テリー・ヘイズのレビュー一覧

  • ピルグリム〔3〕 遠くの敵

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    今年のベスト3入り確定!最後まで飽きさせない展開でずーっとハラハラドキドキ!長くても全然長さを感じさせなかった。

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    2015年10月30日
  • ピルグリム〔3〕 遠くの敵

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    壮大なストーリーのマンハントが終了。ラストはかなり盛り上がった。
    が、3巻まで必要かと言えば微妙。
    話しが枝葉にそれたり本筋に関係ない話が長々とあったり。
    大きくは二つの話があるわけだけど、ウィルステロも結局最後は人質の話で簡単に片が付き過ぎ。サラセンもこれだけ壮大なプランを練っておきながら、あっさり全てを諦めるし、女殺し屋に至ってはサラセンの捜査のだしに使ったはずがこちらが次に続きそうだし。
    一気に読む分にはいいが、なんとなく消化不良の感はある。
    視覚的な作品なので映画化は間違いないだろうが、どんな風に終わるんだろう?
    そしてこの作品の続編はいつくらいになるのかな?

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    2015年10月12日
  • ピルグリム〔2〕 ダーク・ウィンター

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    1巻を受けて、サラセンの行動とピルグリムの追跡行が緻密に、そして濃密に描かれる。ただその分、話の展開が異様にのろい。しかも枝葉に流れることが多い。
    サラセンのウィルス培養のとこだってここまで長々描くところもスゴイし、ピルグリムがそれを受けて雇われるわけだけど、それは前巻でわかってるので話が重複していく。あまりにも話が現在と過去が入り乱れるのでどうしても同じ話が出てくる。しかも今回はトルコの富豪事件の章も長いし。さらにはウフッツィ美術館の絵画修復まで。まるでダン・ブラウンだなぁ。
    結局、”サラセンがウィルスを開発し、ピルグリムが連絡員の女性をトルコに見つけた”がこの2巻。
    もちろん、文章も上手い

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    2015年09月21日
  • ピルグリム〔3〕 遠くの敵

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    1巻の序盤が少し退屈に感じたけど、そこでしっかりと諜報員とテロリストの背景が書かれていたので、結果的にはそれで物語に厚みが出たのかも。
    ニューヨークでの殺人事件から始まり、9.11のエピソードも絡め、スケールの大きな話になっていた。
    訳者あとがきによると、これが3部作の1作目らしいので、続きがあるのかな?

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    2015年08月19日
  • ピルグリム〔2〕 ダーク・ウィンター

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    「わたし」から「ピルグリム」になった主人公が「サラセン」の手がかりを追い始め、スパイものっぽくなってきた。

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    2015年08月18日
  • ピルグリム〔1〕 名前のない男たち

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    ネタバレ

    冒頭いきなり殺人現場シーンで主人公が登場するが、そこから話は主人公の過去、さらに過去、そして幼少時代へとめまぐるしくカットバックしながら描かれる。
    さらにはシリーズでの敵方も同じようにカットバックしながら過去に遡上して人物像が浮き彫りにされていく。
    物語の凝った組み上げられ方ではあるが、読みやすい文章であるし、キャラの陰影が鮮やかなので一気に読める。
    1作目はさながらキャラ紹介編の趣もあるが、十分に楽しめたので残り2作に期待。

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    2015年09月10日
  • ピルグリム〔3〕 遠くの敵

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    ケチをつけたい点が少なくとも二つはある。そこはかなり気に入らない。ああ、しかし。面白いんだよねえ、これが。スパイものはさほど好きではないので、なかなか手が出なかったのだけど、いやあ、2巻目からはもう一気読み。久しぶりに夜更かししてしまった。

    これは良くも悪くも「ハリウッド映画」なのだと思う。実際に映画化も決まっているそうだし、作者は「マッドマックス2」の脚本家だとのこと。小難しいことは忘れて、スピード感あふれるアクションやサスペンスに身をゆだねたい気分の時には最高だろう。

    しかしまあ、我ながらへそ曲がりだとは思うが、あまりにもわかりやすいのでは? テロリスト<サラセン>についてもしっかり書

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    2015年06月16日
  • ピルグリム〔1〕 名前のない男たち

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    ネタバレ

    メインのキャラクターのバックグラウンドが描かれ、これから、というところで二巻目へ。それぞれの出自がじっくり描かれているので、いやでも期待が高まります。その期待感だけでも星4つ。ワクワクしてきました〜。ここで一冊終わらすのは、商売上手だと言わざるを得ません。

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    2015年03月30日
  • ピルグリム〔3〕 遠くの敵

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    ネタバレ

    〈サラセン〉を追う〈ピルグリム〉の旅もいよいよ終焉。これまでの話が一つ一つ終着点へと向かい結びついていく…ことを期待した。結果、たしかにそうなった。しかも先が気になる展開で、まさに一気読みだった。情景が浮かぶのも、さすが元シナリオライター。しかし、最後の詰めが甘いのではないかと思った。ここまで緻密な計画を立てた〈サラセン〉があまりに簡単に出てきすぎではないか?愛に勝る者はないという話は分かるし、非常なテロリストも息子の前ではというのも分かる。しかしなんだろう、ここまで緻密に重ねられたフィクションの割には最後はそこかと少しがっかりさせられた。いやでも裏切られるかも!と思って読んだけど〈サラセン〉

