藤井留美のレビュー一覧

  • レッド・アトラス 恐るべきソ連の世界地図

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    パラパラと頁を捲る。驚くほど精緻に作られた地図で眺めているだけでも楽しめる。

    解説を頼りに眺めると、米国が作成した地図には記載されていない軍事的に重要な拠点が描かれていたり、逆にてんで間違った記載をしていることがあったり。
    あくまで軍事に根ざした(スターリンの指示により作成していたとのこと)地図であること、また地図を作るということの難しさを実感させてくれる。

    未だに詳細な地図はロシアの国家機密扱いらしいが、このような書籍を編纂できてしまうほどには流出している。

    巻末に収録されている東京の地図もなかなか趣深い。

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    2019年06月15日
  • 原子力支援  「原子力の平和利用」がなぜ世界に核兵器を拡散させたか

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    原子力支援の提供側と被提供側双方に様々な思惑(経済的利益、周辺国への脅威等)があり、結果的に核兵器拡散につながった可能性が高いことが統計的分析により示された。IAEAにとって日本がよい事例(原子力支援を受けていながら核兵器保有を企図しなかった例)であることは興味深かった。

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    2019年02月24日
  • 1日15分、「日なたぼっこ」するだけで健康になれる 太陽の恵みビタミンDが、太らない!がんに負けない!病気にならない!身体をつくる

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    日照時間が以前住んでいた4分の1の場所で生活するようになり、
    冬季の間、ひどい憂鬱感を感じるようになりました。
    調べてみると、自分の症状が「季節性情動障害(SAD)」とわかり、
    このSADを知りたいと思い、たまたまこの書籍に出会いました。
    その中で、詳しくSADに関しての説明が書かれてあり、非常に参考になりました。また太陽光の光の「凄さ」を身に染みて感じるようになりました。
    自分自身がなぜ、外に出るのが好きなのか、その根本的理由が、
    光を求めているのではないかと、思えるようになりました。

    日照時間の少ない地域では、冬季に少なくない人が、
    ①体重の増加 ②睡眠時間の増加 ③感情の落ち込みを、

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    2019年01月18日
  • ザ・カリスマ ドッグトレーナー シーザー・ミランの 犬が教えてくれる大切なこと

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    犬のトレーニングメソッドに関する本というよりも、ほぼシーザー・ミランの半生を綴った自伝のような一冊。
    内容に関して恣意的な取捨選択は為されているだろうが、メキシコから不法移民としてアメリカに入国し、以降、ハリウッドを舞台に今の地位まで上り詰めたシーザーの生き様が、挫折も含めて読み応えたっぷりに語られている。
    そして彼のこれまでの人生の大きな節目節目では当然、犬の存在が大きな役割を果たしたわけで、随所に挟み込まれるそんなエピソードの数々が自然に沁み込んでくる。
    やはり、犬は飼い主の鏡であり、パック=家族のバランスを保つのは我々人間の大きな責任だ。

    テレビシリーズでもおなじみだったダディがシーザ

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    2018年12月27日
  • ザ・カリスマ ドッグトレーナー シーザー・ミランの犬と幸せに暮らす方法55

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    私はナショナルジオグラフィックチャンネルでシーザー・ミランを知り、当時、犬は飼っていなかったにも拘わらず、「この男は犬の王か?」と思ってしまうほどの凄まじさにやられ、どっぷりと全シリーズにハマってしまったクチだが、その番組でおなじみの「運動・規律・愛情」という法則を始めとする様々なメソッドが出てきて、とても理解が容易かった。
    無二の相棒だったダディとのエピソードも描かれ、その存在が大きかったことも改めて分かる。
    彼のパックリーダー理論については、現在では否定的な見方も少なくないそうだが、"人間社会の中で犬の本能を封じることなく平和に共生する"という目的のために取る手段は、そ

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    2018年12月20日
  • いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 世界の聖地BEST500 [コンパクト版]

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    "地球の織りなす自然の景色や、先人たちが作った遺跡、宗教の聖地などが美しい写真と共に目の前に広がる。
    目次は
    1.伝説の風景
    2.謎の巨大遺構
    3.信仰の発祥地
    4.永遠の史跡
    5.日々の祈り
    6.神が宿る場所
    7.巡礼の道
    8.儀式と祝祭
    9.忘れえぬ人々
    10.心を見つめて"

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    2018年10月20日
  • いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 BEST500 [コンパクト版]

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    "ナショナルジオグラフィック社が編纂した旅行ガイドブック。美しい写真と解説がある。最適なシーズンとその場所での観光にかかる期間や料金の情報などが掲載。URLもあるので、興味を持った人はそちらから、さらに夢を現実のものに引き寄せることができる。
    いつかは行ってみたいと思える場所がいっぱいある。
    「いつか」という言葉はとても危険な言葉・・・
    「いつか」は一生やってこない永遠・・・
    「いつか」は、何もしないということ・・・
    としたくない人は、今一度我が身を振り返り、本当にやりたいことを心の中から見つけて、実行してみよう!"

