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Posted by ブクログ
つまりは第2巻です
『ピルグリム』とは名前のない男に与えられたコードネームでした
ふと『I am Pilgrim』という原題が目に留まる
うん、知ってたよ、『ピルグリム』って主人公のことに決まってるじゃん!なんだろう?なんて一瞬たりとも思わなかったよ(認めない人)
はい、物語はじっくりコトコト進みます
第2巻が終るところでもまだ『ピルグリム』はテロリスト〈サラセン〉と顔を合わせていません
3,000kmくらい離れてます
少しずつ少しずつ距離を詰める第2巻なんですが、不思議なスピード感に包まれています
じっくりコトコトなのにダレない
この不思議さは回顧録のように語られる文体とかなり頻繁にはさまれる「後になってこれが○○なことだと分かる」という表現にあると思います
つまり一々「これは伏線ですよ、後で効いてきますよ」って注意書きがされているようなもので、「えっ?どうなるの?」っていう興味がページを捲る手を早めさせるんですよね
でもね、これがあまりに多いんです
ちょっとやり過ぎじゃない?ってくら多いんです
こんなにやったら読者は最後のどんでん返しを準備万端で待ち構えちゃうんじゃんって
なのでここまでやる理由は次の2つのうちのどちらか、あるいは両方ということになります
・読者が準備万端待ち構えていても全く問題ないくらいの超弩級のどんでん返しが待っている
・頻繁に貼られた付箋は目眩ましで、読者が気付かないよう巧妙に隠された超弩級の伏線が存在する
どちらにしても超弩級な何かが待っている第3巻へGo!
Posted by ブクログ
1巻を受けて、サラセンの行動とピルグリムの追跡行が緻密に、そして濃密に描かれる。ただその分、話の展開が異様にのろい。しかも枝葉に流れることが多い。
サラセンのウィルス培養のとこだってここまで長々描くところもスゴイし、ピルグリムがそれを受けて雇われるわけだけど、それは前巻でわかってるので話が重複していく。あまりにも話が現在と過去が入り乱れるのでどうしても同じ話が出てくる。しかも今回はトルコの富豪事件の章も長いし。さらにはウフッツィ美術館の絵画修復まで。まるでダン・ブラウンだなぁ。
結局、”サラセンがウィルスを開発し、ピルグリムが連絡員の女性をトルコに見つけた”がこの2巻。
もちろん、文章も上手いしキャラもしっかりしてるので退屈せず楽しめるけどね。
3巻で終わると分かってて良かった。このペースで行くと海外ドラマみたいに数十巻になりかねないから。
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