Hitenのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ爽やかな青春タイムリープ物語でした!
第一巻から、ずっと真琴ちゃんを置き去りにしてしまっていることが貴になっていましたが、彼女が救われるエンドにほっと一安心。
タイムリープによって完全無欠の未来(※ ただし真琴ちゃんを除く)を手に入れた巡くんが、時間遡行の能力を手放しても、一度きりの青春を怠惰に浪費した最初の未来を選んだ行動が、とても丁寧に書かれていました。
タイムリープを重ねて仲間たちと積み上げてきた時間は事実上消えてしまいますが、巡くんの記憶にその経験が蓄積されているからこそ、仲間を信じて敢えてバラバラの道を進むことができたのでしょう。
選ばれなかった未来を進む人たちの切なさに思い至った点にも、巡くんの成長を感じます。
かけがえのない恋人とともに、ふたたび仲間と友情を育んでいく明日が見える、希望にあふれたお話でした。 -
匿名
ネタバレ 購入済み全体的にモヤモヤ
心は通じ合っているのに、なかなか目に見える進展がなく、ダラダラした展開が続いているように見え凄くモヤモヤすることが多い回でした。
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購入済み
今巻は期待ハズレ
三河ごーすとさんは作者買いするくらいに好きな作家さんだけど、
この作品自体がネット発だからだろうか?
そっちに引っ張られ過ぎてる感が否めない。
そして、ストーリーをつまらなくっしている。
特に今巻は内容的にも残念さを感じる。
期待してる作品だけに、ネットとは別で考えて
三河ごーすとさん主体で作品作りしてくれた方が良い作品になると思う。
場合に拠っては次巻で買わなくなるかも。
ガッカリした。 -
購入済み
キャラ化する/される子どもたち
表題の本によると、昨今の中高生の間ではスクールカーストが固着化し、本人の意思に依らず最初に決定づけられたキャラクターを演じざるを得ない子が多くいるそうです。短くとも三年、長くは中高あわせて六年以上ですね。
とはいえ、それは古くから女子の世界では普通にあったこと。自説ですが、女性が大人になっても実家に依存する傾向が多いのは、中高生時代に(あるいは職場などでも)キャラ化から解放される安寧の地が家庭である事に依るのでは、と思っています。
そのスクールカーストが今では男子の世界にも普通に存在しているのは何故なのか。これも自説ですが、共働き・長時間労働による家庭の空洞化によって、そもそも「本来の自分」というものを醸成しきれていないせいなのでは、と考えています。乱暴にまとめるなら「自己肯定感の欠如」であり、他者に決められたキャラを演じることでしか「そこにいる自分」を定義できないということなのではと考えます。
そういう今どきの高校生社会の中で、ついついキャラを演じてしまう自分に忸怩たるものを感じている不器用な男の子が主人公です。
「弱キャラ友崎くん」と真逆な志向で少々ナイーブが過ぎるのではないかと思うのですが、中高生の子たちは共感できるのかもなぁと思ったり。
主人公くんに与えられているテーマが上述の通り結構重いものなのですが、そこらの取り扱いは少々雑な印象。「本当の俺はこんなキャラじゃない」的なことを宣っていますが、「本当の俺」についてはあまり伝わってきませんでした。ある種の厨二病的な自意識過剰感があり、そういう意味ではリアルなのですが共感は難しいなぁと。
その主人公の気持ちをヒロインの子の二重人格と重ね合わせたりもしていますが、深掘りが足りず噛み合いが甘い。
テーマの重さと要素の多さが文庫本一冊に収めるのにはしんどいのかなと思いました。