原恵一郎のレビュー一覧

  • 豊作でござる!メジロ殿 (4)

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    江戸農書漫画、第4巻にして最終巻となってしまいました。
    最終話の話の畳み方が急な感じで、打ち切り? とも思いましたが、物語自体はきちんと完結しています。
    流しのプロ営農集団の話など、更に掘り下げて読みたかったエピソードもあるので、これでおしまいなのはかなり惜しいという気持ちでいっぱいです。
    個人的にはお城での水耕栽培の回で、現代では当たり前の植物の生長に合わせた液肥の成分(チッ素、リン酸、カリウム)の配合を無理やり登場させるのではなく、当時の技術ではそれらの成分の解析ができないので水耕栽培は実現不可能です、ごめんなさい、と正直にメジロ殿に言わせる展開に好感が持てました。
    またどこかで続きやスピ

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    2022年04月09日
  • 諸国グルメ放浪記

    購入済み

    続きが気になります

    出てくる料理が美味しそう
    話も面白くサクサク読めました

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    2020年11月07日
  • 豊作でござる!メジロ殿 (2)

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    幕末の郡奉行で農業行政官の目白を主人公にした農学ミステリ漫画の2巻。1巻から一気読みしましたが、2巻では妹も登場してまた少し雰囲気が変わっています。
    農業水利、育種、養蚕など、今回もどの物語も幅広に「農学」を取り上げていて興味深く読むことができました。個人的には江戸の某大作家先生(ネタバレなので名前は伏せる)の旅行記のエピソードから、都会に生きた彼が信州で受けたであろう衝撃と地元の人々への深い感謝とがあれこれ想像できて面白かったです。

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    2020年05月06日
  • 豊作でござる!メジロ殿 (1)

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    江戸時代の信州を舞台にした、異色の(と言って支障ないと思う)農学ミステリ時代劇漫画です。
    学究肌で農業実践の成果を農書としてまとめる夢を抱く郡奉行の目白が、農政担当の行政官として農民の苦闘に寄り添い、農業に関する多様な問題の解決に取り組む姿を劇画タッチで描く物語、と書いてしまうと固そうなイメージですが、前述の通りミステリタッチで展開されるので、とても面白く読むことができます。
    1巻だけでも土壌肥料、病虫害、作物栽培、農村工学、食物学と多岐にわたるテーマが採り上げられていて、「農学」という学術分野の多様性に触れることのできる作品でもあります。
    それにしても研究にのめり込み行方不明になりがちな目白

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    2020年03月21日
  • 豊作でござる!メジロ殿 (1)

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    江戸時代農業ミステリ、かな?人情あり科学あり、すごく面白かった。ヒダルガミからここに来たのかと思うとぐっときます……。狂斎ともども応援。

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    2019年08月29日
  • 麻雀放浪記 凌ぎの哲 (1)

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    戦後のヤバイ雰囲気が過剰なくらい匂い立つ鉄火場。哲も含めて出てくる連中が全員狂っているうえに熱く毎回緊張感が尋常ではない。ニコニコ顔から急にドス黒いオーラで脅しつける描写が素晴らしい。
    個人的には麻雀劇画の超傑作。

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    2017年08月21日
  • 麻雀放浪記 凌ぎの哲 (4)

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    作者さんは無能な出版社と付き合わずにこれからも良質なマンガを描き続けて欲しいです。権々会編はマジで神。

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    2009年10月04日
  • 麻雀放浪記 凌ぎの哲 (7)

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    「最終的に金を払わなけりゃ負けじゃねぇ」ってぐらい、卑怯もここまでくれば痛快。このテの漫画によくあるような、こじつけたような仁義や人情がほとんど無い分だけ逆に面白く読める。

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    2009年10月04日
  • 諸国グルメ放浪記

    購入済み

    題名は・・・

    そのままなんだが、もうちょっとどうにかならなかったのか・・・。

    剣の腕も立つが人一倍食いしん坊の主人公が藩命で諸国の美味を
    書物にまとめる旅をするというお話。特に優れた設定とは言えないが、
    主人公の性格と雰囲気はいい。東日本編もあっても良かったと思うが、
    打ち切りだったのかなぁ。あと、美人があまり美人に見えないのが
    惜しかったかも。

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    2022年05月03日