藤井留美のレビュー一覧
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日照時間が以前住んでいた4分の1の場所で生活するようになり、
冬季の間、ひどい憂鬱感を感じるようになりました。
調べてみると、自分の症状が「季節性情動障害(SAD)」とわかり、
このSADを知りたいと思い、たまたまこの書籍に出会いました。
その中で、詳しくSADに関しての説明が書かれてあり、非常に参考になりました。また太陽光の光の「凄さ」を身に染みて感じるようになりました。
自分自身がなぜ、外に出るのが好きなのか、その根本的理由が、
光を求めているのではないかと、思えるようになりました。
日照時間の少ない地域では、冬季に少なくない人が、
①体重の増加 ②睡眠時間の増加 ③感情の落ち込みを、
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犬のトレーニングメソッドに関する本というよりも、ほぼシーザー・ミランの半生を綴った自伝のような一冊。
内容に関して恣意的な取捨選択は為されているだろうが、メキシコから不法移民としてアメリカに入国し、以降、ハリウッドを舞台に今の地位まで上り詰めたシーザーの生き様が、挫折も含めて読み応えたっぷりに語られている。
そして彼のこれまでの人生の大きな節目節目では当然、犬の存在が大きな役割を果たしたわけで、随所に挟み込まれるそんなエピソードの数々が自然に沁み込んでくる。
やはり、犬は飼い主の鏡であり、パック=家族のバランスを保つのは我々人間の大きな責任だ。
テレビシリーズでもおなじみだったダディがシーザ -
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私はナショナルジオグラフィックチャンネルでシーザー・ミランを知り、当時、犬は飼っていなかったにも拘わらず、「この男は犬の王か?」と思ってしまうほどの凄まじさにやられ、どっぷりと全シリーズにハマってしまったクチだが、その番組でおなじみの「運動・規律・愛情」という法則を始めとする様々なメソッドが出てきて、とても理解が容易かった。
無二の相棒だったダディとのエピソードも描かれ、その存在が大きかったことも改めて分かる。
彼のパックリーダー理論については、現在では否定的な見方も少なくないそうだが、"人間社会の中で犬の本能を封じることなく平和に共生する"という目的のために取る手段は、そ -
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信仰の発祥地、永遠の史跡など10に分けて紹介。
○謎の巨大遺構
「ビッグホーン・メディスン・ホイール」ワイオミング州メディスン・マウンテンの頂上にある。先住民が地面に石を並べた。上から見ると自転車の車輪の骨組みのようだ。
「チャコ・キャニオンの集落跡」ニュー・メキシコ州 プエブロ(村)の跡。建物がD字に配置され「キバ」と呼ばれる円形のスペースは儀式に使われたとされる。アナサジ族のもので「アナサジ」とは「他部族の遠い先祖」を意味する。が、アハサジ族は12世紀にチャコ・キャニオンから姿を消し別の土地へと移った。現代のプエブロの民であるホビ族と一部のナハボ族はアナサジ族を祖先と考え、ここを神 -
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この本は、副題の<「原子力の平和利用」がなぜ世界に核兵器を拡散させたか>を、計量的手法を用いて明らかにしようというものである。したがって、いわゆる環境の本という枠からは少し外れているのだろうが、「平和的利用」の中には当然「原発」も含まれるわけで、その意味からすれば、目を通してみるのも、あながち無駄なことではないと思う。平和的利用という名のもとに原子力“支援”を行う理由は、自国の経済的事情であったり、軍事的必要性であったり、要は都合の良いへ理屈にすぎないことは、誰もがわかりきっていながら、結果的に核兵器の取得を醸成することにつながっていることがよくわかる。IAEAなどを含めた国際的な諸機構も、こ
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