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    2018年10月20日
  • いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 世界の聖地BEST500 [コンパクト版]

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    聖地と呼ばれてる場所をかなり丁寧に紹介している本。写真を眺めているのも楽しいが所々に聖なる○○トップ10を紹介しているのも良い。ステンドグラストップ1のアメリカにあるブラウン長老派記念教会に行ってみたい。

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    2014年07月28日
  • いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 BEST500 [コンパクト版]

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    いきたいとこたくさんありすぎ。知らないままって相当持ったいないね。せめてこの本で行った気になろう。オヌヌメ!

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    2011年10月07日
  • 動物と自然に感動する地図帖 地球も生物もすごい!と驚く100テーマ

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    ただの地図情報ではなく、テーマに一捻り加えられているところが面白い。リソースの問題からか、言いたいことに対してダイレクトでない指標が使われているところと、情報が古くなってしまうだろう部分があるのが惜しいが、メッセージ性は存分にある。

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    2025年12月14日
  • 第三次世界大戦をいかに止めるか

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    英エコノミスト誌の編集長も務めた筆者による極めてバランスの取れた論考。

    想定される台湾紛争の直接の当事者は中国、台湾、米国としているが、本邦についても当然独立の章を設けて論説している。

    関係する当事国それぞれが誤解の余地を与えないように協力し、中国を封じ込める、即ち武力紛争を起こせば只では済まないことを肝に銘じさせることが肝要とのことだが、それで暴発を防げるのか。

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    2024年12月16日
  • いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 世界の聖地BEST500 [コンパクト版]

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    信仰の発祥地、永遠の史跡など10に分けて紹介。

    ○謎の巨大遺構
     「ビッグホーン・メディスン・ホイール」ワイオミング州メディスン・マウンテンの頂上にある。先住民が地面に石を並べた。上から見ると自転車の車輪の骨組みのようだ。

     「チャコ・キャニオンの集落跡」ニュー・メキシコ州 プエブロ(村)の跡。建物がD字に配置され「キバ」と呼ばれる円形のスペースは儀式に使われたとされる。アナサジ族のもので「アナサジ」とは「他部族の遠い先祖」を意味する。が、アハサジ族は12世紀にチャコ・キャニオンから姿を消し別の土地へと移った。現代のプエブロの民であるホビ族と一部のナハボ族はアナサジ族を祖先と考え、ここを神

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    2021年06月16日
  • ザ・カリスマ ドッグトレーナー シーザー・ミランの犬と幸せに暮らす方法55

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    【目的】犬の問題行動の改善のヒントを得るため

    犬はエネルギーに敏感な動物だ、という主張を読んでいて、確かに犬は「気がわかる」生き物だと捉え直すと腑に落ちる感じがあった。一方、犬との棲み分け、境界をどれほど明確にするかはそれぞれの犬と家庭次第だと思う。
    本書を読んでいるとだいたいの問題行動への対策はまず「散歩量を増やすこと」で、その上でどれだけ行動が改善されるかで次の対応を考えた方がよさそう。

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    2020年12月20日
  • レッド・アトラス 恐るべきソ連の世界地図

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    情報は武器である、ということと、ソ連は本気だった、ということ。パラメータがちょこっと変わっていたら、東側が勝っていた、という世界線は普通にあり得たのだなと思う。

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    2019年05月20日
  • ザ・カリスマ ドッグトレーナー シーザー・ミランの犬と幸せに暮らす方法55

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    書き方は変えているが核となる内容は前著の『あなたの犬は幸せですか』と同じ。とにかく「運動・しつけ・愛情」の順番が大事だということ。
    これを理解するには前著の方が読みやすいと思う。本書はあまり役に立たない体験談などでページを増やしている。新たな発見がほとんどなかったので☆3つ。

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    2017年12月07日
  • 原子力支援  「原子力の平和利用」がなぜ世界に核兵器を拡散させたか

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    この本は、副題の<「原子力の平和利用」がなぜ世界に核兵器を拡散させたか>を、計量的手法を用いて明らかにしようというものである。したがって、いわゆる環境の本という枠からは少し外れているのだろうが、「平和的利用」の中には当然「原発」も含まれるわけで、その意味からすれば、目を通してみるのも、あながち無駄なことではないと思う。平和的利用という名のもとに原子力“支援”を行う理由は、自国の経済的事情であったり、軍事的必要性であったり、要は都合の良いへ理屈にすぎないことは、誰もがわかりきっていながら、結果的に核兵器の取得を醸成することにつながっていることがよくわかる。IAEAなどを含めた国際的な諸機構も、こ

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    2015年09月19日
  • いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 BEST500 [コンパクト版]

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    知らない場所がたくさんあった。さらにいろいろな所に旅行してみたくなった。
    あまりガイドは詳しく書かれていないので、この本で気になったところをさらに調べてみる・・・という使い方がいいと思った。

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    2012年06月10日