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    2015年03月27日
  • ピルグリム〔2〕 ダーク・ウィンター

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    いよいよサラセンが動き出す。そしてそれに気が付いて〈死のささやき〉が手を打つ。タイトルのピルグリムがここで分かる。1巻が序章であって本格的にここからピルグリムとサラセンの勝負かと思って読んでみたが、まだいろいろ伏線?があるようでこの巻はダッジの殺人事件の捜査の話がほとんどだったように思える。もちろんその事件がこの先大きな謎につながっていくのだから不要な箇所ではないと思うが、サラセンの動きをもう少し知りたかった。それでも読み応えは十分にあった。さてこの話がどのように終焉していくのか、3巻目が楽しみ。

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    2015年03月21日
  • ピルグリム〔3〕 遠くの敵

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    リアル感が満載です。ラストのサラセンはもう一つヤマがあるかなと思っていましたが、少しあっさりしていました。でも、とても読みやすくストーリーもワクワクしました。これが第1部なら、あとの2作は期待大です。

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    2015年03月20日
  • ピルグリム〔3〕 遠くの敵

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    1を読み始めた時には「そんなに面白いかな?」って感じだったけど、確かに面白かった!!
    久しぶりにしばらく電車に乗り続けて読み続けたい感じだったし、そしてなにより、「わたし」がどうなるのか気になって、先に結末を読んでしまいたい衝動にかられた。
    が・・・読んでても疲れ切っちゃうので再読はしないかな。
    そして、ちょっと最後はうまくいきすぎかも。
    サラセンとの対決ももっと二転三転するかと思いきや・・・。
    でも、面白いことに間違いなし!
    1巻で挫折しなくてよかった。
    とはいえ、歴代の★5つ作品と同等には扱えないので、★4つ。

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    2015年02月26日
  • ピルグリム〔2〕 ダーク・ウィンター

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    だいぶ面白くなってきた!
    2巻にしてやっと「わたし」が「ピルグリム(探究者だったかな?^^;)」になった。
    2巻後半からはドキドキハラハラ。
    1巻ではだれにも感情移入できなかったけど、ようやく「私」を応援できるようになってきた。

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    2015年02月23日
  • ピルグリム〔2〕 ダーク・ウィンター

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    まだ核心には迫らない。
    細かい謎が解決されつつ、核心に近づく感じがいい。登場人物の背景がシッカリしているので物語に入り込みやすい。

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    2015年02月14日
  • ピルグリム〔2〕 ダーク・ウィンター

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    第 2 巻でも面白さは維持されている。
    素晴らしい。
    特にひねりのない時系列通りに進行する物語は、
    読みやすいのだが、
    第 1 巻と比べると奥行きよりもスピード感を重視した印象。
    さあ、第 3 巻はどうだろう。

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    2015年02月12日
  • ピルグリム〔1〕 名前のない男たち

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    主人公だけでなく、敵、味方の背景が濃い。
    人物の過去を語りながら話が進む。
    人物紹介が退屈な序盤でも面白く読めた。

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    2015年02月10日
  • ピルグリム〔1〕 名前のない男たち

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    アメリカのあらゆる諜報機関の諜報員を監視する<機関>と呼ばれる組織に所属していたものの、9.11事件をきっかけに若くして現役を退いた、名前のない男である「わたし」。
    敬虔で厳格なイスラム教徒であり、孤高のテロリスト「サラセン」。
    三部作(三分冊)の一冊目である本作では、二人の素性が交互に行きつ戻りつ語られます。
    そしてサラセンが企てる恐ろしいテロの計画が少しずつ形を見せてきます。
    また、わたしの方は、わずかな手がかりから自分の正体を知り居場所を突き止めたニューヨーク市警の警部、そしてその妻と知り会います。
    壮大で長いプロローグといった感じで、まだ二人が直接に絡むシーンは出てきません。
    どちらか

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    2015年01月29日
  • ピルグリム〔3〕 遠くの敵

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    孤高のエージェントと、復讐に生きるテロリストとの緊迫した鬼ごっこ。テンポよく小気味よくさくさく進むので、長いながらも飽きることはない。テロ計画が明白になった中盤からはスパイ小説全開モードで、ベタながら一気に展開する。この辺りが一番楽しかったかも。

    脚本家でキャリアを積んだ作者らしく、インパクトの強い台詞が多く、またキャラ造形も抜群に巧い。ピルグリムとサラセンの過去を対比させつつ、人生を掘り下げるシーンは読み応えがあるが、遠回りになっているので、小説としての構成はほぼ破綻している。要所要所で主人公がヒーロー化する展開も”ザ・ハリウッド”なのだが、必要枠なんだと咀嚼してしまえば何てことはない。年

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    2015年01月20日
  • ピルグリム〔1〕 名前のない男たち

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    久しぶりに、超大当たりを引いたかも。
    昔、フレデリック・フォーサイスや
    ロバート・ラドラムらをむさぼり読み、
    興奮した頃を思い出した。
    人物描写の深堀り具合にググっとひきつけられる。
    決して冗長なわけではなくて、非常にうまい。
    お願いだから、第 3 巻まで失速しないで欲しい。

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    2015年01月18日
  • ピルグリム〔2〕 ダーク・ウィンター

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    201412/話が拡がり、緊張感のある展開が続く。主人公の諜報員である「わたし」が優秀過ぎるきらいがあるものの、実に面白い!

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    2014年12月07日