地球規模の気象学 大気の大循環から理解する新しい気象学
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地球規模の気象学 大気の大循環から理解する新しい気象学

1,210円 (税込)
847円 (税込) 12月18日まで

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風、雲、雨、雪、台風、寒波……。日々変わる天気は、「大気の大循環」と呼ばれる地球規模の巨大な循環システムの、極めてミクロな表現でしかありません。「大気の大循環」は赤道付近に大量に供給された太陽エネルギーが、対流や波動によって高緯度に供給される大気のシステムで、大気の誕生以来、営々と続いている地球規模の現象です。大気の大循環によって地球上のそれぞれの地域の気象・気候が決定され、さらに、砂漠や森林、ステップやサバンナといった地上の状態も大気の大循環の結果として形成されます。ですから、気象に興味がある人なら、是非とも理解しておきたい気象学の基礎でもあります。
本書では、大気の大循環を構成する偏西風、貿易風、偏西風波動、ブロッキング高気圧、さらには低緯度から高緯度への巨大な流れであるハドレー循環、フェレル循環、極循環、ロスビー波などを解説するとともに、大気の大循環に最も大きな影響を与えている「コリオリの力」を、高校生でも納得できる形で解説します。

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地球規模の気象学 大気の大循環から理解する新しい気象学 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    難しかった.こんな用語が出てくるよとp36にリストされている.長波放射、短波放射、静水圧平衡、温位、コリオリの力、気圧傾度力、等高度線、スケール解析、温度風、鉛直シアー、ロスビー波、相対渦度、絶対渦度、傾圧不安定波、ポテンシャル渦度、テレコネクション、カオス、非線形 である.気象予報士の方々はこれら

    0
    2024年06月25日

    Posted by ブクログ

    なぜ大気は流れるのか?そのパターン?
    大気は地上から10数キロメートルの平べったい現象 水平方向
     低緯度は南北循環 注高緯度度は東向きの流れ ジェット気流が気圧変化させる
    太陽光の熱を大気と海洋が高緯度に運ぶ
     1m2あたり1365W→斜めに当たり、雲などで赤道で300W 
     太陽光は電磁波のなか

    0
    2023年12月20日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中緯度上空を流れる西風が偏西風。高度一万メートルくらいの高いところはジェット気流と呼ばれて強い部分。
    熱帯付近の低緯度には、海上付近で偏東風=貿易風が吹く=北東から南西に向けた風。
    高緯度には貿易風と似た極偏東風が吹く。

    ハドレー循環によって、赤道で上昇した空気が上空でコリオリの力によって北東に流

    0
    2024年05月08日

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