったい現象 水平方向
     低緯度は南北循環 注高緯度度は東向きの流れ ジェット気流が気圧変化させる
    太陽光の熱を大気と海洋が高緯度に運ぶ
     1m2あたり1365W→斜めに当たり、雲などで赤道で300W 
     太陽光は電磁波のなかでもエネルギーが高い可視光
     地表からの赤外線で大気を暖める

    気圧の差が空気を水平に動かす
     温位=その空気を地表まで下したときに何℃になるかを表す数値 上空ほど高い
     雲 =水蒸気が凝固した水滴の塊
     気圧 =その位置より上にある空気の重さ
     コリオリの力 =自転による 北半球では右向きの力(回

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    2023年12月20日
  • 海洋プラスチック 永遠のごみの行方

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    マイクロプラスチックを日々接種していることがよく伝わってきて恐怖を感じつつ……結局人体への健康被害は不明、となると怖がってよいのやら……。
    海洋研究のことが詳しく書かれており、研究とはどんなことをするのか、推論値とはどんなものか、といった考えも学べる。

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    2022年08月30日
  • 海洋プラスチック 永遠のごみの行方

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    海洋プラスチック汚染の現時点でわかっていることをまとめて解説。
    要点としては、相当な量のプラスチックが海洋に流出しているはずだがその99%は行方不明。ペットボトルのような大型のゴミは見つけやすいため、ゴミの割合の上位を占めるが粉砕されたマイクロプラスチックが厄介。
    生分解プラスチックは全てを解決する夢の技術ではない。
    できることからコツコツと。

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    2021年04月01日
  • 海洋プラスチック 永遠のごみの行方

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    レジ袋の有料化やプラスチックストローの廃止など、このところ“プラスチック悪玉論”が急激に浮上した。日本の場合、ポイ捨てはずいぶん減っているし、リサイクルも行われている、と思いきや、我々がイメージする、プラスチックから再生プラスチックが製造される循環型のリサイクルは、わずか9%なのだという。

    大半は焼却処分だ。発電などに利用して、熱回収なども行うので、リサイクルと称しているようだ。

    絶望的な気分になったのが、洋服の選択からもプラスチックが環境に流れ出している点だ。

    どうすりゃいいのか?

    なんか、レジ袋を減らしたところで、、、という気分にもなった。マイバッグ買ったけど(これも数十回は使わな

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    2020年07月05日
  • 謎解き・海洋と大気の物理 地球規模でおきる「流れ」のしくみ

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    チリの地震→津波のニュースで思わず、本棚から探してきて読み始めた。
    大学受験の際、センター試験で「地学IB」を受験し、おもしろさに目覚めたから買ってたのね。

    まだ第1章だけど、地球に存在する「流れ」について基礎から教えてくれる。すなわち海流と大気流。これらのインタラクションが地球全体の流れを作り出す。

    この類の本を読むときにいつも思うんだけど、すべての自然現象は地球規模のダイナミズムのうちに起こっている。サイエンスのおもしろさはそこにあるのだと思っています。個々の自然現象がいろんなところでつながっている。そのつながりがおもしろいんだけど、そのつながり方をきちんと理解するのは素人には難しい。

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    2010年03月08日
  • 謎解き・海洋と大気の物理 地球規模でおきる「流れ」のしくみ

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    科学の面白さ再発見!小学生の頃、私は科学が好きだった。しかし中学・高校になるにつれ難しくなりだんだん嫌いに・・・私がこの本を買ったのは、他分野の学習、つまり教養として学びたかったからです。「分かるかなあ?」と期待と不安を持ちながら読んでみた。ウン、分かりやすい!!何より良かったのは、「化学式」が出てこなかったこと。科学が嫌いになったのはあれだったから。

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    2009年10月04日